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切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

またビュフェ①ー楽器

「薔薇の芽がああだこうだと赤い息」(木戸渥子) 朝方、外に出てみると路面が濡れているのを見て、昨夜の雨を知りました。庭に目をやると、「あれ、今頃咲く赤い花なんてあったかしら」と。雨に濡れ一層映えるのにそそられ近づけば、薔薇の新芽です。 「薔…

NHKテレビ「LIFE」よりーうそ太郎

「点けてあること忘れゐし春暖炉」(相沢有理子) 寒戻りで奥に仕舞い込まれがちでしたダウンジャケットを引っ掛け、ストーブに寄り添ってしまいますが、ついつい暖かさに慣れてしまうと、点けていた事を忘れます。正に、思考も判断力も同じなのでしょうね。…

NHKテレビ「LIFE」よりーオモえもん②

「往く先の門にミモザの花さかり」(池下よし子) 今日はGoogleロゴに、朝日新聞の一面からも、「これでもかこれでもか」と言わんばかりに無視すれば○○ハラスになるのかと言わんばかりに、文字ばかりが際立っていますが、「国際女性デー」。女性へミモザを贈…

NHKテレビ「LIFE」よりーオモえもん①

「いかなごの漁けふの解禁の海の色」(戸栗末廣) 家の沈丁花はまだ香り出しませんが、毎年の事ながら、いよいよ甘辛いイカナゴの炊ける匂いと共に春は来ます。今日は解禁日ですが、年々海水の温度が上がって来た所為で、イカナゴには不向きになって来たとか…

ランチョンマットイスラム模様と押し花コラボ2-4

「運命を笑ひ待ちをり卒業す」(高浜虚子) 入試もそろそろ大詰め。国立の試験も終わり後は吉報を待つのみ。心穏やかでない親子も多いのでしょうか。この句が作られたのは昭和14年。当時としては学卒ともなれば超エリート待遇になったのでしょうが、戦争色が…

ランチョンマットイスラム模様と押し花コラボ2-3

「うごめけるかや啓蟄の土のいろ」(岡星明) 今日は二十四節気の啓蟄。「啓」は「ひらく」で「蟄」は巣ごもりを意味するとの事で、思わず庭に出て土をじっくり眺めてみます。花のなかった枯れ果てた庭でしたが、カタバミが色鮮やかに咲いています。 「啓蟄…

ランチョンマットイスラム模様と押し花コラボ2-2

「葉にそむく椿や花のよそ心」(芭蕉) 今年は冬の間に南側のフェンスに茂った西表朝顔の蔓をとことん処分し陽射し遮られなかったのか、椿に沢山蕾が付きました。漸く咲きだしましたが、どういう訳か花びらがすぐに茶けて来ます。余り別嬪さんではありません…

雛祭りオンパレード

「病室の母に小さき雛飾る」(林まあこ) そう言えば、去年も手製の雛飾りを作り、義母の枕元の壁に落ちないように、介護士さんの邪魔にならないようにと、限りなく小さいのを両面テープで留めたのでした。右半身麻痺の義母にはその存在も季節の変わり目も意…

ランチョンマットイスラム模様と押し花コラボ2-1

「親しみをまだそのままに春炬燵」(加納幸子) 今朝は早くに強い雨が降り、昨夜も私は爆睡していたので気付きませんでしたが、雨模様だったようで、今日は一日雨の日なのかと思っていましたら、太陽が覗いて来ました。一気に草木の新芽が伸びそうですが、ま…

ランチョンマットイスラム模様と押し花コラボ1-4

「球根の芽吹き気になる日々となる」(吉野濃菊) さあって今日から弥生。早いもので、まだ餅気が抜けていないようなどと言ったら、笑われそうですが、学業中の身の方が居られる家では何とも落ち着かない日々なのでしょう。私の気掛かりは庭の高価でもないの…

ランチョンマットイスラム模様と押し花コラボ1-3

「笛吹く風異国はカーニバルならむ」(村翔和紙) 先日ニュースでニューオリンズのマルディグラパレードにトラックが突っ込むという惨事が報道され、テロではなかったようですが、それではたと気づいたのが「マルディグラ」、謝肉祭の季節なのですね。リオに…

ランチョンマットイスラム模様と押し花コラボ1-2

「クロッカス信じよと言ふ花言葉」(野田ゆたか) 昔、何かの体験セミナーの一コマです。二人ペアーになって同じ方向に向かって立ち、一人が相手に向かって仰向けに倒れていき、それをもう片方が踏ん張って受け止めるという訓練(?)です。倒れる人は完全に…

ランチョンマットイスラムj模様と押し花コラボ1-1

「紅雪惨軍人の敵老5人」(中村草田男) 「壮行や深雪に犬のみ腰おとし」(中村草田男) 「兵に告ぐ読み感読の雪におつ」(嶋田青峰) これは今日2月26日は81年前になるのですね、226事件を物語る句です。中村草田男氏の句に出てくる犬は、デューラ…

伊勢型ウオールステッカー③

「石に座す早春の日のやはらかし」(宇都宮美智子) 今日は、天候に恵まれ春らしい陽射しの中、湊川湊公園手しごと市出展無事終える事が出来ました。来ていただいた方、気に入ってお買い上げ頂いた方、お渡し致しました名刺を見てブログを見て下さった方々あ…

伊勢型ウオールステッカー②

「陰日向なく働きて君子蘭」(橋田幹夫) 今日からスタートになったプレミアムフライデーはどれだけどこに潤いをもたらすのでしょう。午後3時に退社出来た人はどれだけ居られるのでしょうね。恥ずかしながら仕事と無縁の私には「ハナキン」も知らないまま第…

伊勢型ウオールステッカー①

「春寒の湖は裏地のやうなもの」(山野みどり) 今日二月二十三日は、「ふ(2)じ(2)さん(3)」の語呂合わせで「富士山の日」なのだそうです。先ほどのラジオから聞こえてきのが、「千円札をお持ち下さい、正にその姿を見る事が出来ます」と。思わず財…

雛祭り額③

「梅咲やせうじに猫の影法師」(小林一茶) 今日、2月22日は二が三つ並びますと、語呂合わせからどんな記念日になるのかとググってみれば、「ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)」と『猫の日』。「ふう(2)ふ(2)ニッコリ(2)」と食後の余裕が出…

雛祭り額②

「早春の鳥を集めてゐる一樹」(古林阿也子) それはそれは呆気ない出来事でした。向いのおうちにはサンザシの実が毎年びっしりなるのですが、余りに当たり前になっていましたので気にも留めたことはなかったのですが、今朝買い物から帰って、ざわざわする音…

雛祭り額入り①

「おほかたの故人空しや鳴雪忌」(高浜虚子) 2月20日は俳人の内藤鳴雪の1926(大正15)年の忌日の「鳴雪忌」。 鳴雪は老梅居と号されていたので「老梅忌」とも言われているそうですが、凄いですよね。 「願わくは」の西行が桜でしたが、願うだけでは実らぬ…

ひな祭りグリーティングカード⑥

「君がため春の野に出でて若菜摘む我が衣でに雪は降りつつ」(光孝天皇) この句は、七草粥の春の七草を摘む歌のようですが、つい今日のように、余りの春心地に包まれると、この句が思い浮かび、庭のプランターで育った野菜達を摘み取りました。菊菜は今が旬…

ひな祭りグリーティングカード⑤

「出し昆布のふくらんでいる雨水かな」(田所節子) 「牛乳のうすきまくとる雨水かな」(小野口正江) 春一番が吹きそうで、川沿いの桜の蕾も存在感が出て来ました。何気なく見ていると、水につけた昆布の戻りかたも違って見えます。 「天地にきほひありける…

ひな祭りグリーティングカード④

「春時雨雨去りて我が影濡れゐし」(新開一哉) 今朝の雨はまさに春時雨とでも言いたくなるような温和な雨。これなら大丈夫かと二か月に一度の診察に出ようとしたものの、待合での本に薬手帳に、財布にスマホと忘れ物ないようにと手提げカバンにぞんざいに押…

ひな祭りグリーティングカード③

「春だよと言っているような遺影かな」(古堂周子) 今日は、ホントに日ざしも眩しく空気も緩み、思わず布団を全て干しました。庭の赤かぶを収穫しましたら、一株別嬪さんが出ました。赤カブと言えば、当たり前に丸いものだとお思いでしょうが、野菜栽培とは…

ひな祭りグリーティングカード②

「待春の心が先に歩きをり」(稲畑汀子) まだ、うちの沈丁花の蕾は固く閉じられたままですが、昨日のスーパーの調味料売り場には一棚新たなコーナーが登場です。きざら、みりん、醤油、酒、実山椒、黄金糖飴。さてこれでいよいよだなっと思うのは神戸っ子で…

ひな祭りグリーティングカード①

「バレンタインデー父を励ます日となりぬ」(小林すみれ) さて、私は父に何度この日に何かしたでしょうか。結構父は外ずらが良く私がわざわざゴマ擦りすることもなく、数個は卓上にぞんざいに置いてあったような気がします。それを見る度母の機嫌を伺う方が…

組木細工柄③-3

「枝垂れ梅枝先地まで後五寸」(佐々木スガ子) うちのしだれ梅の木も枝が地に着きそうなくらいに垂れていたのですが、一向に花がつかないので、去年ばっさりと切り落としましたら、流れ落ちていくようには咲かなかったですが、花はつきました。やはり、「梅…

組木細工柄③-2

「水仙郷怒濤が花を育てをり」(塩川雄二) 淡路からの便りが来ました。鳥取では1メートル以上の積雪があったとか、彼の地も雪が舞っているのでしょうか。今日は少し緩みました。 「真っすぐにいる水仙の気品かな」(稲畑廣太郎) 昨夜、聞きなれない声の主…

組木細工柄③-1

「旗立てて古りし傷撫づ建国日」(長かずを) 平成も来年は30年。姪に、昭和64年1月2日生まれの子が居ます。いつも、彼女の事を思うと、ついつい可哀そうになるのですが、今の世代には昭和も平成も境目は気にならないのでしょうかしらね。西暦でしか感覚がな…

組木細工柄②

「さっきまで音でありたる霰かな」(夏井いつき) 朝から薄墨色の雲で覆われた空を見上げ、今日は嫌今日も在宅だなっと。部屋にこもっていましたら、目が覚めそうな音。慌ててスマホを持って窓辺に。 「散り敷きて雪に蒼みし霰かな」(高島茂) 向かいの一人…

組木細工柄①-4

「行く人のまだ春装にあらずして」(桑垣信子) 天気予報では、今日は雪になると言っていましたが、今のところ冷たい雨が降っています。今日は語呂合わせで「服の日」だそうです。私は去年断捨離と称して、服はかなり整理したつもりですが、どうしても捨てき…

組木細工柄①-3

「土塊のままの畑が春の霜」(廣瀬雅男) この時期、撒いた玉葱の芽がすくすく伸びるのですが、それを競うように一葉性の図太い雑草がびっしりと蔓延ります。それを昔母と二人並んで発泡スチロールの蓋をお尻に敷いて、座り込んでコツコツ玉葱の芽だけを残し…

組木細工柄①-2

「懐中にキャラメル遊ぶ余寒かな」(金城博之) 小学生時代、毎年極寒の頃に「耐寒訓練」と称して山登りがありました。朝礼で森永のキャラメルが配られ、それだけを楽しみに凍てついた山道を唯々登るのです。昨日の夕刊にさっぽろ雪まつり開催の写真が掲載さ…

組木細工柄①

「春きて水車ゆっくり廻り出す」(服部淑子) 「春めくや古きピアノの蓋開ける」(田中桜子) 「じろ飴たぐりからめて春めく日」(菅原美紗緒) 「春めいて豆腐の上の花かつを」(能村研三) 少し気は早いのですが、三月の季語「春めく」の句を並べるだけで…

イスラム模様②-6

「庭の梅いつの間にやら満開と」(古堂周子) 猫の額の庭ですが、母が他界したのを機に植えたのがこの梅。庭に梅の木があることすら気付かれぬまま数年が経っていましたが、今年初めて存在感が出来ました。 「母の声聞こえてきさう梅の下」(湯沢正枝) 根本…

イスラム模様②-5

「無聊かな立春の卵立ててみる」(堀口希望) 無聊(ぶりょう):退屈で心が楽しまないこと。気が晴れないこと。また、そのさま さて、ラジオから流れる今日の立春と声を聞いて、食卓テーブルで卵と奮闘する人はどれだけいるのでしょうね。今年は週末でもあ…

イスラム模様②-4

「酢の香る厨にも豆撒きにけり」(水上秀一) 母はことあるごとによく巻きずしを作りました。遠足の日、御雛様、誕生日などの旗日、野暮用で帰りが遅い時などなど、台所にはピラミッドのように大皿に巻きずしが積み上げられます。酢の香りが一面漂って来ます…

イスラム模様②-2

「掌にのるチョコレート冴え返る」(石尾恵美子) 昨晩は雨だったのか、朝からよく冷え、ラードも蜂蜜もコチコチ。夏には冷蔵庫に入れて置かないとグニャグニャになる板チョコが卓上にパリっと反り返ります。「冴え返る」は暖かくなりかけたかと思うと寒さが…

イスラム模様②-1

「ちぐはぐな挨拶かはし浅き春」(藤田久美子) 日ざしが春めいてきたようで、つい「春らしくなってきましたね」と言いたいものの、空気は冷たく「いつまでもお寒いことで」などと、相槌にならない行き当たりばったりの会話となります。そんな冬も二月となり…

イスラム模様①-2

「冬茜死んだらどこへゆくんだろう」(志方桜子) 映画「沈黙」の上映が話題になっているのか、古本屋では見つけられず、珍しくKindleで買い求め読み返してみました。筋立てはほとんと原作に映画は忠実でしたし、配役の抜擢も原作を損なわない設定になってい…

イスラム模様①

「改めて四温の雨と思ふ町」(野田ゆたか) 暖かい雨が降っていて、暖かなのもちょうど四日限りでしょうか。また寒波が到来するそうです。今朝の新聞に「女子力」フォーラムが掲載されていましたが、この意味も時代と共に変遷してきているそうです。私は余り…

逃げ恥恋ダンス

「日脚伸ぶ雲透き通る日の光」(伊藤知子) 朝夕の明るさが伸びて来ました。春が近づいているなあっと実感するのも、ここ数日の冷えが緩んだ所為でしょうね。今日は東京は20度になるとか。そうなると、嫌が上でも外出したくなりますが、昨日は夕方外出したら…

染柄残布で作品③

「熊ほどの雲来てゐる寒施行」(凡茶) 野生の動物に、寒中餌を施し与えることを、野に置くと野施行、狐や狸などの穴らしいところに置く穴施行、狐施行というのだそうです。翌朝、食べ物が亡くなっていると豊作になるのだそうですが、害獣であろうとも、この…

染柄残布で作品②

「愚痴聞いて頷くだけの水仙花」(山根佐与え子) 今年は水仙の花がいつになく咲きましたがなぜかすべてがお辞儀をしてしまっています。見ようによれば、項垂れているようにも見えます。 花に何を話しかけようとも返事はしてくれません。でも 、人の愚痴とは…

染柄残布で作品①

「寒菊は小さく開き身を守る」(鎌吉喜久雄) 「生くるとは挫折いくたび寒の菊」(松山寿美) 今日は映画「沈黙」を見に行って来ました。遠藤周作の原作を読んだのはもう何年も前になるので、うっすらとした記憶でしたが、あのどうしようもない思いだけが残…

猫いろいろ⑤

「寒一と日初天神といふ日あり」(後藤初半) 今日1月25日は「日本最低気温の日」だそうで、それに因み、そんな寒い日に暖まってもらおうと、「ホットケーキの日」であり「中華まんの日」となっているのだそうですが。25日は天神の縁日。一年の最初の縁日と…

猫いろいろ④

「雪しまき音なき音を聞いており」(池田幸恵) よくよく冷えます。昨夜も真夜中に雪しまきでもあったのでしょうか。しまきの「し」は「風」。「風」の古語で風が烈しく吹くさまのことで、 しまきの「まく」は「巻く」で重ねて風が激しく吹き荒れるさまのこ…

猫いろいろ③

「虎落笛塵取に塵はなかりけり」(五十崎古郷) 真冬の強風は様々な処に被害を巻き起こしているようですね。高浜原発でのクレーン倒壊、ひと月前の糸魚川火事、本当に自然の脅威にはおののくばかりです。虎落笛とは「もがりぶえ」と読み、厳寒に、激しい風が…

猫いろいろ②

「底冷えが卓の四脚を匍(は)ひあがる」(富安風生) 明日から最高気温が5度とのことで覚悟していたのですが、早くも今朝からしんしんと冷えて来ています。完全に固まってしまい、ついつい図書館で予約していた本が末尾に。こういう冷えて手が出せない時に…

猫いろいろ①

「室の花話しかけては水を遣り」(青木菅子) 成金草の花が中々咲かなかったのですが、頂いた苗木が良かったのか、少し咲きました。レモン色の花はオキザリス。何時ぞや向いの奥さんが茂り過ぎるからと引き抜いて居られるのを頂いたのでしたが、その辺に植え…

アールヌーボー風:曲線修行16

「大寒や転びて諸手つく悲しさ」(西東三鬼) 今日は、一番冷え込む日。関西はそうでもないのですが、身体ばかりか心も悴んでしまい、こういう時にはどうしても不意打ちとなる災難が起こりそうです。それを見越してでもないのですが、昨夜は、余り気温も下が…