切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

小さい作品ー剥製職人

宛名書き下脇付けに用いる「平信」というのを見たことがありますか?私は未だかつて見たことがありません。とても、いい言葉だなあっと思いましたが、多分もう死語なのでしょう。確かに、手紙というものを利用しなくなった今の時代には無用の長物なのでしょうが、メールの件名に用いられたらいいなあっとなどと思うのは私だけなら、使えないですね。とても残念な気がします。どなたか流行らせてくれないでしょうか。「了解」「いいね」という語は、今では大いに市民権を得て、そうなると堂々と誰しもが上下関係も忘れて茶飯に認可しているような気がしますが、その波及効果というのは何か鳥肌が立つような感覚はないでしょうか。習慣化、慢性化、惰性化と、言葉がどんどん萎縮していくような気がするのは、時代の波に乗れていないのでしょうね。確かに、今の時代に、メール便に、わざわざ平信などと前置きして、「大した用件ではないですよ」などと、断ってしまったら、即座に読まれずに削除されてしまいそうですね。失笑。

念願だったポーラ美術館を訪れた折に、藤田嗣治の大好きな「小さな職人たち」のカレンダーが売っていて奮発して買いました。それを小さくコピーして切りました。透明のプレートに入れて、窓ガラスにでも貼るのも悪くないかなあっと。

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Une lettre peut révéler tant d'intimité ! Une écriture familière a la même force qu'une voix.