切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

回顧ー落葉とリス

夏の作品の画像が一点も残っていません。一気に晩秋です。

スローモーションビデオを見るように、枯葉がゆらりゆらりと落ちる姿は絵になります。菱田春草の「落葉」が思い浮かびます。朦朧体という、日本画のくっきりした輪郭に抵抗するような筆致を、どうしたら、切り絵に取り入れられるか, いつか、やってみたいです。線の太さは、何も計った訳でもないのに、均一になってしまい単調になってしまいがちです。線に、濃淡をつけられない以上、太細で表現するしかないのでしょうが、今後の課題です。

切り絵をやり始めた頃に、作家久保修氏の「切り絵の花風景」という本を買い求めました。残念ながら作品展には行くことが出来ず、本を頼りに、コピーを取り、模切をさせて構図の勉強をさせていただきました。その中に、桜吹雪が花見客の真ん中を波のように区切られて流れている作品がありました。それを参考に、枯葉でやってみることにしました。紅葉を終えた山林の中に枯葉吹雪が舞う姿です。下図に愛嬌でリスを置いてみました。枯葉の波の中には、切りくずの折り紙も散りばめました。

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Un écureuil, sur la bruyère,

Se lave avec de la lumière.

Une feuille morte descend,

Doucement portée par le vent.

Et le vent balance la feuille

Juste au dessus de l'écureuil ;

Le vent attend, pour la poser,

Légèrement sur la bruyère,

Que l'écureuil soit remonté

Sur le chêne de la clairière

Où il aime à se balancer

Comme une feuille de lumière.