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切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

相撲土産ー力士シルエット

「楠若葉盛り盛り萌えて陰深し」(斉藤裕子) 「枯れ残る葉を放ちをり楠若葉」(細野恵久) このうちの方は日々庭掃除が大変でしょうね。 「遠き世の風音をきく楠若葉」(水田清) 実家にも大きな楠がありその枝を使って父が鉄棒を作り、弟は毎日特訓。父は…

相撲土産ー取り組みと番付

( 「遠き日の母の一言茄子の花」(大久保寛子) 一株78円で買った茄子の苗に三つ花が付き一つ目には小指の先ぐらいの実が見えだしました。「千に一つの仇はなし」の茄子の花と親の言葉ですが、さてちゃんとなるでしょうかしら。 「何事もらしくありたし茄子…

相撲土産ー観客と取り組み

「十あまり数へて烏賊火増えもせず」(西村和子) 烏賊の不漁が深刻なようです。そう言えば、先日の新聞にはカツオの不漁も掲載されていましたが、原因は海水温の問題もあるようですが、中国船の乱獲は、ウナギ、サンマと日本伝統食材を根こそぎにしていって…

相撲土産ー力士と子供達

「回しつつ削る鉛筆捩花」(青木民子) 「捩花の螺旋階段風のぼる」(森景ともね) 「蟻登る文字摺草の螺旋階」(久保田由布) 久しく見かけなくなったと思いましたら、ポットに入って花屋さんで売られるご時世。畦には必ず見かけた花でしたが、どんな様子の…

相撲土産ー和紙使いミニ

「どんより曇り卯の花腐しかな」(清水恵山) 陰暦の四月は「卯の花月」。昔の人は、この頃に咲く卯の花を腐らせるような霖雨のことを「卯の花腐し(うのはなくたし)」と呼んだそうです。うちの家にも卯の花があったのですが、あの白さが好きで植えたのです…

「重ね切り絵ー妖精と蝶

「麦の秋遠きところに父のゐる」(石崎そうびん) ひと昔前では、この季節になれば畑には、黄金色の麦が揺れ、嫌が上でも「麦秋」という言葉が浮かんだのでしょうが、二毛作などという言葉も聞かれなくなるのでしょうか。ふと、この「毛」は何なのか?と疑問…

重ね切り絵ームーミン

「胡蝶蘭花みな蝶やわれに舞ふ」(山口青邨) 漸く、二年越しのうちの胡蝶蘭が咲きだしました。二年前の銀杏が舞う頃に百円で買い求めた苗が去年は一枝、今年は少し分岐して花数も増えましたが、冬場に葉が萎れたりして植え替えなどしたものですから、出遅れ…

重ね切り絵ー藤田嗣治「猫を抱く少女」

「覚え無き花芥子頼り無げに咲き」(山中明石) ついつい、放置していると、とんでもないところに緑の中にきらりと光る色を見つける事があります。もう空き家になった数か月が経つ近所のおうちの庭は手入れもされなくなったというのに、見事にサツキが花盛り…

重ね切り絵ー蝶

「小満のひと日始まる空真青」(折橋綾子) 今日は24節気の小満。立夏から数えて15日目頃。30度近くなるとかで、すっかり夏日となり、熱中症予防がよく聞こえるようになってきましたが、この極上の晴天もそろそろ息絶え、走り梅雨が来るのでしょうか。まだ、…

重ね切り絵ー猫と屋敷

「腹立ててゐる蚕豆を剥いてをり」(鈴木真砂女) 何をあんなに苛立っていたのしょうかと、台所からの音を聞かせて貰えるような立場にもなれますと、そればかりが悔いられます。というのも、幼き頃のうちでは母が勤めていましたから祖母が家事一切を引き受け…

重ね切り絵ー花尽くし

「はたらいてもゆう昼が来て薄暑かな」(能村登四郎) 今朝のラジオでは気温が29度まで上がるとか言っていましたが、外気温はどれくらいになっているのでしょうね。そろそろ庭仕事をする時には長袖長ズボンの重装備でしないといけないなあっと思いつつ、着…

重ね切り絵ー小箱

「新緑に吹きもまれゐる日ざしかな」(深見けん二) 湿度もなく、暑すぎもなく冷えることもない、今日は極上の天気の日。ふと、庭で苗の新芽を見つめていると、居ました居ました。バッタの赤ちゃんです。 先日世田谷の街並み巡り紹介されていた建築家達TERAD…

重ね切り絵ー若冲犬

「苺ジャム男子はこれを食ふ可らず」(竹下しづの女) 昨日、路地裏を歩いていると、何とも懐かしい香りが漂って来ました。祖母の顔が浮かんで来て、さて何だったかなと思いめぐらすと判明しました。苺ジャムが炊ける匂いです。売り物にならないクズばかりを…

重ね切り絵ーふくろう

「座すところまづ手で押へうまごやし」(鷹羽狩行) 先日、カタバミの写メと共に書いたのですが、私の思い違いでした。カタバミを見るといかにも柔らかくて牧草になりそうだなあっと、つい思ってしまうのですが、クローバーもしくはシロツメクサの別名がうま…

重ね切り絵ー庭園美術館図案

「日は天に葵祭ははたやかに」(京極杞陽) 5月15日と言えば、葵祭であり、沖縄返還日。復帰45年。私は沖縄に出向いたことがなく、あの轟音を聞いたことがありません。先日「怒」という映画を見に行きましたが、基地から飛び立つ音は尋常ではないのだと映画…

久しぶり型染め手拭いー青緑

「母の日や塩壺に『しほ』と亡母の文字」(川本けいし) 夏日となり、トマトが美味しそうでトマトサラダを久しぶりにしようかと、ドレッシングの分量を確かめようと姑の料理手帖を開けてみたら、「晝」「畫」「實」「盡」 なんて字が飛び込んで来ます。「つ…

久しぶり型染め手拭いー黄緑

「カーネーション一草一花隙もなし」(平畑静塔) これは、姉が毎年教会で配る手作りカーネーションです。毎年一体何本作っているのでしょうかしら、争えぬ遺伝子でしょうか、母の凝り性も類まれなるものでしたが、私達二人も夜なべに気付かず反復運動が可能…

久しぶり型染め手拭いー朱

「日々掃いて常盤木落葉又あらた」(松宮育子) 松・樟・杉・樫・椎などの常磐木は、新緑期(初夏)に新葉が生い始めると古葉がひそやかに落ちます。 これらの落葉を総称して常磐木落葉という。また夏落葉といい、五月の季語。落葉というと、秋だと思いがち…

久しぶり型染め手拭いー青

「古茶嗜好名残り一服格別に」(古川春美) 新茶が毎年静岡の知人から届きます。そうすると晴れて去年頂いた新茶の封を切ります。貧乏性なのだなあっと思っていましたら、「古茶」という五月の季語を見つけました。新茶が出回る頃になりますと、前年の茶を古…

久しぶり型染め手拭いー紫

「ゆげゆらら豆飯をまづ韋駄天へ」(阿波野青畝) 先日スーパーのちらしにうすい豆の広告が出ていましたので買い求め、お初の豆飯を炊いてみました。炊飯器のスイッチが入り炊き上がり出すと二階まで香りが漂って来ます。義母の大好物で待ち構えているだろう…

グリーテイングカード:組み木柄

「アカシアの花揺らす風やわらかし」(林雄次郎) うちの近所の神社から写メを撮ったらしいのですが、「この花の名は?」と主人に聞かれ、頭に浮かんだのは「アカシア」。そう言えば昔苗を買った話を始めたら、私の頭を過ったのはミモザのようなふわふわ綿の…

グリーティングカード:紫シリーズ

「そこはかと薔薇の溜息らしきもの」(後藤夜半) ゴールデンウイークも漸く終わり、今朝の通勤電車の中はげっそり疲れ果てた溜息が充満していなかったでしょうか。それとも、漸く家族のしがらみから解放されて安堵の溜息だったのでしょうかしら。私はデュオ…

グリーテイングカード:菖蒲

デュオ神戸「手作り・雑貨・工芸」出展を無事終える事が出来ました。見て下さった方、お買い上げ頂いた方ありがとうございました。「恋ダンス」「うそ太郎」「おもえもん」「夜は短し恋する乙女」「刀剣乱舞」「CRISIS]「おそまつさん」「ワンピース…

デュオ神戸に向けてミニレター色々「紫レース模様」

「頭より軽きボールや夏始まる」(原田暹) 「我影のはっきりとして立夏かな」(小川和子) 「おそるべき君等の乳房夏来る」(西東三鬼) 昨日は24節気の立夏でしたが、まさにその言葉に似合う気温の日で、冬のままのパジャマを一気に半袖にしました。打って…

デュオ神戸に向けてミニレター色々「母の日」

「大鍋のカレー空っぽ子供の日」(西岡一彦) 今朝のラジオからの聞こえるニュースでは、今日はもうUターンの日になるのだそうです。確かにもう金曜日なのですね。私は7日のデュオ神戸出展に向けて篭り続けて外界から隔絶されたままです。きっと近所のスー…

デュオ神戸に向けてミニレター色々「組木柄」

「狭き庭二人でいぢるみどりの日」(筒井省司) 桜が散る頃に撒いていました種がウジャウジャと芽を出しました。毎日朝に夕にと屈みこんで芽の生育を見張っています。朝起きて雨戸が開くと何よりの楽しみになり、見る度に次なる葉が開きだすようで、ついつい…

デュオ神戸に向けてミニレター色々「ケルト文字」

「憲法記念日何はあれけふうららなり」(村翔) 今日5月3日は、日本国憲法が1946年11月3日に公布され、半年の準備期間を経て翌1947年5月3日から施行されたのを記念して「憲法記念日」となり、公布日の11月3日は、日本国憲法が平和と文化を重視していること…

デュオ神戸に向けてウオールスティッカー③硝子の花瓶

「深呼吸してをる八十八夜かな」(竹内悦子) 「川原にて澄み渡る八十八夜かな」(石田邦子) 「わさび粉を練って八十八夜唄」(奥田節子) 練り上がったツーんとしたわさびが何とも、八十八夜の今日によく似合います。空気も空も山も「澄む」季節です。無為…

デュオ神戸に向けてウオールスティッカー②ゴミ箱

「花ほつほつ咲かせ茨の走り蔓」(松崎鉄之介) ナニワ茨が茂り出し、去年蔓を無理やりフェンスに誘因しておりましたのが、一列綺麗に咲きだしました。蜂が次から次へとやって来ます。 「風の間のひかりが搦(から)む花茨」(能村登四郎) 今日から5月。た…

デュオ神戸に向けてウオールスティッカー①フクロウ

「かたばみを引き残したる庭の隅」(上村占魚) すくすくと、うちでは隅どころが隙あらばとあらゆるところで伸びています。葉がハート形で可愛いいのでよく押し花に使いますが、地を這うように茂る草かと思っていましたら、意外にも丈がよくのびます。確か牧…

陰影の演習⑤

「止まらない回転扉昭和の日」(櫂未知子) 今日4月29日は、天長節(1927~48)→天皇誕生日(1949~88)→みどりの日(1989~2006)→昭和の日(2007~)と改称されたと、改めてその名を思うだけで今日という日の思うべきことを痛感します。櫂未知子さんの句をもう少し引…

陰影の演習④星野源

「山椒の芽の遅きことすでに知る」(下村非文) 今年は筍が大の付くほどの不作だったとか。幸い実家から’たんまり’貰い小心者は、抱え込んで毎日いろいろにアレンジしては滅多に味わえないリッチ気分です。山椒を少し添えたいところですが、今年は山椒の芽の…

陰影の演習③小栗旬

「名を知りて踏まず地獄の釜の蓋」(柳井梗恒子) 先日、向かいのおばさんが株分けあげましょうかと見せて下さったのですが、「紫式部?清少納言?う?何だったかしら?」「う?う?十二単?」などと、花の名前すらがすっきり出てこなくなったことを嘆きなが…

陰影の演習②CRISIS

「小粉団や耐ふるかぎりの雨ふくませ」(前田しげ子) 主人がコデマリが好きで苗を見る度に買っていたら庭のあちこちに地植えしたのが伸びているのですが、結局花付のいいのは二年程前に青山の花屋で買った鉢物です。鞠のように小さな花が咲くので小手鞠と書…

陰影の演習①ピエロ

「花びらに花びらの影ポピー揺る」(伊藤知子) 「散り際は風もたのまずけしの花」(其角) 芥子の花びらはシルクのように透けるように薄く、押し花にすると綺麗な蒲色が薄紫になります。カラスノエンドウの花も濃い赤紫色ですが、これも薄紫になります。 「…

ミニレター続き:まとめ

「八重桜夕日重たく揺れにけり」 昨夜は急ぎの作品作りで完全徹夜です。もう目蓋が重く重く。 「八重桜春も束の間落ちつきぬ」(瀧春一) 5月7日デュオ神戸出展で落ち着かぬ日々です。ほとんど外出もままならず、篭って切ってばかりいますが、久しぶりに出か…

ミニレター続き:庭園美術館総柄

「文庫読むサンジョルデイの日バスに揺れ」(かわせみ) 4月23日は「サンジョルディの日」などと言っても、日本では定着せずに居る日。スペインのカタルーニャ地方が始まりとか。男子が赤いバラを女子は本をプレゼントするのだとかで、市場では賑やかに薔薇…

ミニレター続き:C

「根三つ葉の根のきんぴらや春障子」(永井東門居) 昨夜は久しぶりにたこ焼きを作りました。関西ではどのうちにも必ずと言って程あるのがたこ焼き機。我が家では、ソースを掛けて食べる屋台のたこ焼きではなくだし汁につける明石焼き風が定番です。明石では…

ミニレター続き:G

「ひとつづつ花の夜明けの花みづき」(加藤楸邨) 桜が下を向いて咲いてくれるからこそ、花見などというものが成り立つのだそうですが、花の中ではとても珍しい咲き方なのだとか。桜が終わると、次の出番となるのがハナミズキ。つくづく、桜とは対照的に、階…

ミニレター続き:N

「雨降って田畑を覚ます穀雨かな」(橋本幹夫) 今日は24節気の穀雨。 「「雨が降って百穀を潤す」という意味からきている言葉。 午後から曇って来て、二日前に野菜種を撒いた私としましたは、穀雨の潤いに期待一心です。 「風眠り穀雨の音か夕早し」(小倉…

母の日カード⑤

「花種蒔く何とも軽き一袋」(国分七穂) 母がいつも、「桜が散ると、種蒔き」と言っていましたが、何の種を言っていたのかも忘れていますが、とりあえずはと、慌てて昨日は夏野菜の種をポットに植えこみました。トマト、オクラ、インゲンにゴーヤ。厳選に厳…

母の日カード④

「品性は高く持つべし目刺し焼く」(小野奈津子) 年中ある目刺しでしょうが、春の季語だそうです。何とも庶民的な魚で七輪がよく似合うなどと言えば、若い人の目はキョトンとすることになるのでしょうか。ひょっとしたら高級魚のジャンルになっていたりはし…

母の日カード③

「ひよどりに食む花多し復活祭」(綾部仁喜) 昨日はイースターでしたが、スーパーの卵セールぐらいにしか意識がいかないのも困ったものです。昨日から一気に気温は上昇し夏日だったとか。慌ててTシャツをひっぱりだすこととなりましたが、うちの庭の花達も…

母の日カード②

「日当たりの土いきいきと龍の玉」(山田みづえ) ジャノヒゲ(蛇の髭)とか 龍の髭とか言われ、よく駐車場の隙間などに植えられている丈夫な草ですが、見事な青い実をつけます。季語は冬。少し時期ははずれてしまいましたが、そのこんもり茂った葉の間から…

母の日カード①

「この風に耐ゆる術なき桜かな」(稲畑廣太郎) 「今年は中々散らんねえ」などと、挨拶言葉になっていましたが、それもそろそろ息絶えたのか桜吹雪が舞いだしました。 「雨雫消ゆる早さに散る桜」(稲畑汀子) くどくも、今日もまた用事があり見納めと通りが…

ミニレター:組み木③ 

「いつの世も咲けば咲いたで桜馬鹿」(保坂加津夫) 漸く、近所の桜見におにぎり持って行ってきました。「我が街の桜が一番」とどこでもで声高に聞こえてきそうな桜なのでしょうが、「えっへん。やっぱり一番」と言ってしまいます。今日は天気も良く平日なが…

ミニレター:組み木②

「たけのこよぼくもギブスがとれるんだ」(畑上洋平) 今年は、よくいつまでも冷え込み、筍の出も遅れがちなのでしょうか。実家の竹藪に行って参りました。 少々疲れ果て、明日ギブスを剥がすように、糠で湯がかれた筍の皮を剥ぎ、さてどんな料理をしましょ…

ミニレター:組み木①

「世の中三日見ぬ間に桜かな」(大島蓼太) あかし市民広場の「刻・街・フェスタ」出展も無事終了いたしました。ほとんど毎日篭って切ってばかり居る私には、貴重な体験となりました。お会い出来お喋りさせていただいた方々には本当にありがとうございました…

「刻・街・フェスタ」あかし市民広場出品中

あかし市民広場「刻・街・フェスタ」出品最終日です。雨の1日になりそうです。車中からみえる海の色も空以上に墨色です。須磨浦公園のライトアップの人出も今夜は一休止でしようか。よく冷え花冷えというより、寒戻り(≧∀≦)「2日ほど花冷えつづき色保つ」〔…

「刻・街・フェスタ」あかし市民広場出品中

あかし市民広場「刻・街・フェスタ」出品2日目です。明石公園の桜はまさに盛りだそうで、今日も沢山の人が広場を往来され、お陰様でうちにも目を向けて頂く方もあり、楽しい出逢いの機会が持てました。目に留めて下さった方、お買上げ下さいました方ありが…