切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

歌舞伎ー藤娘②

採筆恵の大津絵(ふでとりてめぐみのおおつえ)、歌川豊国の浮世絵からとりました。瓢箪鯰が横にいるのですが、省きました。

六代目尾上菊五郎の五変化舞踊の一つとなった藤娘では、藤の絡んだ松の大木は、松が男を、藤が女を象徴としている。筋は、藤の絡んだ松の大木の前に藤の枝を手にした藤の所為が、意のままにならない男心を切々と嘆きつつ踊る。やがて酒に酔い興にのって踊るうちに遠寺の鐘が鳴り夕暮れを告げると、娘も夕暮れとともに姿を消すというもの。

 

松がこんなに大事だとは知らず、背景にはなし。下絵です。黒一色で影を生かしたつもりですが、外国の方に不向きと試行錯誤でした。

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Si toute vie va inevitablement vers sa fin, nous devons durant la notre, la colorier avec nos couleurs d’amour et d’epoir.