切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

テーブルセンターー大島ベージュ色

「野葡萄の瑠璃一粒空真青」(菊地恵子) 昨日は少し早めになりますが、彼岸の墓参りに出向いて来ました。その途中で見かけた野葡萄。絵に映える植物です。この奥にあった空き家はついに朽ちてしまったのか跡形もなくなっていました。 「野葡萄に古代の玉の…

テーブルセンターー縞着物地

「元気よと言ひしを悔いる敬老会」(鈴木かね) 今日は、9月第三月曜の休日。台風一過後、真っ青な空となり清々しい正に体育祭日和。さて今日が何の休日なのか、スーパーもあやかって売り出したいところが若者の意識が希薄なのか、せいぜい赤飯が売り出され…

型染テーブルセンター菫模様

「大いなる台風図日本おびやかす」(右城暮石) 朝からラジオのニュースは台風警報一辺倒。こちら関西は雨も降らず穏やかですが、こうなると、この三連休の旅路をキャンセルされた方は歯ぎしりされているのでしょうか。折角、暑さも収まり遠出でもと思ってお…

型染テーブルセンター細幅

「小刀や鉛筆を削り梨を剥く」(正岡子規) 『え!!』思われる方も多いでしょうが、何となくこの行間がしみじみとわかるような気がします。 以前BSTVでやっていた「名探偵モンク」というのが好きだったのですが、主人公のエイドリアン・モンクは強迫性…

型染テーブルセンター若冲天井画

「秋簾ほどけた糸のそのままに」(古川晴美) 建て替え前の家には庭に小さな物置がありましてそこに簾が10本近く収めていたでしょうか。夏の間すべての窓に掛けては、秋風が増すと綺麗に洗って買った時のビニール袋に破れないようにと仕舞い、義母の手製の網…

型染テーブルセンター鳥獣戯画

「唐辛子乾き一村軽くなる」(塩路隆子) 今日は、久しぶりにのんびり在宅といきたいところですが、朝からフェスタ出品でひっくり返っていた部屋の片づけで午前中つぶれてしまい、庭を見れば冬瓜の蔓が隣のうちにまで伸びていっています。庭の片づけはもうし…

ミニレターー纏め

「ぐんぐんと夕焼けの濃くなりきたり」(清崎敏郎) 明石市民広場パピオス「刻・街・フェスタ」は終了しました。これはJR明石駅ホームです。ワイン色に染まった空でした。 「またもとのおのれにもどり夕焼け中」(飯田龍太) 立ち寄って下さった方、気に留…

Désolée!

「もう少しすこしと励む夜なべかな」(津田喜美) 昨夜は、一枚でも多くとウオールスティッカーの作品を作っていましたが、その疲れが貯まった分けでもなく、私のあくまで不注意ながら、スマホを出店していました明石市民広場パピオスに忘れて帰って来てしま…

ミニレター⑤

「推敲の嘘はぐらかし秋団扇」(野田ゆたか) 今日から三日間の明石市民広場パピオスでの「刻・街・フェスタ」始まりです。何とか雨も持って搬入も出来、充実した一日。おかげ様で、団扇でパタパタすることもなっかったです。来訪下さった、お買い上げ下さっ…

ミニレター④

「月のあかるさうらもおもてもきりぎりす」(種田山頭火) 昼間の気温はかなり上がり汗も出たはずが、日も落ちて、月夜が映えると虫の声が盛んに聞こえる季節となりました。 「日陰にも強者の声のきりぎりす」(鷹羽狩行) 庭のルコウ草が漸く咲き出しました…

ミニレター③

「重陽の月打ち落とし毛氏逝く」( 殿村莵絲子) 今朝のNHKラジオの「今日は何の日」で聞こえてきたのが、毛沢東の忌日。重陽の節句もしくは菊の節句。語呂合わせや文字からか、「救急の日」「ロールケーキの日」 「巻きずしの日」などなど。気がかりだっ…

ミニレター②

「百ミリの大雨上がる白露かな」(金川眞里子) 昨日はうっかり大雨に気がとられ、二十四節気の白露だったことを見落としていました。その露も吹き飛ばす大雨も上がりますと、熱帯夜のぶり返し。暑さが応える白露翌日です。 「木の神も田の神もゐて白露かな…

ミニレター①

「山裏に大鬼遊ぶ稲光」(小島健) 昨日から雲行きが怪しく、せっかくの十五夜も拝めぬ昨夜でしたが、今朝の急な雨はすさまじかったですね。雷までなり出し、開け放っていた窓を慌てて閉めに二階に駆け上がったら向かいの平屋の屋根に雨が滝となって滑ってい…

グリーティングカードー紫シリーズ④

「秋茄子の紫紺しみる朝餉かな」(前川嘉風) 良妻とは、秋茄子のぬか漬けをを綺麗な紫紺に仕上げて朝餉に添える事。そんな暗黙の通念があったように思うのも都市伝説?だったりするのでしょうか?母も義母も、この紫紺に色にこだわっていたような気がします…

グリーティングカードー紫シリーズ③

「秋の蚊がまだまだ刺せる気力持つ」(石川順一) 今日は雨になるのか一日グレー色の空模様となりました。型染をしようと糊置きをして軒に仕上がった生地を干していますと、嫌でもしぶとく蚊が寄って来ます。糊が生地に付かないようように慎重に干そうとして…

グリーティングカードー紫シリーズ②

「指で圧しすっぽり口へ衣被」(清水恵山) 今朝、ラジオからのリスナーのお便り紹介で、衣被(きぬかつぎ)という音が聞こえて来ました。それだけで、私の神経中枢にはつるりと剥ける感覚が走ります。9月にもな りますと、水田の端に植えられた里芋がなり出…

グリーティングカードー紫シリーズ①

「朝焼けの屏風のごとくうつくしく」(山口青邨) 朝明けがめっきりゆっくりとなり、五時起床ではまだ暗闇。おもむろにの雨戸を明けると、幸いかな朝焼けが拝めました。 秋ですね。素足にノースリーブにサッカー半ズボン生活でしたが、今朝は着替え直し秋モ…

グリーティングカードー青海波

昨日、主催者からチラシが届きました。写真下段の左から三つ目が私の作品となります。前回は桜の季節でしたから花見客で賑いましたが、今度はどうですかしら。お近くの方お寄り下さいませ。 今日はうちのパソコンがネット接続が出来ませんm(_ _)m😱🙇🏻 よって今日…

グリーティングカードー紗綾型

「傾きて二百十日の学童よ」(秋沢猛) 朝から校長先生の始業式挨拶でしょうか、マイクを通した声が四方から聞こえて来ます。数百メートル東西離れて小中高があります。眠そうな気だるそうな子供たちの顔まで浮かんで来ます。「気を付け、前に倣え」なんてや…

グリーティングカードー麻の葉

「月下美人羽を重ねて開きけり」(野澤節子) 今年三度目の開花です。今回は合計12個。懲りずに重なる引用になるかもしれませんが句を拾ってみました。季語は7月になるのだそうですが、まだまだ咲く機会はあるでしょうかしら。 「月下美人百条の蕊を吐く」(…

グリーティングカードー七宝

「朝風にまだ素面なる酔芙蓉」(富田道子) 「酔芙蓉紅白混じる午後一時」(三木その女) 「夕風に酔痴れてをり酔芙蓉」(富田道子) 漸く、うちの酔芙蓉が一輪咲きました。風の盆に合わせるように咲き出すものなのですね。八月もあと一日。暑さの中に風が秋…

グリーティングカードーケルト文字S&K

「只殺されまじく精夏の海を喫す」(永田耕衣) 今年も海の家もそろそろ仕舞い支度でしょうか。この週末も水難事故のニュースがありました。若い命が無残にも断たれたかと思うと、親の身になってみると何ともいたたまれないことです。また、今朝はあらゆるレ…

グリーティングカードー若冲ミニ札

昨日に続き。 「秋暑し見落とし多くなりにけり」(桑垣信子) 最近は、熱中症対策で、水がいいだろうと、常に手元には氷の入った水のポットを置くようにして、アイスコーヒーもウーロン茶も止めています。蓋つきステンレスボトルなので保冷力もよくいつでも…

ムーミン尽くしー花瓶のミー

『節制には七養あり。これを守るべし。一には言すくなくして内気を養う。二には色欲を戒めて精気を養う。三には滋味を薄くして血気を養う。四には津液(唾液)をのんで臓気を養う。五には怒りをおさえて肝気を養う。六には飲食を節にして胃気を養う。七には…

ムーミン尽くしーキャンドルミー

「数珠玉のまだ実の入らぬ青さかな」(海老沢貴美) 近所の川は長い事工事をしていて防音シートが貼られたままでしたが、綺麗に石垣が整備され川床も石畳が敷かれ美しくなりました。それでも雑草は隙あらばと生えるものなのですね。ふと見下ろしてみましたら…

ムーミン尽くしームーミン渦巻青枠

「かき氷ひとさじ分が欠けたまま しんと溶けゆくホスピスの部屋」(伊澤裕子) ふとこの句を新聞の地方版から見つけた時、鮮明に蘇って来たのが父の入っていた緩和病棟の夏祭り。最後までサービス精神旺盛の父はスタッフが作ったかき氷をふるまって貰い嬉し…

ムーミン尽くしームーミンの渦巻重ね切り絵

「両の手の吾が子よその子地蔵盆」(宮城きよなみ) 夕方所要から戻り商店街を歩いていましたら、子供連れ親子の行列です。そう言えばここ数日菓子屋の前に箱詰め売りのスナック菓子が並んでいるなあっとは思っていたのですが、ついつい子供が居ないと忘れて…

ムーミン尽くしー6人のミー

「処暑処暑と口火切りたるつくつくし」高澤良一 今日はもう処暑ながら、暑さが落ち着く気配はなさそうです。それにしても、この「処暑」の「処」にはこんな意味があるのですね。同じ疑問を持つ方の御蔭で検索しますと、即明解が出てきますね。 >「処」と言…

ムーミン尽くしー花の中のムーミン はお

「語尾伸ばせ名残惜しみて法師蝉」(門田窓城) 夏バテか熱中症でもないのでしょうが、昼間からバテてしまい横になってしまいましたら、ふと聞こえて来るいつもの蝉しぐれが止んでいます。それに代わって聞こえてきたのが「ツクツクボウシ」そう言えば8月も…

ムーミン尽くしー重ねてムーミンリース

「石段ずれて白粉花活きいき」(長崎桂子) 白粉花(おしろいばな)はとても丈夫な花でどこかしこにもあったものですが、最近はさてわざわざ植える人も居ないのでしょうか。これは、神社の登り口の階段沿いの石段の隙間の土を見つけて育ったのでしょうか。赤…

ムーミン尽くしームーミンリース

「冬瓜と帽子おきあり庫裏の縁」 」 弟によれば、冬瓜は勝手に知らぬ間にいくらでもごろごろとなりますとのことで、沢山頂いて帰って来ました。葉の様子を見ながら、ひょっとしたらうちの庭をのたうち回っている蔓の群生の犯人は冬瓜だったのかと思いだして…

オーダーに応えてー12人のミー尽くし

「みそはぎの野にたたずめば何もかも」(岡井省二) 今朝の折々の言葉より 「欠点は出しゃばらない。いつも、恥ずかしそうにしている。奥床しく、誠実で謙虚だ。反省もする。努力もする。だから、可愛い」(早川義夫) さて、何もかもの次なる言葉を考えると…

オーダーに応えてーようこそムーミン一家

「生身魂(いきみたま)七十と申し達者也」(正岡子規) 今で言えば90歳ぐらいになるのでしょうか。この生身魂という言葉はご存知でしょうか?盆が過ぎましたが、改めて紹介しましょう。 >盆は故人の霊を供養するだけでなく、生きている年長者に礼をつくす…

オーダーに応えてーミュシャJOB

「枝豆の過不足のなきみどりかな」(山口速) 夏のビールのお供に欠かせぬものと言えば、やはり枝豆でしょうか。それにしても、東京の気温を聞いていると、ビアガーデンもひょっとすると閑古鳥が鳴いていはしないでしょうか?昨日は最高気温が21度だったとか…

アニメキャラを額に入れてーポケモン

「燃え尽きてやがて消えゆく大文字」(長嶺勇) さあ、今日からはまた仕事っと通勤ラッシュに揉まれた方ご苦労様です。今夜は送り火、京都大文字ですね。いつでしたか、母が大文字が見たいからと言いだし偶々ベストポジションのホテルの空きもあったというの…

アニメキャラを額に入れてー弱虫ペダル

「堪ふる事いまや暑のみや終戦日」(及川貞) 昨日から何だかめっきり秋らしくなったような気がしますが、このまま夏がフェイドダウンするとは思えませんが、一息。しかし、関東では今夏は雨も多く中々30度超えずレジャー施設も空いているのだとか。この句は…

アニメキャラを額に入れてーおそ松さん花火大会

「炎天に脳細胞が融けてゆく」(二瓶洋子) 山の日から数えれば今日はもう四日目。早いものでもう昨夜からUターンラッシュだそうです。実家に戻っても三日も居ればお互いへとへと。台風一過、ジジババは湿布を貼りグーグー。大変なのはパパでしょうか。何と…

アニメキャラを額に入れてーティムバートン風おそ松さん

「来て洗ふ応へて墓のほてるかな」(星野夢麥人) 今朝は風があり涼し気でしたので、15日に行くつもりでしたが、前倒しして墓参りに出向いて来ました。湿気が少ない日で墓にも風があり墓掃除もはかどりました。春の彼岸以来ですが、参られることもなくなり鬱…

重ね切り絵色々ー草原の中のムーミン達

「たたなづく御巣鷹山へ墓参せん」(阿波野青畝) 日航機墜落事故から32年となりました。今朝の新聞に、主人をなくされた奥さんの記事を読みました。主人が事故前に買いサイズが合わず手直して届いた高島屋のジャケットの入った箱が未だに紐も解かれず置き続…

重ね切り絵色々ー背景用下絵

「何処へなりと遊べ夏山夏の川」(正岡子規) 今日は「山の日」??そんなのいつからでしたか?ご存知でしょうか?子供たちにすれば、夏休みなので八月の祝日などありがたくもなんでもないのでしょうが、会社人には暑い日々、盆の前倒し。今日から盆長期休暇…

重ね切り絵色々ームーミン一家のピクニック

「百日紅しづかに蟻のゆきあへる」(加藤楸邨) 夏休みになると、爺さん婆さんは忙しいのでしょうか。さてこの爺々と孫はどこへ行くのでしょうね。しかし、今年の夏は心穏やかでないのは、ジジババだけでなく親御さんも学校の先生も気が気ではないのでしょう…

重ね切り絵色々ームーミン&スナフキン&ミー

「とむらひの鐘の長崎蝉時雨」(新井泰子) 「かの広島長崎蝉の穴無数」(柴田いさを) 蝉が朝早くから、シャーシャーと鳴り響きますが、その声が日によって違って聞こえ、たった一日の蝉のはずが世を悟っているようです。 「昭和の日嗚呼広島よ長崎よ」(稲…

重ね切り絵色々ー若冲天井画

「八月や後戻りし止まる電車」(吉田香津代) 今日8月8日はよほど語呂合わせ向きの日なのですね。 「算盤の日」「パチンコの日」「おばあさんの日」「プチプチの日」「パパイヤの日」 「親孝行の日」「笑いの日」「タコの日」「デブの日」「ピアノの日」etc…

ステンドグラス風ー楓花

「そよともせいで秋たつ事かいの」(鬼貫) 今日はもう立秋。ご挨拶も「残暑見舞い」。テレビやラジオからは気温が35度以上を知らせるニュースが引っきり無しに聞こえます。それでも今日は台風の影響か、日差しは落ち着いていますが、横殴りの雨となりそうで…

ステンドグラス風ー緋牡丹

「魔の六日九日死者ら怯えたつ」(佐藤鬼房) 黙祷。 「また一人語り部の逝く原爆忌」(吉野濃菊) 昔は、一日テレビを点けると、白黒のドキュメント映画などがどの局でもやっていたような気がするのですが、普通の夏の一日になってきています。 「朝の膳に…

ステンドグラス風ー笹百合

「暗く暑く大群衆と花火待つ」(西東三鬼) 今夜は「みなとこうべ海上花火大会」だそうですが、人込みに揉まれるのが苦手で一度も出向いた事がないです。今はテレビで生中継などをしてくれるので、涼しくのんびり寝そべり、見られこれに勝るものなしと。先日…

ステンドグラス風ー向日葵

「二ひらの花びら立てて蛍草」(松本たかし) 「日盛りや青花紙の紺の照り」(大野林火) いつでしたか、折り込み広告に魅かれて注文した「明日葉」の苗三点セット。一苗300円だからいいかと思ったのですが、ついに最後の一苗も息絶えてしまいました。関…

追悼ージャンヌモロー凸切絵

「塀際へつめかけて咲く木槿かな」(荻人) 近所の90を過ぎて一人暮らしでおられるご婦人の庭。毎年木槿(ムクゲ)の花が塀を超えて咲き乱れます。木槿は「一日花」と言われますが、たくさんのつぼみが付き、次から次へと咲くので、桜のような潔さもなく、朝…

追悼ージャンヌモロー凹切絵

「手作りの新豆腐まず仏前に」(長谷山順江) 新豆腐などという幟がはためいていた豆腐屋さんなんて見かけなくなりました。まして、「ハープー」ラッパの音共に回ってきていた豆腐屋の声も聞こえなくなりました。新豆腐の季語は初秋。新しく収穫した大豆で作…

ステンドグラス風ールドウテの花と

「八朔やきりりと締めし博多帯」(高橋泉也) 今日は、八朔。八月朔日の略。この頃、早稲の穂が実るので、農民の間で初穂を恩人などに贈る風習が古くからあったのだそうです。このことから、田の実の節句とも言われ、この「たのみ」を「頼み」にかけ、武家や…