切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

ムーミン尽くしー重ねてムーミンリース

「石段ずれて白粉花活きいき」(長崎桂子) 白粉花(おしろいばな)はとても丈夫な花でどこかしこにもあったものですが、最近はさてわざわざ植える人も居ないのでしょうか。これは、神社の登り口の階段沿いの石段の隙間の土を見つけて育ったのでしょうか。赤…

ムーミン尽くしームーミンリース

「冬瓜と帽子おきあり庫裏の縁」 」 弟によれば、冬瓜は勝手に知らぬ間にいくらでもごろごろとなりますとのことで、沢山頂いて帰って来ました。葉の様子を見ながら、ひょっとしたらうちの庭をのたうち回っている蔓の群生の犯人は冬瓜だったのかと思いだして…

オーダーに応えてー12人のミー尽くし

「みそはぎの野にたたずめば何もかも」(岡井省二) 今朝の折々の言葉より 「欠点は出しゃばらない。いつも、恥ずかしそうにしている。奥床しく、誠実で謙虚だ。反省もする。努力もする。だから、可愛い」(早川義夫) さて、何もかもの次なる言葉を考えると…

オーダーに応えてーようこそムーミン一家

「生身魂(いきみたま)七十と申し達者也」(正岡子規) 今で言えば90歳ぐらいになるのでしょうか。この生身魂という言葉はご存知でしょうか?盆が過ぎましたが、改めて紹介しましょう。 >盆は故人の霊を供養するだけでなく、生きている年長者に礼をつくす…

オーダーに応えてーミュシャJOB

「枝豆の過不足のなきみどりかな」(山口速) 夏のビールのお供に欠かせぬものと言えば、やはり枝豆でしょうか。それにしても、東京の気温を聞いていると、ビアガーデンもひょっとすると閑古鳥が鳴いていはしないでしょうか?昨日は最高気温が21度だったとか…

アニメキャラを額に入れてーポケモン

「燃え尽きてやがて消えゆく大文字」(長嶺勇) さあ、今日からはまた仕事っと通勤ラッシュに揉まれた方ご苦労様です。今夜は送り火、京都大文字ですね。いつでしたか、母が大文字が見たいからと言いだし偶々ベストポジションのホテルの空きもあったというの…

アニメキャラを額に入れてー弱虫ペダル

「堪ふる事いまや暑のみや終戦日」(及川貞) 昨日から何だかめっきり秋らしくなったような気がしますが、このまま夏がフェイドダウンするとは思えませんが、一息。しかし、関東では今夏は雨も多く中々30度超えずレジャー施設も空いているのだとか。この句は…

アニメキャラを額に入れてーおそ松さん花火大会

「炎天に脳細胞が融けてゆく」(二瓶洋子) 山の日から数えれば今日はもう四日目。早いものでもう昨夜からUターンラッシュだそうです。実家に戻っても三日も居ればお互いへとへと。台風一過、ジジババは湿布を貼りグーグー。大変なのはパパでしょうか。何と…

アニメキャラを額に入れてーティムバートン風おそ松さん

「来て洗ふ応へて墓のほてるかな」(星野夢麥人) 今朝は風があり涼し気でしたので、15日に行くつもりでしたが、前倒しして墓参りに出向いて来ました。湿気が少ない日で墓にも風があり墓掃除もはかどりました。春の彼岸以来ですが、参られることもなくなり鬱…

重ね切り絵色々ー草原の中のムーミン達

「たたなづく御巣鷹山へ墓参せん」(阿波野青畝) 日航機墜落事故から32年となりました。今朝の新聞に、主人をなくされた奥さんの記事を読みました。主人が事故前に買いサイズが合わず手直して届いた高島屋のジャケットの入った箱が未だに紐も解かれず置き続…

重ね切り絵色々ー背景用下絵

「何処へなりと遊べ夏山夏の川」(正岡子規) 今日は「山の日」??そんなのいつからでしたか?ご存知でしょうか?子供たちにすれば、夏休みなので八月の祝日などありがたくもなんでもないのでしょうが、会社人には暑い日々、盆の前倒し。今日から盆長期休暇…

重ね切り絵色々ームーミン一家のピクニック

「百日紅しづかに蟻のゆきあへる」(加藤楸邨) 夏休みになると、爺さん婆さんは忙しいのでしょうか。さてこの爺々と孫はどこへ行くのでしょうね。しかし、今年の夏は心穏やかでないのは、ジジババだけでなく親御さんも学校の先生も気が気ではないのでしょう…

重ね切り絵色々ームーミン&スナフキン&ミー

「とむらひの鐘の長崎蝉時雨」(新井泰子) 「かの広島長崎蝉の穴無数」(柴田いさを) 蝉が朝早くから、シャーシャーと鳴り響きますが、その声が日によって違って聞こえ、たった一日の蝉のはずが世を悟っているようです。 「昭和の日嗚呼広島よ長崎よ」(稲…

重ね切り絵色々ー若冲天井画

「八月や後戻りし止まる電車」(吉田香津代) 今日8月8日はよほど語呂合わせ向きの日なのですね。 「算盤の日」「パチンコの日」「おばあさんの日」「プチプチの日」「パパイヤの日」 「親孝行の日」「笑いの日」「タコの日」「デブの日」「ピアノの日」etc…

ステンドグラス風ー楓花

「そよともせいで秋たつ事かいの」(鬼貫) 今日はもう立秋。ご挨拶も「残暑見舞い」。テレビやラジオからは気温が35度以上を知らせるニュースが引っきり無しに聞こえます。それでも今日は台風の影響か、日差しは落ち着いていますが、横殴りの雨となりそうで…

ステンドグラス風ー緋牡丹

「魔の六日九日死者ら怯えたつ」(佐藤鬼房) 黙祷。 「また一人語り部の逝く原爆忌」(吉野濃菊) 昔は、一日テレビを点けると、白黒のドキュメント映画などがどの局でもやっていたような気がするのですが、普通の夏の一日になってきています。 「朝の膳に…

ステンドグラス風ー笹百合

「暗く暑く大群衆と花火待つ」(西東三鬼) 今夜は「みなとこうべ海上花火大会」だそうですが、人込みに揉まれるのが苦手で一度も出向いた事がないです。今はテレビで生中継などをしてくれるので、涼しくのんびり寝そべり、見られこれに勝るものなしと。先日…

ステンドグラス風ー向日葵

「二ひらの花びら立てて蛍草」(松本たかし) 「日盛りや青花紙の紺の照り」(大野林火) いつでしたか、折り込み広告に魅かれて注文した「明日葉」の苗三点セット。一苗300円だからいいかと思ったのですが、ついに最後の一苗も息絶えてしまいました。関…

追悼ージャンヌモロー凸切絵

「塀際へつめかけて咲く木槿かな」(荻人) 近所の90を過ぎて一人暮らしでおられるご婦人の庭。毎年木槿(ムクゲ)の花が塀を超えて咲き乱れます。木槿は「一日花」と言われますが、たくさんのつぼみが付き、次から次へと咲くので、桜のような潔さもなく、朝…

追悼ージャンヌモロー凹切絵

「手作りの新豆腐まず仏前に」(長谷山順江) 新豆腐などという幟がはためいていた豆腐屋さんなんて見かけなくなりました。まして、「ハープー」ラッパの音共に回ってきていた豆腐屋の声も聞こえなくなりました。新豆腐の季語は初秋。新しく収穫した大豆で作…

ステンドグラス風ールドウテの花と

「八朔やきりりと締めし博多帯」(高橋泉也) 今日は、八朔。八月朔日の略。この頃、早稲の穂が実るので、農民の間で初穂を恩人などに贈る風習が古くからあったのだそうです。このことから、田の実の節句とも言われ、この「たのみ」を「頼み」にかけ、武家や…

ステンドグラス風ーさかなとさかな

「日盛に時を違へず郵便夫」(飯岡良一) 7月も漸く終わり。「もう終わり」とは決して思わぬのも、この湿度の高い暑さの所為でしょうか。こんな夏日の中でも、最も照り付けのきつい正午から3時頃に律儀にも郵便屋さんは配送に余念がないです。ご苦労様ですが…

夏風情ー団扇向蓮

「真夜覚めて軒打つ喜雨の心地よき」(中田きみ江) 梅雨明けでからの方が雲の色がくすんでいる日が多いように思いますが、雨にはならず湿度だけが増しているようです。今日は早朝にバケツをひっくり返したような勢いの雨。慌てて窓を閉めにかかり、またもや…

夏風情ー団扇糸瓜

「月下美人しぼむ明日より何待たむ」(小島照子) 一昨日夜に7つ。 昨夜に三つ。計10個の花が咲きました。昨夜は茎から切って部屋に挿しておきましたが、朝になるとやはり萎れてしまっていました。 「月下美人一分の隙もなきしじま」(阿部みどり女) 二日…

夏風情ー団扇向日葵

「木と紙の家に住み古り鶏頭花」(竹部千代) まだ夜が来る 近所のおばあさんの御家の玄関先です。きっと仏花にされるのでしょうね。昔はどこの家の庭先には必ず咲いていた花。なぜ、そんなに重宝されたかと言えば、仏壇に飾るのに夏ピッタリだったからでは…

夏風情ー団扇朝顔

「畦に蔓延び西瓜の花に風」(山田泉) 今日は西瓜の日だそうです。西瓜の縞模様を綱に見立て、七(な)2(ツー)七(な)で「夏の綱」と読む語呂合わせだとか。かなり苦しいですが、西瓜の季節と思いますが、季語は秋。 うちのスイカの苗はプランターから…

やりたくてもやり残していた中からー中村佑介ファンからー音楽に乗せて

「うなぎの日うなぎの文字が町泳ぐ」(斉藤すず子) 昨日は土用の丑。朝から新聞の折り込みちらしは蒲焼のウナギ尽くし。スーパーは流れる放送から香りから鰻尽くし。まさに鰻の受難の日でしたね。 「遣り過すす土用鰻といふものも」(石塚友二) 確か、去年…

やりたくてもやり残していた中からーMental Gear Solid

「向日葵のただ一茎の炎天下」(山口青邨) 近所で見つけた向日葵です。空の青と花びらの黄色が実に生える花ですね。どうしう訳か私はこの花を咲かせたことがありません。いつでしたか、母に朝顔が向日葵を支柱にして登り詰めて咲かせていた話をしたら、それ…

やりたくてもやり残していた中からー映画「銀魂」から

「斯々も然々もなく暑気中り」(井桁白陶) > かくかく 斯々[副]ある事柄を引用する際、具体的な内容を省略していうのに用いる語。こうこう。しかじか 然々[副](「云云」とも書く)繰り返して言わないとき、わかりきったことをいちいち言わないとき、…

やりたくてもやり残していた中からー「銀魂」アニメ画像から

「往く人のなくて大暑や町しづか」(池下よし子) 今日は二十四節気の大暑。いよいよ本格的夏の到来。小暑から大暑。まさに暑さ絶頂ですが、今日は空も曇り風があり一息です。扇風機を回し続けるより、何より自然の風は心が休まります。自然に感謝です。 「…

やりたくてもやり残していた中からー「星野源インタビューから」

「羽化終えて蝉しばらくの青雫」(湯橋喜美) 主人の早朝散歩も一年以上が過ぎ、参拝する神社の御賽銭5円のトータルは一体いくらになっているんでしょうか。そのご利益あってか、家族皆大過なくおります。今朝は蝉の羽化に遭遇し写メを送ってくれました。透…

やりたくてもやり残していた中からー「星野源の中から」

「どこもみな子連れ客きり夏休み」(北浦義雄) 今日から概ねどこの学校も夏休み開始なのでしょうか。うちの前の路地は通学路になっているのですが、昔ほど子供達の声がしなくなり、定期考査の日取りも長期休暇のスタート日も気づかぬようになってしまいまし…

やりたくてもやり残していた中からー「夜は短し歩けよ乙女」ミニサイズ

「梅干して香りのこもる狭庭かな」(堀尾早苗) 「ほんの少しより梅漬けず二人ゆゑ」(及川貞) 梅雨が明け、土用入りとなり、梅を干しました。今年は、カリカリ梅を二キロも漬けたので、大梅だけを一キロ漬けることにしましたが、一キロと言えども土用干し…

やりたくてもやり残していた中からークライストチャーチの食堂ステンドグラスから

「葉も蟹も渦のうちなる土用かな」(依光陽子) 土用と言えば、夏のウナギが連想されてしまいますが、各季節にあるのですね。 >陰陽五行説で、春・夏・秋・冬をそれぞれ木・火・金・水とし、(余った?)土を各季節の終わりの18日間に当てはめたことから、…

ミー尽くしのリクエスト:7人のミー達

「花茗荷土の冥(くら)さに咲きにけり」(山田弘子) 茗荷(みょうが)の花の透き通るようなレモン色の花は土の中から顔を出すと、確かに土との色の対比をなして、この「冥」という感じがぴったり嵌るような気がします。 「花茗荷一輪浮かす味噌汁に」(武…

ミー尽くしのリクエスト:9人のミー達

「海の日といふ休日の何もなし」(久保田一豊) 祝日の無かった月に出来た祝日「海の日」未だに、祝日のないのが6月。夏休みも近い中、子供達にとって「海の日」の有難さってあるのでしょうかしらね。毎日が曜日の感覚のなくなっている私には無縁の日の一つ…

ミー尽くしのリクエスト:13人のミー達

「紙魚ならば棲みても見たき一書あり」(能村登四郎) 紙魚(しみ)見なくなりました。昔、父の部屋に行くと読みもしないのに買い揃えた本が本棚で崩れんばかりにある中で物色してキラリと光るタイトルに惹かれて手を出すと、中からへしゃげたように薄べった…

ミー尽くしのリクエスト:ミー編み物

「盆礼に忍び来しにも似たるかな(高浜虚子) 今日、7月15日は中元。半年生存の無事を祝い、祖先の霊を供養する日。 元々は正月15日の上元、7月15日を中元、10月15日の下元をあわせて「三元」とする道教の習慣で、中国仏教ではこの日に祖霊を供養する「盂蘭…

ミー尽くしのリクエスト:ミーぐるり

「搬出の絵の横歩きパリー祭」(長井順子) 「長きパン抱へて帰るパリ祭」(遠藤逍遥子) 「黒猫が尾を立て過ぐる巴里祭」(荒井千佐代) こんなパリ風景もいつの時代のことでしょうかしら。今日は「le 14 juillet カトルズジュイエ(革命記念日)」 「ジャ…

安らぐムーミン一家の依頼より④

「葉隠れの青柿日々に太りけり」(西野和子) 近所のおうちの柿ですが、さてこの実はどれだけ生き残るのでしょうかしら。 「落ちざりし青柿躍る颱風後」(山東三鬼) 今回の豪雨被害が甚大だった朝倉市は富有柿の産地なのだそうです。先日テレビで映し出され…

安らぐムーミン一家の依頼より③

「団扇膝に立て世界は左右に分かれつつ」(上野泰) 確かに、団扇一つ、鉛筆一本、ものさし一つなどと並べていくと、ついつい浮かぶシーンは背中をボリボリ掻く姿でしょうか。そんな小さな小道具一つもが、大きな役割を果たすこともあるのでしょうね。先日教…

安らぐムーミン一家の依頼より②

「雲摑み天へ天へと凌霄花」(湯澤正枝) 鮮やかなオレンジ色の凌霄(のうぜん)の花は、日本には豊臣秀吉が朝鮮半島から持ち帰ったといわれている中国原産の蔓性の植物です。「霄」という字は空を意味し、空を凌(しの)ぐほど伸びるという途方もない名を持…

安らぐムーミン一家の依頼より①

「一ち二寸一夜に伸びしトマトかな」(前川嘉風) うちのトマトの苗も食べた種から機嫌よく芽を出しスクスク育ち、どれもお利巧そうでプランターに次から次へと移植したものの、いつの間にか過密だったのでしょうね、花が咲くところまでは至ったものの、葉が…

ムーミンのミー尽くし⑥

「空蝉のふくらみ二つともまなこ」(飯田晴) 今朝も晴間を縫うように、一鳴きしたら息絶えたのか静かな朝となり、まだまだ本格夏にジージーには時間を要するのでしょうか。 「もう少しの力空蝉砕けるは」(寺井谷子) 庭の草いじりをしていたら見つけてしま…

ムーミンのミー尽くし⑤

「初蝉の短くなきてあとは風」(桂信子) 今朝、初鳴きを聞き、さて今年はかなり早いのではないかしらっと思いつつ、去年の日記を繰るでもなく、何となく振り返ります。確か、うちの家の前を通る子供達の声が静まる頃、つまり夏休みの開始頃がいつも鳴き始め…

ムーミンのミー尽くし④

「けふの雨願ひの絲のきれやせん」(正岡子規) 九州ではまだ雨が降っているのでしょうか。昨日からテレビに移る流木の折り重なる悲惨な様を思うと、子等が園や学校で飾った笹など微塵もなくなってしまったのでしょうか。ささやかな願いも今となっては夢物語…

ムーミンのミー尽くし③

「『この味がいいね』と君が言ったから7月6日はサラダ記念日(俵万智) これがブレイクして早いもので30年だそうです。そうして記念日という言葉が定着して今日7月6日は「記念日の記念日」なのだそうです。 「クリスタル氷を入りて夏料理」(隠岐久美子) 雨…

ムーミンのミー尽くし②

「冷酒に亭主自慢の切子かな」(瀬尾睦夫) 今日7月5日は江戸切子の日なのだそうです。切子文様の一つ「魚子(ななこ)」から七(なな)五(こ)で「ななこ」の語呂合わせなのだそうです。うちにも、唯一ですが、義母の専用の一口サイズの梅酒入れが切子でし…

ムーミンのミー尽くし①

「松葉牡丹咲く家などとんと失せ」(高澤良一) 老夫婦のおうちなのですが、道沿いのフェンスに次から次へと季節の花が並びますが、夏が来るとこの花になります。昔はどこのうちの垣根越しには咲いていたと思うのですが、最近はサフィニア天下でしょうか。ど…

アラビック模様ーランチョンマット化

「地表灼けひるがほ小さき花つけたり」(三橋鷹女) 昨日から完全夏日でしょうか、30度を越えいよいよ夏到来ですね。 「杉垣に昼顔痩せて開きけり」(正岡子規) これはツツジの垣根でしょうか、隙間を縫うように昼顔が楚々と咲いています。 「昼顔のあれは…