切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

細かな花柄オーダー④-3

「桜蘂空青ければ降り続く」(棚山波朗) 漸く、桜も散り川面には花びらが敷き詰められます。道路の隅に舞い降りた花びら達は、自動車の走りゆき勢いに乗せられ、かわいらしくも行儀よく並んでくるくる回りながら転がっていきます。毎年信号を待ちながら見る…

細かな花柄オーダー④-2

「宗教超え神のご加護を巴里の空」(桑原正彦) 一昨年になってしまいましたが、何枚も何枚も、訪れた折、感動の余りに撮った大聖堂の写真を今更になりますが、何枚上げても空しくなるばかりです。信じられないような光景が、昨日テレビの中から移り出されま…

細かな花柄オーダー④-1

「炎の色の若葉に囲まれをりし家」(konkon) 見事に赤く染まる季節到来。レッドロビン、要黐。眩しいばかりの赤をみながら、こちらの赤もそれは輝いていました。14年ぶりの5回目の快挙、マスターズトーナメント優勝タイガー・ウッズ。満面の笑みは感動でした…

細かな花柄オーダー③-4

4月も半月が過ぎますが、まだ川沿いの桜が満開のまま留まっています。その所為でしょうか、昨日主人は筍掘りに招かれて出かけましたが、枯れ笹に埋もれた芽を捜すのに苦労したようです。管理人さんによれば、桜が散り出さないと芽をださないのだとか。毎年同…

細かな花柄オーダー③-3

「わが作るゑんどう神の恵得て」(山口青邨) スナップ豌豆がなりだしました。パスタスープに入れてみましたら、さすが捥ぎたて柔らかく美味でした。大満足。貴重なうちの菜園の収穫物です。 「ええ、という相槌をうつ術を得て社会人ってずっとこうかな」(…

細かな花柄オーダー③-2

「チューリップ喜びだけを持ってゐる」(細見綾子) ご近所の玄関先のチューリップです。うちは久しく球根を買わなくなり一つも咲かなくなってしまいました。去年トランジットで立ち寄ったスキポールの空港内では球根は買わず、たっぷり入った種子を買ったの…

細かな花柄オーダー③-1

「開く扉を春光射し入る幕間かな」(村田脩) 日溜まりから咲きだしたモッコウバラを活けようかと、足を伸ばしてみましたら、うちの中でも最高の日光浴楽しめる場所に、三毛登場です。先日超音波機二台設置しましたので、猫も今度こそは「回れ他所地へ」と思…

細かな花柄オーダー②-4

「散る桜 残る桜も 散る桜」(良寛和尚) 「光りつつひらひらと散る桜かな」(八木徹) 今年は、息のながーい花見を楽しめたように思うのですが、満開があったのかわからぬままに散り出したような気がします。今日もよく冷え、風が冷たかったです。これでは…

細かな花柄オーダー②-3

「雨音の憂いごころや寒戻る」(池下よし子) もう、桜も満開を過ぎようとする頃だというのに、「寒戻り」との予報通り一日良く冷えました。関東では雪が舞ったという報道もあり、鍋がまだまだ夕飯メニューに上がりますが、寒戻りの季語は2月。 「菜種梅雨い…

細かな花柄オーダー②-2

「こんな手のやり方もある豆の花」(前田普羅) 少し早めに蒔いておきましたスナップエンドウが実を付け出しました。蔓なし種とありましたが、しっかり面格子を頼りに上り詰めています。さててっぺんは収穫できるでしょうかしら? 今年は、切り絵作業で手の…

細かな花柄オーダー②-1

「どしゃ降りに落花ただよふ仏生会」(大野林火) 「お釈迦様の尻まだ青き産湯哉」(正岡子規) 今日はお釈迦様の誕生日。灌仏会、花祭とも呼ばれますが、昨夜の雨も上がり好天気となりました。昨夕に、唐辛子、トマト、サンド豆、オクラ、南瓜の種を蒔いて…

細かな花柄オーダー①-4

「子供よくきて烏の豌豆ある草地」 ピーピー豆っと呼んだものですが、どうして烏の豌豆というのがご存知でしょうか。莢の実が放っておくと黒くなり烏に見えるから付けられたのだそうです。隣が駐車場になってしまい雑草が生えることもなくなりましたが、それ…

細かな花柄オーダー①-3

「をんないよよ強く美くし木の芽吹く」(鈴木真砂女) 昨日は、又姪の入学式と聞いていたのですが、ふと、大学の入学式には女の子はどんな服装なのだろうかっと改めて思い返してみていましたら、新聞に記事を見つけました。卒業式なら、最近は袴が主流なので…

細かな花柄オーダー①-2

「清明や鋏をかろく封を切る」(北見さとる) 今日は24節気の清明。万物がすがすがしく明るく美しいころ。 『こよみ便覧』には三月節に「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されていますが、どうも、今日は花曇りで、風も冷たく、気…

細かな花柄オーダー①

「無援なる夜を貪るフリージア」(櫂未知子) フリージアと言えば、黄色が先ず浮かびますが、これは、義母が好きだった薄紫。彼女の部屋の縁側先の庭に球根をいつでしたか埋めたのが毎年お利巧にも一輪咲きますが、愛でてくれる人はいなくなりました。それで…

春の染め⑦-手提げ鞄花柄

「誰もかも寒さを言へり春を言ふ」(手塚美佐) 「春は名のみの風の寒さ」(池田澄子) 「花よ花よと老若男女も歳をとる」(同上) 今日までだそうですが、この寒さは応えます。日本海側では大雪なのでしょうか。 冬野菜が薹立ち全て片付け土作り。「桜が散…

春の染め⑦-手提げ鞄スイトピー

「雪柳吹かれてもつれて花こぼす」(岡田嘘風) 今日は花冷えどころか、冬戻り。ダウンジャケットにマフラー手袋が手放せず、まだまだ衣替えは焦らずに、ずぼらさんにもメリットあるものです。 「こぼれまたこぼれさそひて小米花」(鷹羽狩行) 明石市民広場…

春の染め⑥-手提げ鞄花模様

「タコ焼の焼けるを見てる四月馬鹿」(内藤ゑつ) 今朝の賑わいはどこへやら、発表された後の街角の静観な事。号外は出たのでしょうか。昼過ぎ繁華街を歩いていましたが、待ちゆく人は改元など、どこ吹く風。それでも、印刷屋さんは走り回っているのでしょう…

春の染めー手提げ鞄薔薇

「庭に出て春日にしゃがむ朝の時」(細見綾子)モッコウバラとナニワイバラの蕾で南面のフエンスは埋め尽くされてそうです。「忘れ居りし鉢に花咲く春日哉」(正岡子規)寒の戻りだそうで、風が冷たい週末。近所の公園では、今日は「桜祭り」だそうですが、主催…

春の染めー手提げ鞄アリス

「「眼鏡はどこ』うたにして朧かな」(加藤楸邨)朧げに脳裏に映る画像です。今朝の新聞の小さな訃報記事。アニエスという名が、微かに安っぽい私の脳にへばり付いていたようで調べましたらピンポンでした。Agnes Vard,ヌーベルバーグの祖母と言わた女性映画監…

春の染めー手提げ鞄梟

「山笑ふみづうみ笑ひ返しけり」(大串章)待ちに待ったYellow Magazine届きました🤣じっくり読み聴きたいのですが、A3 を4枚注文切り絵 開始です。そう言いつつ、昨夜は「詐欺の人」録画を見て、夜中には「聖の青春」を見つつ切ってました。そう言えば、「砂の…

春の染めー手提げ鞄猫

「ブロック塀の目地に咲きたる仏の座」(萩原渓人)コンクリートの割れ目から出て来るとは、何とも丈夫なの花と見惚れていますと、終いにはセメントが割られてしまうのだとか。花が終われば抜かないといけませんね。「へばり付き咲く花の仏の座」(有働亭)先日…

春の染め6

「ひたすらに只一心に草を引く」(杉橋てつ)今日は四月の気温となり、啓蟄も過ぎ、虫ばかりか、植物達も目覚め庭には大事にしている球根達に打ち勝つように雑草が天下を取っています。ポカポカ陽気に誘われて草むしり。昔、庭の草が途中まで引かれたままにな…

春の染め⑤

「荒庭に知らぬすみれが出てゐたり」(小林清之介) 手入れせぬまま我が家の狭庭は、猫の御不浄と化して、留守中どうなることかと、猫防止失策三策の棘ネットと猫回れ右の粉末をトコトン蒔いて外出していましたが、とりあえず、猫は場所替えしたのかトイレの…

春の染め④

「朝より刻々のあり初桜」(稲畑汀子) 東京最終日はいつも新宿御苑で、落羽松を拝んで帰るのが定番になっていますが、19日から入園料が200円から500円にアップです。確かにあの広い苑内の管理は大変なのでしょうが、一気に300円アップとは。それ…

春の染め③

「春めくを彼岸桜濃きや淡きと遅速かな」(東野鈴子) 今日は昨日より寒風も止み、谷中で研いでもらった丸刀を貰い受けて、散策がてら上野公園までブラブラ。歩を進めるごとに、ひとひらひとひら咲いていくようです。 「限りなく春めくや一日となりしかな」…

春の染め②

「春風の吹いて居るなり飴細工」(河東碧梧桐) 昨日の気温が23度に対して、今日は何と11度。昨日Tシャツ姿と軽装だったのが嘘のように、ダウンにマフラーの冬装束の舞い戻り。カイロまで貼っていても、寒い寒い一日の外出に。今日は東京に来れば必ず立…

春の染め①

「真っ直ぐに歩けぬ風の彼岸かな」(横倉由紀) 21日から始まったという上野の桜まつり。平日のはずが、どこから集まって来るのか上野は人、人。 国立西洋美術館の「ル・コルビュジェ絵画から建築へーピュリズム時代」へ。 コルビジェの絵画作品には、規整…

春がそこまでー写経⑥

「瞼の裏朱一色に春疾風」(杉本寛) 今日は雨かと思いましたが晴れ渡ったものの、疾風吹き身軽な私は足が掬われるようでした。日頃余り外出もせず、ひたすら切っている身なので、散策はすぐに足に来ます。 今日は夕飯が四谷でしたが、足を伸ばして世田谷散…

春がそこまでー写経⑤

「花ひらほら鳥も獣も彼岸かな」(日野草城) 久しぶりの東京です。機内からの富士はまだ真っ白帽子をかぶっています。それでも、春は一足先に関東には来るのでしょうか。20度を超える気候となり一気に桜のつぼみもふくらみ始めています。まだ、今日のニュ…