切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

小さい作品ー靴屋

電車に乗ると、無意識のうちに自分が人を一瞬にして選別しているようです。携帯機器を見て、何を用いているかでその人を判断してしまっています。高齢者は別にして、ある程度若い世代の方が、蓋を開けて操作をされると擦りよってでも座りたくなります。偶々、隣に座って来られた方が、ガラケーだと思わず安堵したりしてしまいますが、いやいや、侮れないようです。最近は、スマホに対抗して、ガラホなどと言うものが出回って来ているので、ガラパゴス島化かと思えば、最新式機器の達人である可能性もあるようです。相変わらず、角のコーティングが欠けて来ているような古式を用いている者にはその区別すらつきません。幸い、少し前は車内で蓋を開けるのに、まるで万引きでもするかのようにこそっと蓋を開けていましたが、今は抵抗なく開けられます。などと、気にしていることなど、若い人達は微塵も気付いていないでしょうね。それにしても、この種の展開の早さには驚くばかり。ついこの間まで、公衆電話のために十円玉が欠かせなかったように思うのですが。さて、あのボックスの中でいつもあった手垢のついたページがよれて膨れ上がった電話帳はどうしているのでしょう。

藤田嗣治氏はこの小さな職人たちを200作ほど作って、それを自分のアトリエに貼っていたそうです。元々扉のデコレーションに頼まれたそうですが、数作に留まらず、仕上げた作品をタイル張りのように釘付けしたそうです。

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Le peintre doit être artisan plutôt que artiste.(Leonard Foujita)