切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

金婚式に向けてー2度目③

「水仙を接写して口尖りゆく」(今井聖) 今日も何とよく冷えるのでしょう。朝、家の前に放置された犬の糞を片付けて水を撒いたら凍てつき、却って危なくなってしまいました。 「背筋に疲れ溜まっています水仙」(森須蘭) 隣家が空き家になり更地になった後…

金婚式に向けてー2度目②

「風に耐えいよいよ白く冬桜」(稲畑廣太郎) 先日、松尾芭蕉の「奥の細道」出発点とゆかりの地ハイキングに行ってきました。街お越しの一環でしょうが、北先住から南千住まで迂回しながら計8.5キロ歩きました。その途中の神社で見つけた寒桜です。 「冬桜ぴ…

金婚式に向けてー2度目①

「白に帰す雪合戦の逸れ玉も」(泉田秋硯) 昨日の東京は一面真っ白の朝となりましたが、9時過ぎに出掛けたのに、バスの停留場のベンチに10センチ以上こんもり積もった雪がまっさらです。信じられますか?誰も触らないのでしょうか?誰も丸めて雪礫(つぶて…

金婚式に向けてー1度目③

「崩れゆく東京の雪だるま」(八木忠栄) 昨日の東京はあっという間の雪景色でした。朝はパラパラの霰模様かしらなどと思っていましたが、あれよあれよと積もり出して渋滞に巻き込まれないようにと早々にホテルに戻ろうかと思いましたら、四時のメトロが既に…

金婚式に向けて型染めー一度目②

「雨いつか雪となりたる静寂かな」(松山寿美) 昨日から、今日は雪になると言っていましたが、まだ小ぶりの雨。 「限りなく降る雪何をもたらすや」(西東三鬼) さて、雪となれば積もるでしょうか。 「雪降るとラジオが告げている酒場」(清水哲男) 滑りや…

金婚式に向けて型染めー1度目①

「冬の朝道々こぼす手桶の水」(杉田久女) 1月21日は杉田久女1946年の忌日。 「足袋つぐやノラともならず教師妻」(杉田久女) イプセン「人形の家」の主人公ノラ。その思いを重ねた久女とは、「ダイヤを捨て、馬車を捨て、芸術家の夫に嫁したが、一枚…

似顔絵 ̄星野源continues

「魚あらに菜汁を添へて骨正月」(清水恵山) 1月20日は、20日正月といい正月の納め日とされているのだそうです。それで、正月に食べた魚の骨や頭までも食べ尽くすことから、骨正月・頭正月と呼ぶ地方もあるのだとか。うちでは、義母が余り焼き魚やアラ炊き…

似顔絵ーX-JAPAN hide

「母の手をはなれて遊ぶ冬あたたか」(上田五千石) 昨日は何ともあたたか、半袖Tシャツの方までお見かけする次第。所変わって、ロシアでは零下67度。眉毛まで凍っている画像がテレビに映っていましたが想像できない寒さですね。どこか世界中がくるっていま…

似顔絵ー金婚式プレゼント用

さっぱり雪に包まれた富士を横目に暫し東京です。懐かしの定番の松濤公園で一休み。三彩で丸刀とゴムベラ奮発して買いました。帰ったら染めです。このお二人の金婚式のお祝いにテーブルセンター予定してます。では今夜はこれにて。Bonne Niito!

似顔絵ー身内Rieさん

「寒の雨粛々と降る震災忌」(黒川悦子) 1月17日、阪神大震災から23年。リュックを担いで、線路が断絶して何駅も歩いたのですから、今同じ事が出来るかと思えば、年月はそれなりに過ぎたのだと痛感しますがまだその時間から生活が留ったままの人もおられる…

似顔絵ー小栗旬:信長協奏曲

「初場所のすまねば松の取れぬ町」(石川星水女) 関東では松の内七日まで、関西では14日か15日。そんな中で初場所のある両国だけは違うのだそうで「どんなもんだい」っと江戸っ子の声が鳴り響いているのでしょうか。今日初めて年明け早々お会いした人に…

似顔絵ー陸王竹内涼真

「女正月帰路をいそぎていそがずに」(柴田白葉女) こんな句を読んで、さてどれだけの若者が理解できるでしょうね。ちょっと前なら、15日と言えば、成人式ですが、小正月として名残のあるのも地方だけでしょうか。うちの界隈では注連縄を焼き、家の周りにそ…

似顔絵ーコウノドリ二人

「掃きならし門松とりし跡と見ゆ」(亀井絲游) 好天気とはなりましたが、インフルエンザもはやり、豪雪地帯では交通網が気になる中、センター試験も二日目。親御さんの心中は鎮まることはないでしょうが、もうひと踏ん張り。英語ぐらいはしてみようかと新聞…

似顔絵ーコウノドリ4人

「悴みてをれば無口でありにけり」(稲畑汀子) 朝から、もう冷えて冷えて布団から出るのが一苦労。心まで凍ってしまうのか、冷静さが欠けていきます。朝刊のクイズの数独が何度も、9つのマスの中に同じ数字が二つもあります。当然言葉は凍ってしまい、つら…

似顔絵ー星野源MV集より

「徒に凍る硯の水悲し」(寺田寅彦) 久しぶりに川沿いの公園を歩いてみましたら、水たまりが凍っています。早朝ではありません、もう当に日が昇った9時頃のことです。昨夜はしんしんと冷えているとは思いましたが、関西は凍てついています。いつからか、小…

似顔絵ー星野源マイクの前で

「鏡開き夫を当てにはしておらず」(永嶋みね子) 鏡餅は刃物で切ることを忌むことから、槌などで割るのだそうですが、「割る」は忌み詞なので、「開く」と言われるようになったわけですが、最近では、真空パックの餅が主流なのか、さてどれだけのうちで飾ら…

組木模様尽くし⑨

「葉椿にしづむ小鳥や寒の雨」(金尾梅の門) うちによくやってくる三毛はお利巧で常にうちで一番暖かい場所を見つけ手は日向ぼっこをしているのですが、ここ数日の寒さですっかしどこに雲隠れしたのでしょうか。一向に寄り付きません。一体どこで寝泊まりし…

組木模様尽くし⑧

「しゃりしゃりと音を立ててゆく寒の風」(早崎泰江) 寝起きはゆるりとした気温だと思ったのですが、晴れ間が見えだすと、しゃりしゃりとも言いえて妙ですが、電線のなる音が室内に居ても震えて来ます。天気予報では東京は17度の春陽気だとか言っていました…

組木模様尽くし⑦

「貸衣裳ぬらし雪中成人式」(七家弘子) 今日、第二日曜となり「成人式」。昨日から天気予報では雨、それも大きな傘でお出かけ下さいなどと、言われていて、他人事ながら二十歳を迎えられる親御さんの祈願が伝わって来そうな夜でしたが、その思いは願うこと…

組木模様尽くし⑥

「人日の夜の服寝敷く教師あり」(淵脇護) 毎年、七日にはこの句を挙げて七草と人日の解説をしているのでしょうが、一分もせぬまに辞書の内容が新鮮なものになる身故、懲りずにお付き合いくださいませ。 >古来中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗の日、3…

組木模様尽くし⑤

「数の子の減るたび夜を深くせり」(星野高士) 年末に安さと売り子さんの「無くなったらかまぼこだけになるからね、ヤマニよ」などと言うもので、数の子500グラムを二箱も買ってしまっていました。結局その出店は年末ギリギリまでヤマニ数の子は店頭に鎮座…

組木模様尽くし④

「いま過ぎし旦遠し寒の入り」(木附沢麦青) 今日は24節気の小寒ですね。暦の上で寒さが最も厳しくなる時期の前半。『暦便覧』では「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と説明しています。 この日から節分(立春の前日)までを「寒(か…

組木模様尽くし③

「三が日早過ぎ四日遅々と過ぎ」(星野立子) 俳句の季語四日は一月四日のことですが、「元日」からはじまって「二日」三日」「四日」「五日」「七日」はすべて新年の季語ですが、「六日」はないそうです。それほどに昔の正月の一週間は、毎日の変化があり、…

組木模様尽くし②

「残り物寄せ鍋となる三日かな」(椎名ミサヲ) 「帰りたる子の落書きを見る三日」(及川輝子) 「はや不和の三日の土を耕せる」(鈴木文村男) 「ラーメンをねだる三日の子どもかな」(島本知子) さて、どんな三日目をお過ごしでしょうか。 「朝刊の痩せて…

組木模様尽くし①

「故郷にもどる娘の二日かな」(湯澤正枝) 不思議でもないですが、俳句では「二日」を意味するのは、正月二日。以下「三日」「四日」「五日」「六日」「七日」と、すべて季語になっているのだそうです。最近では「二日」も「三日」もたいして変わりはしなく…

年賀

「元日や今年こそはと気ばかりで」(福田みさを) 明けましたおめでとうございます。 元旦も、比較的穏やかな日の出となり、あれよと元旦は過ぎてしまい、元日という一日もあと数時間になっています。切り絵のカッターを持たなくなり何日でしょう。明日から…

今年の纏めカレンダー:ミュシャ他

「歳晩の夕餉は醤油色ばかり」(櫂未知子) 今日も一日立ちっぱなしでお節つくり。昔は年の瀬の夕餉は醤油色もいいですが、我が家ではカレーが定番。それもレトルートではなく煮込んでいたのですから、どこが手抜きなのか。今年はかなり小規模に。 「差引け…

今年の纏めカレンダー:アニメ

「毎年よこの道に立つ飾売り」(岩田由美) 昨日話しました、注連縄・輪飾・楪葉・小松・飾松・歯朶などを売る出店が少なくなったように書きましたが、この露店のことを「飾売り」と呼び、冬の季語になっているのですね。 「飾売りたいだいの値をいいかげん…

勢ぞろい年賀状⑤

「注連縄突っつく雀が餌とも玩具とも」(岩崎可代子) 今日29日は、「く」という「苦」を連想する音の所為かほとほと正月段取りには嫌われる日だそうで、餅つきは苦餅だと言われ、注連(しめ)縄飾りも縁起が悪いとやらで、28日までか、30日に。29日を避け…

やばくない年賀状④

「真顔して御用納の昼の酒」(澤木欣一) 今日が仕事納めの方が多いのでしょうか。来年の始まり月曜日。日曜日よりはいいのかもしれませんが、4日が木曜日。ご苦労様です。今日ぐらい昼から納めの一杯と酌み交わす仕事場もあるのでしょうか。 「人ごとの御…