切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

グリーティングカードー⑤

「戦(いくさ)終る児等よ机下より這ひ出る」(渡辺桐花) 「ラジオ掴んで父が嗚咽す油照り」(片山桃巳) 「吾が遺書を吾がもて焼く終戦日」(高橋保夫) 「カチカチと義足の歩幅八・一五」(秋元不死男) 「終戦日ノモンハン耳鳴りけふも診る」(佐竹泰) …

グリーティングカード④

「鬼灯は実も葉もからも紅葉哉」(芭蕉) 盆中日、花屋さんには、鮮やかな鬼灯(ほおずき)を目を見張ります。この店には鬼灯を盆に飾る理由、飾り方などの解説が立ててありました。 「鬼灯花屋の籠に盛られゐて」(井上有利子) 理由は、諸説三つ。 1-提…

グリーティングカード③

「年毎に手抜きのありて盆用意」(福澤乙) うちの宗派は小難しい支度がないので、盆用意も負担なく助かっていますが、特に数年前からは、盆参りも在経にしてもらうことにしたので、至って楽になりました。以前は、うちの檀家周りの順番では14日だったのです…

グリーティングカード②

「秋の蚊がオクラの花にゐたりけり」(山尾玉藻) 続く台風の影響でしたでしょうか、少し炎天の空にも陰りが出来、赤とんぼをみかけたり、蝉の鳴き声の中に「ツクツク」が混ざりだしました。でも、立秋とは名ばかり。今朝は早くから室内気温が30度超えです。…

グリーティングカード①

「夏山に向ひて歩く庭の内」(高野素十) 今日は「山の日」だそうですが、制定されたのは2014年、施行されたのが2016年。 山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する国民の祝日 まだ三年目なのですね。知らないはずです。登山などというものをしたのは、小学…

アニメキャラーとなりのトトロ

「ひとの世と神を距てて茅の輪たつ」(野見山朱鳥) うちの近所の八幡さんの「夏越の大祓いー茅の輪くぐり」は8月7日。今年は夫も所用あり失礼してしまいました。私はもう何年も失礼したままです。その故、毎年貰っています粽を貰い損ねてしまっていましたが…

アニメキャラードラクエ②

「らくがきがあの子の遺品長崎忌」(山田智子) 当時の人口:長崎…27万人・広島…35万人 死者:長崎…70,000人・広島…140,000人、合計210,000人 重軽傷者:長崎…75,000人・広島…83,000人、合計158,000人 死傷者合…

アニメキャラードラクエ①

「そよりともせいで秋たつ事かの」(鬼貫) うっかりすっかりぽっかり、それもそのはずまだまだ30度超えの日々ですが、昨日は24節気の立秋。その言葉の威力でしょうか、昨夜25度以下だったのか熱帯夜にはならなかったそうです。久しぶりの掛布団に存在感あり…

アニメキャラー黒子のバスケ色付き

「いつのまに葉隠れにある初茄子」(岩田登美子) 暑さと、虫の発生で中々うまくいかない猫の額庭のプランター育ちのうちの野菜達。毎朝、腰をかがめて目を皿にして眺めていましたが、ふと今朝みてみましたら小さな実達発見です。さて、どこまで成長しますで…

アニメキャラー黒子のバスケ

「八月が来ると昭和が蘇る」(吉田哲弥) テレビの番組案内に「戦争」という文字が目立つ月。灼熱の暑さが当時の情景を実体験するようで、しばし冷房を止めて合掌。 「カレンダー重き月あり原爆忌」(櫂美知子) 今朝の朝日新聞声欄の1945年8月6日8時15分を…

アニメキャラー銀魂2Vサイン

「ふるさとを空っぽにする甲子園」(中村その) 「ふるさとの訛りを聞きに甲子園」(満重勇二) 第100回全国高校野球選手権記念大会が開幕。今朝の新聞の「日曜に想う」を読みながら、思ったのは、甲子園出場ということは、単なる一高校で収まらないミッショ…

アニメキャラからー銀魂

「姑が陣頭式の大掃除」(橋本幹夫) 俳句では、大掃除の季語は夏。驚かれるかもしれませんが、私のイメージはやはり夏です。うちの実家だけの事だったのでしょうか。八月になると、父の仕事のスケジュール合わせてクラゲが出る前の二泊三日の海水浴と大掃除…

目移りーカエル君

「かんばせも大きアメリカ芙蓉かな」(遊雀) 今朝、聡明なる知り合いからの情報です。7月22日に近所で撮った写メをアップしつつも名前が判明しないまま宙づり状態でしたが、上記のアメリカ芙蓉だと知らせて頂きました。またの名を草芙蓉というのだそうです…

目移りー犬とろば

「夏水仙すっくと大地熱をもつ」(山田みづえ) うちの手狭な庭の夏野菜のジャングルの中からすくっと何やら見かけぬ花が咲き出しました。調べて見ましたら「夏水仙」というのだそうです。彼岸花に似た咲き方をしていますが、葉が一切なく地面から茎だけが伸…

目移りー二匹の魚色付き

「八朔や今あきらかに風に色」(吉田成子) 八月朔日を略して八朔。旧暦の8月1日では、稲の実が実る頃から、「田の実の節句」とも言われ、「たのみ」を「頼み」にかけて、武家や公家の間でも日ごろお世話になっている(頼みあっている)人にその恩を感謝する…

目移りー二匹の魚

「舗装路を渚に見立て浜おもと」(高澤良一) 隣の空地が完全に駐車場と仕上がりアスファルトが照り付け、陽炎が立ち込めているようです。今日を限りにカレンダーをめくっても、まだ次なる月は八月かと思うと、体がどこまで持ちこたえるものかと。二枚めくり…

目移りーNecklace of Raindrops

「咲け殖ゆる夾竹桃を怖れけり」(小川昭江) 7月30日と言えば、思い出すのが石垣島で何度も通った交差点の名前。「730(ナナサンマル)交差点」の730とは何なのかと記念碑の解説を見て恥ずかしくも学習しました。今日は、沖縄県において日本への復帰6年…

目移りーPienkowski 童話

「月下美人台風余波の雨の中」(松崎鉄之介) やはり、月下美人一鉢の苗からの蕾の数は間違いなく14個でした。昨夕最後の二つが咲きました。台風の雨風にも頓着なく咲きました。哀れにも、葉が精魂使い果たしたのでしょうね、黄色く萎んでいます。ご苦労様で…

目移りー聖ニコラスとクランプス

「外灯を叩き手ともす夜の緑雨」(右城暮石) よーくよーく見据えて数えてみて下さい。10個です。蕾の数は14個だったの思うのですが、一昨日は二個がせっかちに咲き、のんびり屋さんが一個ぽつりと残っています??一昨日に続いて雨となり、過ごしやすい夜…

目移りー遺失物係

「風船葛軽くこづきて雨降る」(高澤良一) 先走ったようです。うちの月下美人14個のうち二個が昨夜咲いてしまいました。ここ数日の猛暑の中夕方の水やりは負担でしたが、昨夕は天気予報の雷雨を信じてやりませんでしたらラッキー!いつもですと西日が射す頃…

目移りーシマウマ

「手を入れて蔓を可愛がる」(富安風生) 最近の暑さを『災害級』だというのだそうですが、野菜達も悲鳴を上げているのでしょうね。例年の今頃でしたら、毎日食卓には茄子にトマトに胡瓜にニガウリが立ち代わり並ぶはずですのに、今夏はまだニガウリも茄子も…

目移りーコーロ婦人絵額入り

「遠花火大阪城に舟渡御に」(金澤明子) 幼き頃の夏休み幕開けは、通信簿を貰って浮き沈みの気持ちの中も、賞与で気前よくなる母に連れられ心斎橋で買い物後父と合流しての天神祭りが定番などと、セピア色かした薄っぺらな私の思い出ですが、そうなると終業…

目移りーコーロ婦人絵

「裸許したまへ青柿照り蝉鳴く」(大野林火) ついに、昨日の最高気温は41.1度に。それにしてもどうして最高気温の出た地域に順位をつけるのでしょうね。何だか100メートル競争で10秒切った選手のように聞こえるのも実に奇妙。まさか、村おこしを競い合って…

目移りー向日葵雄鶏図色付

「異(ことなり)」の臨書したりき大暑かな」(延広禎一) 今日は24節気の大暑。まさに暑さも頂点というより、尋常ならぬ超がつきそうな暑さ。夏場所も毎夜、団扇に扇子が応援弾幕より目に留まる始末でしたが、横綱不在、大関勢いづく栃ノ心も休場となり、「…

目移りー向日葵雄鶏図

「亡き母に晩年はなし芙蓉咲く」(木内美保子) 昨日は荒川の花火で、見事な動画を送ってもらい、雑踏にもまれることなくべストポジション居ながらにして見られましたが、残念なのは夜空のスケール感。贅沢は言えません。夏の風物、随所で開催されているので…

目移りーホオズキ黒地

「校長がペンキ匂わす夏休」(渡辺政子) 昨日は、概ねどこの学校も終業式だったのでしょうか。ニュースでは、生徒の体調を気にして式会場を変更した学校の交々が報道されていましたが、昔から考えれば、教室に冷房、ましてや体育館に冷房設置など夢の夢のよ…

目移りーホオズキ白地

「国籍を土用鰻の問はれけり」(石堂絹子) 今朝の新聞の折り込みチラシを見逃さなければ、夕餉に並ぶのは必ずや鰻となるのでしょうか。スーパーはもう一色になっていますが、現実を直視出来ているのは誰なのでしょう。儲かれば何ぼが現実なのでしょうね。稚…

目移りー烏瓜

「句づくりの頭回らぬ酷暑かな」(大場比奈子) ついに、40度の声が聞こえてきました。一体どこまで、上り詰めるのかという勢い。いつになったら二重構造の高気圧は去るのでしょうか。まるで、空中にカールマイヤーの毛布が重ね着しているようですね。冷房嫌…

団扇⑭ー総まとめ

「夏野菜あれやこれやと狭き庭」(筒井省司) やりました。ついについに、うちのトマトが赤くなり出しました。胡瓜も一つまだ爪楊枝ぐらいですがなりました。そうしてオクラ、苗は5株ほど生育しましたが、何とかレモン色の花から実へと移行しています。野菜…

団扇⑬ー蓮完成

「ほの暗き樹下ほのぼのと花茗荷」(吉田克美) 漸く、一輪咲きました。今年は盛り土をして、肥料も施していたのですが、木々に覆われ過ぎて水がいきわたらなかったのでしょうね。 「猫車来るあたりまで花茗荷」(安藤久美子) 今朝、偶々夫から教わった単語…