切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

Aubrey Beardsley- 「アーサー王物語」⑥

Sir Launcelot and the witch Hellawes

 ラーンスロット卿が危難の礼拝堂に入ると、彼はそこで死体を見つける。それに掛けられた布を切り取ると、その傍らには美しい剣があった。それを掴むと、急ぎ礼拝堂から出る。そこで彼は美しい乙女と出会う。「その剣を置いていって下さい。さもなければ殺されます」「どうか神様があなたの陰険な企みからわたしを救って下さいますように」とラーンスロット卿は言った。そうして馬に乗って乙女のもとから去った。彼女は悲しみのあまり、14日目の夜にならないうちに死んだと言う。その彼女の名前は女魔術師のヘラウェスといい、ニグラモウス城の貴婦人だった。ラーンスロット卿はその剣を持ち帰り、傷ついたメリオット卿に触れるとたちまち傷は癒える。

recette-18

この挿絵シリーズの縁飾りは、以前にお話ししましたようにWilliam Morrisの植物のデザインを思い起こします。以前、夏のロンドンを訪れた事がありますが、湿気のない、25度前後の気温。なるほど、フクシアガザニアなどなどが丈夫なはずだと納得したものです。それを湿度の高い土が煮えるような日本では、無理な話なのだと、その後フクシアを買うのはやめました。そんな英国ならどこでも見かける花達がこういうデザインのベースになっているのでしょうね。日本の草花のイメージとどこか違っているのが、また魅力でもありますが、反対に欧州の人からすれば、また日本の草花が新鮮だったのでしょうね。花模様もかなり切りましたが、漸くフリーでも切れるようになってきました。とにもかくにも、数を切る。それが何より、上達への道だと最近納得しています。

f:id:masasarah:20150225203914j:plain

Hellawes était une socière des mythes arthuriens qui avait jeté son dévolu sur le noble chevalier Lancelot, qu’elle aima de loin pendant sept années.  Elle réussit finalement à l’attirer dans sa « chapelle périlleuse » et, là, elle tenta par tous les moyens d’inspirer son amour.  Sans grand résultat, car le fidèle chevalier n’aimait qu’une seule femme, la belle Guenievre, l’épouse du roi Arthur, et n’était venu dans la chapelle qu’avec une seule mission en tête : recueillir des talismans de guérison pour Meliot, un chevalier blessé.  Lancelot repartit avec les talismans, totalement insensible à l’amour d’Hellawes et à sa magie.  La sorcière comprit alors qu’il ne l’aimerait jamais et mourut de chagrin.