切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

細かな花柄オーダー④-3

「桜蘂空青ければ降り続く」(棚山波朗)

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漸く、桜も散り川面には花びらが敷き詰められます。道路の隅に舞い降りた花びら達は、自動車の走りゆき勢いに乗せられ、かわいらしくも行儀よく並んでくるくる回りながら転がっていきます。毎年信号を待ちながら見る光景。

「さくら散り蘂降り歳また重ね」(鷹羽狩行)

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「桜蘂散りつくづくと地べたかな」(宮津明寿)

今日は気温が20度を超え、半袖姿の方も見かけ、また「熱中症」などという声まで聞こえてきそう。「ブーン」と、早、昨夜一匹の蚊が参り込んで来ていました。明日は、実家の筍掘りに出向きますが、この気温上昇で慌てて目覚めた筍君も、出て来ていますでしょうか。

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De la matière friable que peut-on retenir ? Rien, si ce n'est la beauté. Aussi doivent nous suffire les fleurs des cerisiers et les chrysanthèmes et la pleine lune.

 

細かな花柄オーダー④-2

「宗教超え神のご加護を巴里の空」(桑原正彦)

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一昨年になってしまいましたが、何枚も何枚も、訪れた折、感動の余りに撮った大聖堂の写真を今更になりますが、何枚上げても空しくなるばかりです。信じられないような光景が、昨日テレビの中から移り出されました。炎は屋根裏の木材を一気に走り抜けたそうで、尖塔は瓦解し、灰塵積もる聖堂内は、人間の無力さを痛感するばかりですが、12世紀に建立し、繰り返し修復・改修を重ねて来たのも、人間の力。尖塔は修復前より10メートルも高くなっており批判もあったとかで、どの時代への修復かがいつも問題になるそうですが、何とか骨格は残されたのだそうですが、あの薔薇窓は、数あるステンドグラスはどうなったのでしょうね。何十年とかかる作業となるのか、マクロン大統領の手腕問われ、人気回帰となるのか。あらゆる画策がもうすでに始まっているのかもしれませんが、12世紀の歴史的重みには戻れないかと思うと、悔いは残り、手を合わせるのみです。

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La flèche et une grande partie de la toiture de la cathédrale Notre-Dame de Paris se sont effondrées lundi 15 avril, sous l’effet d’un violent incendie parti des combles, où des travaux étaient en cours. Si l’incendie a été maîtrisé, 50 enquêteurs de la police judiciaire sont mobilisés sur l’enquête pour «destruction involontaire». La piste accidentelle semble privilégiée. Les travaux de sécurisation doivent durer 48 heures.

Un feu qui part des combles, une flèche qui s’effondre et un monument historique qui menace de vaciller: voici ce qu’il faut savoir du violent incendie qui a ravagé lundi 15 avril la cathédrale Notre-Dame de Paris.



 

 

 

 

 

 

細かな花柄オーダー④-1

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「炎の色の若葉に囲まれをりし家」(konkon)

見事に赤く染まる季節到来。レッドロビン、要黐。眩しいばかりの赤をみながら、こちらの赤もそれは輝いていました。14年ぶりの5回目の快挙、マスターズトーナメント優勝タイガー・ウッズ。満面の笑みは感動でしたね。

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昨日偶々、先日衛星で途中からしか見られなかった映画「聖の青春」の原作を読み終えました。もう最後は涙なしには読み終えられない村山聖棋士の生きざまでした。映画は途中からでしたので、リリーフランキーの役柄が把握できていなかったのですが、本を読んでこの人しかできない役だなと超納得でした。幼き頃からのネフローゼの病魔に付きまとわれながらも、生涯将棋士名人を夢見て果てた人生。彼は、あちらで、ウッズ優勝をどんな思いで見ているでしょう。10数年のどん底の世界から復活した彼の笑み。天才の苦悩は孤高であるだけにはかり知れず、それだけに支えてくれる人の存在は大きいのでしょう。凡人に勇気を与えてくれた感動の1日でした。ありがとう。

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六甲で開催されていました「切り絵アート展」のポスターをA3にコピーしたのをオーダーを受けて切り出しました。白地もいいかなっと重ねて切り出しました。

Tiger Woods a été sacré champion du Tournoi des maîtres dimanche grâce à une prestation sans faille en fin de parcours à Augusta. L'Américain n'avait plus goûté à la victoire dans un tournoi majeur depuis l'Omnium des États-Unis en 2008.  Il s’agit d'un cinquième veston pour Woods, après ceux portés en 1997, 2001, 2002 et 2005.

細かな花柄オーダー③-4

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4月も半月が過ぎますが、まだ川沿いの桜が満開のまま留まっています。その所為でしょうか、昨日主人は筍掘りに招かれて出かけましたが、枯れ笹に埋もれた芽を捜すのに苦労したようです。管理人さんによれば、桜が散り出さないと芽をださないのだとか。毎年同じ時期に招待されていますから、今年はかなり気候がおかしいのでしょうね。まだ冬物が片付けられません。急いで蒔いた夏野菜の種はまだまだ眠ったままです。

「落球と藤の長さを思ひけり」(あざ蓉子)

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左がうちの藤。右はご近所で名所になっています藤棚。この違いは何なのでしょう。苗を買い求めてから十年以上は経っているとは思うのですが、買い求めた翌年に一房咲いて以来花がついたことがありません。何度も、ググっていますが、「花が咲きません」という検索タイトルがズラズラと出てきます事からも、藤の花付の難易度はかなりレベルが高いようです。ご近所の名所となっています住人に尋ねようかとも思うのですが、ご主人の剪定風景をお見掛けする限り、近寄れそうにない通人のようです。散歩していて、うちと同様に葉ばかり茂った鉢植えを見ると、親近感が増しますが、同罪意識とは。

「死を願う心起こりしことなきや母看る我に問いし人あり」(島村久夫)

「親の死を待ってるような生き方はいやだが他の選択がない」(村上明美

今週の朝日歌壇に選ばれた短歌二首。日本の総人口は減少するばかりの中、高齢者数はうなぎのぼり。そんな中、相変わらず、句にしか募る思いをはけ口に出来ないかのような体制をどうやったら変革できるのでしょうね。先日、英字紙の「親の介護」の記事を読みましたが、親であろうが、介護する人という立場で線引きがされていて、対象が誰であろうともそこには必ず労働としての対価が派生するものという感覚が常識。何とも気持ちいいほどに割りきられた世界。その裏には、冷酷までのシビアな世界があるのかもしれませんが、日本には、まだまだ身内と他人の間に線引きがあるという感覚の壁は厚いですね。それが、「おれおれ詐欺」を生み、高齢者の貯蓄は募るのでしょうか...

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“Celui qui porte aide aux méchants finit par le regretter.”

 

 

細かな花柄オーダー③-3

「わが作るゑんどう神の恵得て」(山口青邨

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スナップ豌豆がなりだしました。パスタスープに入れてみましたら、さすが捥ぎたて柔らかく美味でした。大満足。貴重なうちの菜園の収穫物です。

「ええ、という相槌をうつ術を得て社会人ってずっとこうかな」(山口文子)

4月も半ばとなり、新入生はそろそろ遊ぶ余裕が出来たでしょうか。新入社員さんはどうでしょう。「そうなんですか?」が口癖になった達人が私の近辺にゐます。知っていることでも、実に新鮮な情報を得たかのように受けごたえされるのには、感服するばかりですが、こちらはついつい口に出そうになるのが「知ってるわ」「聞いたわ」。何とも社会性のないことでしょうね。

「なんとなく社会人めくとりあえずお疲れ様ですとあいさつをして」(小島なお

近所の独り暮らしのおばあちゃんが亡くなられ、取り壊された空地が売れて二軒建ちましたが、その一軒に若い夫婦が来されてきました。高齢化した近所に新鮮な風が舞い込んだようで、つい顔を合わせましたら「お世話になります」と言ってしまった私。言葉を失っていた新参の若者でした。何とも、どこぞの大臣発言ではありませんが、世間の風知らず者は口は開けるものではないですf*_*;;

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Parlons de ce petit truc de sorcellerie de débutant que tu m'as fait. Tu sais, le truc rigolo où mon cerveau était en feu ?

細かな花柄オーダー③-2

「チューリップ喜びだけを持ってゐる」(細見綾子)

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ご近所の玄関先のチューリップです。うちは久しく球根を買わなくなり一つも咲かなくなってしまいました。去年トランジットで立ち寄ったスキポールの空港内では球根は買わず、たっぷり入った種子を買ったのですが、一つが芽がでないまま春を迎えることとなりました。65ユーロぐらいはしたと思うのですが....

「チューリップ明るいバカなぜ悪い」(ねじめ正一

いつでしたか両親の何回忌かの法事の折だったと思うのすが、弟がポロリとこぼした話をふと思い出しました。弟は幼稚園のお絵描きの時間の折にチューリップの絵を描かされたのだそうです。それが、常日頃姉二人の教育が行き届き、それは見事な例のギザギザカットのデザイン化されたチューリップを描いたのだそうです。そうしたら、皆から「うまいなあ!!!やっぱり、名前に「〇〇ひこ」だけあるなあ、女の子なんや」っとかなり長い間。冷やかされたのだそうです。まさか、そんな事を言われているなどとは、この年になるまで知らず。弟の姉二人への「恨みつらみ」の一片を学んだ次第でした。人は、こんな無慈悲な一方通行の愛という残酷な罪を犯し続けているのかもしれません。

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蛇の目傘が透けていて、その背後の着物の柄が見えています。さて、それを切るかどうか迷いましたが、切るだけ切って、色付けの折に透明の朱色の和紙で傘を覆うつもりです。

Le pire pêché envers nos semblables, ce n'est pas de les haïr, mais de les traiter avec indifférence ; c'est là l'essence de l'inhumanité.

 

細かな花柄オーダー③-1

「開く扉を春光射し入る幕間かな」(村田脩

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日溜まりから咲きだしたモッコウバラを活けようかと、足を伸ばしてみましたら、うちの中でも最高の日光浴楽しめる場所に、三毛登場です。先日超音波機二台設置しましたので、猫も今度こそは「回れ他所地へ」と思っていましたが、土足(?)で侵入とは。浪花イバラの棘をもろともせず庭に入り込んでくるかと思いましたが、不穏な音に慄いたのか立ち去りましたっと思うのは...

「春の闇深うたちまち世も暗転」(村田脩

ドーナツかと思いきや、国際共同グループによる巨大ブラックホー撮影に成功した画像ですが、それは月面に置いた野球のボールを地球から見た時の大きさなのだとは。日本の技術力が大いに貢献しているのだとか。

「洗いざらいこの星の武器呑んでくれ」(阿部功)

ついつい、画像を見てゐますと、あの闇に心だけが吸い込まれていくような気分になりますが、宇宙の神秘も手ごろなものになっていくのでしょうか。

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今日は、二時に予約で出向いた病院でしたが、診察に呼ばれたのは4時。少々どころか、病院の空気を吸い過ぎました。CTには暗闇はありませんが、息を吸う度、一体私の何.を吸い取られているのかと思うのも愚かなる夢想ながら...

Une présentation du succès de l'Event Horizon Telescope qui vient de livrer la première image d'un trou noir, celle de celui qui est supermassif et qui se trouve au cœur de la galaxie elliptique M87 à environ 53 millions