切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

やりたくてもやり残していた中からー映画「銀魂」から

「斯々も然々もなく暑気中り」(井桁白陶) > かくかく 斯々[副]ある事柄を引用する際、具体的な内容を省略していうのに用いる語。こうこう。しかじか 然々[副](「云云」とも書く)繰り返して言わないとき、わかりきったことをいちいち言わないとき、…

やりたくてもやり残していた中からー「銀魂」アニメ画像から

「往く人のなくて大暑や町しづか」(池下よし子) 今日は二十四節気の大暑。いよいよ本格的夏の到来。小暑から大暑。まさに暑さ絶頂ですが、今日は空も曇り風があり一息です。扇風機を回し続けるより、何より自然の風は心が休まります。自然に感謝です。 「…

やりたくてもやり残していた中からー「星野源インタビューから」

「羽化終えて蝉しばらくの青雫」(湯橋喜美) 主人の早朝散歩も一年以上が過ぎ、参拝する神社の御賽銭5円のトータルは一体いくらになっているんでしょうか。そのご利益あってか、家族皆大過なくおります。今朝は蝉の羽化に遭遇し写メを送ってくれました。透…

やりたくてもやり残していた中からー「星野源の中から」

「どこもみな子連れ客きり夏休み」(北浦義雄) 今日から概ねどこの学校も夏休み開始なのでしょうか。うちの前の路地は通学路になっているのですが、昔ほど子供達の声がしなくなり、定期考査の日取りも長期休暇のスタート日も気づかぬようになってしまいまし…

やりたくてもやり残していた中からー「夜は短し歩けよ乙女」ミニサイズ

「梅干して香りのこもる狭庭かな」(堀尾早苗) 「ほんの少しより梅漬けず二人ゆゑ」(及川貞) 梅雨が明け、土用入りとなり、梅を干しました。今年は、カリカリ梅を二キロも漬けたので、大梅だけを一キロ漬けることにしましたが、一キロと言えども土用干し…

やりたくてもやり残していた中からークライストチャーチの食堂ステンドグラスから

「葉も蟹も渦のうちなる土用かな」(依光陽子) 土用と言えば、夏のウナギが連想されてしまいますが、各季節にあるのですね。 >陰陽五行説で、春・夏・秋・冬をそれぞれ木・火・金・水とし、(余った?)土を各季節の終わりの18日間に当てはめたことから、…

ミー尽くしのリクエスト:7人のミー達

「花茗荷土の冥(くら)さに咲きにけり」(山田弘子) 茗荷(みょうが)の花の透き通るようなレモン色の花は土の中から顔を出すと、確かに土との色の対比をなして、この「冥」という感じがぴったり嵌るような気がします。 「花茗荷一輪浮かす味噌汁に」(武…

ミー尽くしのリクエスト:9人のミー達

「海の日といふ休日の何もなし」(久保田一豊) 祝日の無かった月に出来た祝日「海の日」未だに、祝日のないのが6月。夏休みも近い中、子供達にとって「海の日」の有難さってあるのでしょうかしらね。毎日が曜日の感覚のなくなっている私には無縁の日の一つ…

ミー尽くしのリクエスト:13人のミー達

「紙魚ならば棲みても見たき一書あり」(能村登四郎) 紙魚(しみ)見なくなりました。昔、父の部屋に行くと読みもしないのに買い揃えた本が本棚で崩れんばかりにある中で物色してキラリと光るタイトルに惹かれて手を出すと、中からへしゃげたように薄べった…

ミー尽くしのリクエスト:ミー編み物

「盆礼に忍び来しにも似たるかな(高浜虚子) 今日、7月15日は中元。半年生存の無事を祝い、祖先の霊を供養する日。 元々は正月15日の上元、7月15日を中元、10月15日の下元をあわせて「三元」とする道教の習慣で、中国仏教ではこの日に祖霊を供養する「盂蘭…

ミー尽くしのリクエスト:ミーぐるり

「搬出の絵の横歩きパリー祭」(長井順子) 「長きパン抱へて帰るパリ祭」(遠藤逍遥子) 「黒猫が尾を立て過ぐる巴里祭」(荒井千佐代) こんなパリ風景もいつの時代のことでしょうかしら。今日は「le 14 juillet カトルズジュイエ(革命記念日)」 「ジャ…

安らぐムーミン一家の依頼より④

「葉隠れの青柿日々に太りけり」(西野和子) 近所のおうちの柿ですが、さてこの実はどれだけ生き残るのでしょうかしら。 「落ちざりし青柿躍る颱風後」(山東三鬼) 今回の豪雨被害が甚大だった朝倉市は富有柿の産地なのだそうです。先日テレビで映し出され…

安らぐムーミン一家の依頼より③

「団扇膝に立て世界は左右に分かれつつ」(上野泰) 確かに、団扇一つ、鉛筆一本、ものさし一つなどと並べていくと、ついつい浮かぶシーンは背中をボリボリ掻く姿でしょうか。そんな小さな小道具一つもが、大きな役割を果たすこともあるのでしょうね。先日教…

安らぐムーミン一家の依頼より②

「雲摑み天へ天へと凌霄花」(湯澤正枝) 鮮やかなオレンジ色の凌霄(のうぜん)の花は、日本には豊臣秀吉が朝鮮半島から持ち帰ったといわれている中国原産の蔓性の植物です。「霄」という字は空を意味し、空を凌(しの)ぐほど伸びるという途方もない名を持…

安らぐムーミン一家の依頼より①

「一ち二寸一夜に伸びしトマトかな」(前川嘉風) うちのトマトの苗も食べた種から機嫌よく芽を出しスクスク育ち、どれもお利巧そうでプランターに次から次へと移植したものの、いつの間にか過密だったのでしょうね、花が咲くところまでは至ったものの、葉が…

ムーミンのミー尽くし⑥

「空蝉のふくらみ二つともまなこ」(飯田晴) 今朝も晴間を縫うように、一鳴きしたら息絶えたのか静かな朝となり、まだまだ本格夏にジージーには時間を要するのでしょうか。 「もう少しの力空蝉砕けるは」(寺井谷子) 庭の草いじりをしていたら見つけてしま…

ムーミンのミー尽くし⑤

「初蝉の短くなきてあとは風」(桂信子) 今朝、初鳴きを聞き、さて今年はかなり早いのではないかしらっと思いつつ、去年の日記を繰るでもなく、何となく振り返ります。確か、うちの家の前を通る子供達の声が静まる頃、つまり夏休みの開始頃がいつも鳴き始め…

ムーミンのミー尽くし④

「けふの雨願ひの絲のきれやせん」(正岡子規) 九州ではまだ雨が降っているのでしょうか。昨日からテレビに移る流木の折り重なる悲惨な様を思うと、子等が園や学校で飾った笹など微塵もなくなってしまったのでしょうか。ささやかな願いも今となっては夢物語…

ムーミンのミー尽くし③

「『この味がいいね』と君が言ったから7月6日はサラダ記念日(俵万智) これがブレイクして早いもので30年だそうです。そうして記念日という言葉が定着して今日7月6日は「記念日の記念日」なのだそうです。 「クリスタル氷を入りて夏料理」(隠岐久美子) 雨…

ムーミンのミー尽くし②

「冷酒に亭主自慢の切子かな」(瀬尾睦夫) 今日7月5日は江戸切子の日なのだそうです。切子文様の一つ「魚子(ななこ)」から七(なな)五(こ)で「ななこ」の語呂合わせなのだそうです。うちにも、唯一ですが、義母の専用の一口サイズの梅酒入れが切子でし…

ムーミンのミー尽くし①

「松葉牡丹咲く家などとんと失せ」(高澤良一) 老夫婦のおうちなのですが、道沿いのフェンスに次から次へと季節の花が並びますが、夏が来るとこの花になります。昔はどこのうちの垣根越しには咲いていたと思うのですが、最近はサフィニア天下でしょうか。ど…

アラビック模様ーランチョンマット化

「地表灼けひるがほ小さき花つけたり」(三橋鷹女) 昨日から完全夏日でしょうか、30度を越えいよいよ夏到来ですね。 「杉垣に昼顔痩せて開きけり」(正岡子規) これはツツジの垣根でしょうか、隙間を縫うように昼顔が楚々と咲いています。 「昼顔のあれは…

アラビック模様ー完成

「恙(つつが)なき雲つぎつぎに半夏生」(廣瀬直人) 久しぶりの晴間の中、都議選に、こちら兵庫では知事選挙日です。夏至から11日目。半夏生。カラスビシャクという草は見られたことがあるのでしょうか。不思議な反り返りがあり、夏を呼ぶ草ですが,毒草で…

アラビック模様ー途中③

「七月の天気雨から姉の出て」(あざ蓉子) 昨日に続き、あざ蓉子さんの句で初めてみました。一瞬「う?キョ!ふーーん」っとする句が多く、想像巡らせられて趣きがありますね。姉とはさて、狐の嫁入りを何だか想像してしまいますが、雨があがるとふと雲の間…

アラビック模様ー途中②

「針のとぶレコード川の薊かな」(あざ蓉子) 『針のとぶレコード』などと言って、その音のイメージを描けるのはさて何世代まででしょうか。それでも、DJのやっているスクラッチという行為を簡単にイメージ出来る若い世代からすれば、それほど異次元の映像…

アラビック模様ー途中①

「梔子の花は錆びつつ香を残」(梅田秀子) 大型スーパーから出たものの大きなパーキングの中を歩けども車でない私にはとても長い距離を歩いているかのように思えましたが、ふと辺りから香りが漂って来ます。すると足取りも軽くなり無駄と分かりつつも香りに…

重ね切り絵ーアリスのウサギ

「病よくなられ老僧草むしり」(上野泰) 道行く途中、いつも綺麗に手入れされている玄関先のプランターが雑草だらけになっていたりすると、御加減が悪いのかしらとお会いした事もない主の事が気にかかったりすることがあります。私は、五日間も我が家を留守…

重ね切り絵ースナフキンと蝶と虫

「ことわられた青楓の大きな日かげ」(種田山頭火) 昨日は、高幡不動の紫陽花が見事だと聞き行って参りました。山内八十八か所地蔵巡りを何とか達成して来ましたが、五重塔を上から眺める機会にも恵まれ, またいつか題材に出来たらと思います。 「若楓や時…

重ね切り絵ー金魚と鳥と蝶

「きりきりと結ひて茅の輪の端そよぐ」(石田勝彦) 渋谷の金王神社を通りましたら茅の輪がセットされてました。大祓いは6月30日のようでした。 「うす闇をまとひて雨の茅の輪かな」(星野麥丘人) 昨日は小雨が降り出し樹木も漸く梅雨らしい風情でした。ど…

重ね切り絵ー魚と鳥と木

「森に出で黒き妖精夏の蝶」(石川寿賀子) 行き交う人が皆足を留めて見入って居られるお相手は何かしらと想えば、それはそれは小さな宝石色でした。調べましたらムラサキシジミ蝶というようです。二羽とも撮ろうとしたら一羽どこに消えたらと思えば、この蝶…

重ね切り絵ー陰影を楽しむ

「河骨の葉と葉と花とさし交す」(飯島晴子) 河骨と言えば、うちの近所の大地主の邸宅の立派なご門の前の御堀に植えてあったのがこの植物です。わざわざ『河骨』と札が立っていたので覚えてしまったのですが、大きな門構えの深い杜のような影の中でその名札…

団扇の試み-第四弾瓢箪

「松の葉のしげみにあかくい入 日さし松かさに似て山雀の啼く」(若山牧水) 昨日明治神宮の花菖蒲がまだ見頃だと訪れ、清正の井戸の警備員さんに留まる山雀を撮ってみました。「やまがらです」と説明して下さいました。 「山雀の輪抜しながら渡りけり」(小…

団扇の試み-第四弾杜若

「ザクロ咲く個々の思ひ個々のまま」鷹羽狩行 まるで金魚が木の中を遊泳しているかに見える花。其々がさてどんな思いでいるのでしょうね〜 「花ザクロ生きるヒントの二つ三つ」森慎一 アイデアなど早々浮かばぬ私でも一つや二つは頭をよぎるでしょうが、昨夜…

団扇の試み-第四弾杜若

「ザクロ咲く個々の思ひ個々の」鷹羽狩行まるで金魚が木の中を遊泳しているかに見える花。其々がさてどんな思いでいるのでしょうね〜「花ザクロ生きるヒントの二つ三つ」森慎一アイデアなど早々浮かばぬ私でも一つや二つは頭をよぎるでしょうが、昨夜の勝利…

団扇の試み-第四弾完了白蓮

「雨雲の重たき夏至の日となりぬ」(大橋晄) 昨夜から、今日は一気にこれまでの名目だけの雨無し梅雨を挽回するかのようにどっさり降るように言っていましたが、軒よりだした並べたバケツにはさほどたまらなかったようです。それでも明日から週明けまで留守…

団扇の試み-第三弾夏色杜若

「小判草ゆっくり揺れ迅(はや)く揺れ」(清崎敏郎) 先日通った時は、まだ真みどりでしたのに、すっかり金貨になっていました。 「小判草ふってみてそれだけのこと」(正木ゆうこ) どうしても、すうっと抜き取って耳元でシャラシャラ言う音を聞かないとお…

団扇の試み-第三弾夏色瓢箪

「人絶えて久しき家や枇杷熟るる」(松宮育子) ふと、足元をみれば、道端に今頃銀杏でもあるまいにと思うばかりのサイズの実が落ちていました。上を眺めると何とも小さい枇杷がたわわになっていました。誰に知られることもなく全て落ちてしまうのでしょうか…

団扇の試み-第三弾夏色

「悲壮なる父の為にもその日あり」(相生垣瓜人) 六月の第三日曜日。母の日に対して「父の日」もあるべきだというアメリカのJ・B・ドット夫人の提唱によって1940年に設けられたのだそうですが、日本に浸透しだしたのはかなり後の事のようで、今でも、あの赤…

団扇の試み-厚地完成瓢箪

「蜘蛛夜々に肥えゆき月にまたがる」(加藤楸邨) これは空き家のフェンスではありません。我が家の外回りのフェンスです。払っても払っても巣がどこかで張り巡らされます。どこかで異常発生しているのでしょうか。 「風に乗り蜘蛛は巧みに巣を掛ける」(鈴…

団扇の試み-厚地完成杜若

「花嫁のブーケ美空に銀盃花」(ルリの川蝉) いつもと違うルートで帰宅途中に見つけた花です。何と可愛い花でしょう。調べてみましたら「祝いの木」とい別名を持つ木、銀盃花もしくは銀梅花です。 >古代ギリシアでは豊穣の女神デーメーテールと愛と美と性…

団扇の試み-厚地完成白蓮

「空梅雨黒々とくる夜空かな」(中村夕衣) まあ、梅雨入りと御触れが出てから一滴も降ってはいないのでしょうかしら。 黒々とは言い得て妙。黒々真夜中、テレビ番組の中にLIFE放送再開SPとあったので目覚ましまで掛けて二時前に起き上がり見ましたら…

団扇の試み-厚地杜若と着物柄

「老けしとは落ち着きしこと額の花」(後藤夜半) 天気続きで水遣りが大変になって来ました。来週留守をするので、自家製スプリンクラーとまではいかないのですが、ズボラ向きホースの穴あけ機を再スタートさせましたが、水を欲する植物には水が当たらず、欲…

団扇の試みー厚地白蓮と着物柄

「紫陽花に雲払いきる午後のあり」(伊丹三樹彦) 梅雨入り後雨が一切降りません。蝸牛も干上がりそうですね。 駅前の公園の紫陽花です。手入れが行き届いているのか見事です。うちは結局葉ばかり茂だけで数本の株があるというのに、花をつけたのは6っつ。来…

団扇の試み-厚地瓢箪と着物柄

「梅漬けて母より淡き塩加減」(美濃部治子) 梅のへた取り終了です。青梅なので、別嬪さんだけ新聞紙に並べて、黄色く熟れるまでしばし置いておき、梅干しにしようかと思っています。傷や虫食いなどのあるのや小ぶりなのは、梅酢、梅酒、梅ピクルスにしよう…

団扇の試み-瓢箪

「青梅がたっぷり届く日曜日」(小枝恵美子) 今日は日も入梅。偶々でもないのですが、 昨夕知人から梅10キロと山椒を500グラム程頂きました。いやあ、大変な事になりました。茎、ヘタ取りは気が遠くなりそうですが、ラッキーにも今日は待ちに待った「逃…

団扇の試み-杜若

「時の日や今をさかりの時計草」(青木政江) 「時の日の時におはれて過ぎにけり」(八木丘博江) 今日は時の記念日。漏刻という水時計を初めて設置されたのがグレゴリオ暦671年6月10日であることに因んでいるそうです。ふと雌蕊と雄蕊が時計の針のようには…

団扇の試み第二弾ー白蓮

「乱れ咲く百合となりたる雨上がり」(梅谷昌弘) 毎年、ここの御家の百合は人々の足を留めます。いつでしたか姑が余りに見とれているので家の方が車椅子に乗った姑ごと写真を撮って下さった事があります。それを飾っていた所為でしょうか、今でもそこに姑が…

団扇の試み-紺地完成糸瓜

「抜かれパンジー甦り梅雨入りかな」(斉藤裕子) 昨日は、雨の予告を聞き朝早くに青じそ、トマト、西瓜、唐辛子などなどを間引き、捨てきれずに移植しておきましたら、一日中の雨で甦っています。冬場鍋物の彩に活躍した菊菜の花盛りをプランターから抜き取…

団扇の試みー紺地完成白蓮

「箸とどかざり瓶底の辣韭に」(大野朱香) 今年は、マメに主人が毎日一個を励行した所為か、辣韭が底だまりに。漸く思案した価格に折り合いをつけて昨日二キロ購入。 右が宮崎産、左が根と薄皮処理された鳥取産。手間だけど別々の瓶で漬けようかと。 「家中…

団扇の試み-紺地完成杜若

「芒種なり水盤に粟蒔くとす」(小泉八重子) 昨日は二十四節気の芒種。「芒」は伊ねや麦などのイネ科の植物の先端にある、棘のような突起がある部分のことを言うのだそうで、芒種とは稲や麦などの種蒔きに適した時期だそうですが、今の世では、GW辺りが田…