切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

初夏への草花ー紫陽花

ある作家さんが書かれていた話ですが、小説の舞台の設定に細部まで記憶があやふやにならないようにと写真を撮り置きされているそうです。その整理をされていたら、数か月に渡る写真であるにもかかわらず、同じ庭に出向いて、同じ背景で、同じ構図で、映っている猫は違う猫であるにも関わらず、その写真はどれもが同じなのだそうです。編集さんにそれを見せたら、「必ず同じ構図で撮るなんて、ぶれないですね!」と言われたそうですが、本人は、自覚がないので、褒められたというのか、流されたのか、判断に苦しまれたそうです。どこか、無意識だからこそか、好きな構図バランスというのを根底に持っているのかもしれないのだと結ばれていました。確かに私にもよくある事です。自分では、いつも新鮮な気分で気に入った景色を見ると、写メを撮ります。ところが、様々な所で撮っているはずなのに、どれもが同じ構図になっています。それを破綻させようと、いつも思っているはずなのに、中々自分の中にあるバランス感覚というのは拭えないことだなっと思います。それが凡人の性というものなのでしょう。このバランスを逸脱すると、芸術の域になっていくのでしょうか。

フリマに向けて、グリーティングカード作りです。封筒の縦長を上下にしてみましたが、花かごに広がりがないです。葉を凸にしたのも効果ないです。

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La tendance la plus profonde de toute activité humaine est la marche vers l’équilibre.