切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

初夏への草花ーさくらんぼ

「もぐらの赤ちゃんを救出しました」という投稿がラジオから聞こえてきました。そう言えば、ちょうど今頃の季節ではなかったでしょうか。モグラの出産というのは季節があるのでしょうか。確か、あれはジャガイモ掘りを家族総出でやっていた時でした。土の中に、薄ピンク色の小さな生き物が数匹います。「うわぁ」っと私が驚いたら、横で掘っていた祖母が教えてくれました。「もぐらや」「凄い。可愛いね」などと言ったら、呆気なく一蹴されてしまいました。根茎野菜の最大の敵だと、憎々しくこぼされてしまいました。それをどうしたかは忘れてしまいましたが、その体験を作文に書いたら、珍しく昼食時の校内放送で読まれたのでした。「父の日」というのが題目だったのにしては、何やら胡散臭い脚色をしたのでしょうかしらね。誰でしたか、著名な作家の話では、棺桶の中から手が垂れ下がる父の話を作文にして、父にどやされたとありましたが、私には、それほどの優れた想像力もなき幼少時。山を崩しては新興住宅が乱立していたうちの近郊では、モグラの話すらが好奇の目で見られるようになっていたのかもしれません。

「麦踏みし 父の野良着が 風に揺れ」

押し花に利用したい花は、なるべく小さな花が使い易いので、大きい目の花の場合は、押してからでは中々一枚ずつ剥がすのは難しいので一枚ずつ押してしまう前に、剥がしておきます。ハート型の黄色い花はパンジーです。

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Le rêve du héros,c’est d’être grand partout et petit chez son père.