切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

続くオーダー:光陰-2

「ざくろ咲く個々の思ひの個々のまま」(鷹羽狩行) 昨日吹田で起きた交番襲撃事件は、今朝逮捕されたとのニュースが報道されていましたが30代男性とのことでしたが、またもロスジェネで括られるかと思うと、高齢化少子化問題の闇は深刻ですが、当然のこと…

続くオーダー:光陰①-1

「庭の花活けし父の日淡きかな」(立石萌木) 今日6月16日は、語呂合わせから「むぎとろの日」「無重力の日」ですが、ダブリンではBloomsday 。「ユリシーズ」のながーい一日だけを描いたのがこの日。 毎年、夏至の日に紫陽花を吊るすことにしているので…

オーダー:蒼山日菜②-2

「路地の闇豊かに匂ふ花蜜柑」(塩千恵子) ご近所の毎年大きなレモンがなります。レモンは意外にも簡単だなあっと思いつつも、そういえば、一度もレモンの種は蒔いたことが無いことに気付きました。是非今度こそ、「道の駅」で美味しそうなレモンを見つけた…

続くオーダー:蒼山日菜②-1

「三日月の匂ひ胡瓜の一二寸」(佐藤惣之助) 漸く、胡瓜が三日月形から根本がしっかり緑も深まりゆき、今度こそは干からびずに達成してくれるかと日々眺めていましたが、つい先日の雨で一日見ない間に。びっくりどっきり。 「珍しいうちは胡瓜も皿に盛り」…

続くオーダー:蒼山日菜①-2

「暇乞い(暇乞い)旁(かたがた)百合を嗅いでいる」(池田澄子) 毎年のことながら、ここのおうちの鉄砲百合が見事に一斉に喇叭を吹くように路地に向かって開きだしました。まさに、この句のように、訪れた人が惜しむように花に見ほれて行かれます。 「百…

まだまだ続くオーダー:蒼山日菜①-1

「入梅晴やあかるい雲にこのあつさ」(正岡子規) 昨日は暦の上で「入梅」二十四節気「芒種」からかぞ言えて6日目頃。梅の実が黄色悔い色づき梅雨に入る頃を示しますが、実際の梅雨入りとは異なるようです。関西ではなかなか梅雨入り宣言は出ないようで、降…

A3シリズ色付けてー花魁

「たわわなる枇杷ごと家の売り出さる」(井上じろ) 通りがかりの路地で見上げた大木。もう「枇杷」の旬なのですね。さて、この家が空き家なのかは不明ですが、枇杷の木が茂った家は無人のイメージがくっついてきますのはどういう訳でしょうね。 「枇杷の実…

A3シリズ色付けてーベルばら②

「花南天実る容をして重し」(長谷川かな女) お向かいのおうちの南天が今年も見事に咲きだしました。冬には紅白の実がお目見えしますので、花色に違いはないのでしょうね。二つの苗が混線しているようです。 「座る椅子ひとつになれど母はまだ四つの椅子を…

A3シリーズ色付けてーベルばら①

「花畳七重八重なす山法師」(桑田青虎) 数年前に建った家ですが、その前庭に植えらていた腰丈ぐらいの木でしたが、一体何年経ったのでしょうね。久しぶりに通ってみたら見事に育ち、一面が真っ白に見えました。6月の雨模様の空に白がよく映えます。 「六…

A3シリーズ色付けてー竹藪のミニー

「むらがっていても淋しき鴨足草」(進青亀) 俳句では鴨足草と書いて、ユキノシタと詠ませますが、草のうえに雪がつもっても、その下に緑の葉があることから、そう言われるのだそうですが、白い花を雪(雪虫)に見立て、その下に緑の葉があることからという…

A3シリーズ色付けてー都踊り

「梅酒作り早く作らねばと思ひをり」(伊藤セキ) 黄色い梅ばかりが売り出される前にと焦っていましたが、無事安売り梅をゲットーして漬けることが出来ました。毎年思うのですが、この時期スーパーの店頭にはホワイトリッカー、氷砂糖、はちみつ、ガラス瓶な…

またまだオーダーに追われてーベルばら③-7

「芒種はや人の肌にさす山の草」(鷹羽狩行) 今日は、もう、二十四節気の一つ芒種。稲や麦などの穀物の種蒔きをする頃という意味ですが、今ではもう苗床が出来上がっているのでしょうか。その水田には、蛍が出始める頃。 「干し傘のふと飛んでいく芒種かな…

またまだオーダーに追われてーベルばら③-6

「ありなしの色から育つあじさい これ」(伊丹三樹) 左側が去年母の日に貰った鉢植え。一年たったお姿が右側です。これでは、「今年もキレイです」とは写メは送れそうにはありません。どうした訳か額アジサイに変身してしまっています。色だけは、日に日に…

またまだオーダーに追われてーベルばら③-5

「時計草記憶カイロがパチパチ」(桑田和子) ぅ 今日は、母の誕生日。毎年書いているのでしょうが、お許し下さい。歯の数が人より多いのも「虫歯予防の日」生まれだと言いつつ、名前はどういう訳が呑気な両親の元だったのか「時子」そんな母の好きだった「…

またまだオーダーに追われてーベルばら③-5

「いんげんや針ほどの実のぶらさがり」(山崎くに子) 本当に、針ほどの三度豆と胡瓜でしたが、漸く、「馬鹿でも作れる三度豆」と弟から諭されましただけあり、無事に三度豆を収穫です。 「塀内や一つの垣の隠元豆」(松瀬青々) 胡瓜の方は、最初の勢いはど…

またまだオーダーに追われてーベルばら③-4

「辣韭の皮むく折り込みちらしの上」(竹内弘子) 一キロ¥580で売り出し見つけ勢い3キロ買い、今年は4キロとなりました。大粒でしたが、とことん沸いてくるかのような量でしたが、何事も終わりはくるものです。 「辣韭の漬けて心も豊かなり」(先﨑き…

またまだオーダーに追われてーベルばら③-3

「玄関に大きな笑顔アマリリス」(中島真沙) ご近所の玄関の鉢植え。少し写メを撮るのが遅れ、少し終わった花々もあります。ここの奥さんは正にいつも満面笑みの人で、義母が元気な頃は貴重な話し相手になって下さっていたそれは話好きの明朗闊達な女性です…

またまだオーダーに追われてーベルばら③-2

「昨夜の雨胡瓜の花に晴るるかな」(野田ゆたか) 「雨あとの土息づく茄子の花」(松本一枚) 天気予報で「雨」という声が聞こえると、本当にほっとします。ここ数日晴れ間が続くと、夕方の水やりが一苦労。自然の恵みが何より植物には優しく労わるのでしょ…

またまだオーダーに追われてーベルばら③-1

「ぴかぴかに何をみがかんブラシの木」(遊雀) 今日は、5(ご)3(み)0 「ゴミゼロ㋨日」だそうですが、プラスティックの問題は中々軽減する方向にはいかないのでしょうか。昨日の夕刊記事によれば、日本の草地は過去10万年にわたって国土の10%以…

またまだオーダーに追われてーベルばら②-6

「小判草風くるたびに風笑ふ」 (池上樵人) 必ず、毎年同じとこらで小判草が咲き乱れます。耳を澄ますと「しゃらしゃら」っと音がして、風が笑っているようですね。そんな可愛い様子を道草にして戯れる子供がどこそこに居たはずですが、今ではそれも叶わず…

またまだオーダーに追われてーベルばら②-5

「どくだみの花いきいきと風雨かな」(大野林火) 久しぶりの本降り。夏野菜を昨日移植したので、自然の恵みに感謝です。うちにはドクダミは押し寄せていませんが、ご近所の溝にはこの雨でまた勢い付きそうで、ご同情申し上げます。 「十薬の白梅天となら妥…

またまだオーダーに追われてーベルばら②-4

「箸とどかざり瓶底のらっきょう」(大野朱香) 梅雨仕事の二つを消化。山椒の茎取りは、主人が「白い巨塔」の片手間作業として担当のお陰で今日は、私がラッキョウ漬け作業です。去年漬けたのが、まさに瓶底に数個となり、今年は3キロは漬けないといけず、…

またまだオーダーに追われてーベルばら②-3

「花びらに夏を刻め金鶏菊」(徒然庵) この花の名前はオオキンケイギクという外来種だそうですが、今の時期には高速道路沿いが真っ黄色に染まっているのをよく見かけることと思います。これは、「特定外来生物」と指定され、栽培、運搬、販売、野外に放つこ…

またまだオーダーに追われてーベルばら②-2

「姫女苑作り込まない庭が好き」(高澤良一) 「ヒメジオンさらりと風の吹く日なり」(高澤良一) 日に日に気温は上昇して、この週末に予定されている運動会は熱中症対策が必須なのだとか。まだ五月。今からこれでは、一体この夏はどうなるのでしょうか。気…

またまだオーダーに追われてーベルばら②-1

「やっと縁 切れた上司が再雇用」 「先を読めと言った先輩リストラに」 「ノー残業 趣味なし金なし居場所なし」 サラリーマン川柳の発表が昨日ありましたが、始まったのは1972年。昭和、平成、令和と30年余り経とうとも、変わらぬ哀愁の句が連なります…

またまだオーダーに追われてーベルばら①-4

「夏を愛す小梅と小粒らつきようと 」(藤田湘子) 今年もまた梅仕事の季節到来ですが、今年は、まだ去年漬けたカリカリ梅が残っているので、青梅は漬けないでおこうかと思っていたのですが、余りに可愛い小梅がお手頃値段で売っていたので、ついつい買って…

またまだオーダーに追われてーベルばら①-3

「雨白く走りし葎(むぐら)若葉かな」(山田弘子) 東京では昨日は強風とゲリラ雨で帰宅時間帯だった所為か大変だったそうですが、今日はいずこも晴れ渡っているのでしょうか。若葉が眩しく空の青さが映えて、何の機器に頼らず、何でも苦なく出来そうで、つ…

またまだオーダーに追われてーベルばら①-2

「小満の風を青しと遊びけり」(草間時彦) 今日は、二十四節気の小満(しょうまん)です。夏の気が天地に満ち、それを受けた万物が勢いよく生長する時季の意で、暦の上では今日から初夏の後半に入るのだそうです。 「小満や焼きたてのパンを胸に抱き」(笠原…

またまだオーダーに追われてーベルばら①-1

「朝戸出の影すがすがと胡瓜咲く」(金尾梅の門) 予報では、今朝から雨模様のはずでしたが、おひさま照り付け傘要らずかと思いましたが、午後から曇り出し夕方から本降りとなり、天気予報は侮れません。それにしても、屋久島では土砂崩れが起こり孤立した区…

またまだオーダーに追われてー後ろ姿の舞子encore⑤

「飯の白さ梅の若葉の朝」(北原白秋) 若葉の季節ですが、季語になっているのは椎、柿、樫なのだそうです。梅若葉はないのだそうです。やはり梅の存在を生かすのは、早春に彩りを添えてくれる花だけなのでしょうね。今年は花を大事に切ることなく見守りまし…