切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

小さい作品ー鳥獣戯画

 

先日、日経夕刊の連載「あすへの話題」で紹介されていた木が印象的で、いつか機会があれば見てみたいものだと思っていましたが、好機到来にて見て参りました。その連載のタイトルは「落羽松をご覧なさい」。その記事によれば、その姿はホラー映画のポスターとみまがうばかりと書いてあり、心躍りしながらも、話半分にと足を運びましたが、現に目の当たりにすると、私の稚拙な想像は一蹴されてしまいました。今はドクダミが花盛りの季節。この木は湿地好きなので、その木の周辺にはドクダミがびっしり地面を覆っていました。その中を縫うようにして、グイグイと筍というよりも、鍾乳洞でみかけるようなものがあちこちから生え出しています。気根と呼び、沼の吸収しにくい土壌の為に、このような気根を地面から伸ばして酸素を補給するそうです。沼杉と呼ばれる針葉樹ですが、鳥のダウンの羽のような見事な対照性をなす葉が秋になると風に揺られて、ふわふわと舞うように落ちるそうです。是非、今度は晩秋の落葉を見てみたいものです。写メを沢山撮りましたので、デザイン化して切ってみたいものです。

今、高山寺鳥獣戯画が公開されていて、毎日大変な賑わいだそうです。筆の極細、濃淡、緩急などが出ればいいのですが、あの素晴らしい筆致を凹凸のみで表現するのは簡単なようで難しいです。ウオールステッカーですが、本当は背景に抱一の切絵をコラージュするつもりでしが、時間切れです。乞うご期待を。

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« L’horreur ne va pas sans l’imagination. »