切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

重なりへの試みーケルトの林②

「後悔の 白雨なれとて 流されぬ」

あ、ごめんなさい。やってしまいました。今晩か、今晩かと思いながら、待ち焦がれたいはたずが、すっかり夜が更けた頃には忘れてしまっていました。今朝、新聞を取りに出てみて唖然。昨日まで、あんなに反りかえっていた蕾がぐったりとうなだれていました。そうです。うちの二つの月下美人です。蕾を発見したのは以前にも書きましたが、結局生き残ったのは二つ。台風11号にも耐え、数日前からぐいぐい天に向かって膨らみ出し、昨日は花弁の白さが覗いて来ているのは気付いていましたが、明日辺りかなと、安易に構えていたのがいけなかったのでしょうね。今年の開花は早かったから、もう一度ぐらい蕾がつかないかしらと、申し訳なくも酷使しようとしていますね。ごめんなさい。

それもこれも、今日は大暑にも関らず、昨日に引き続き雨です。

「梅雨明けの空定まらぬ日照り雨」(若林柾夫)

大暑の別名に白雨(しらさめ)というのがあるそうです。この頃によく降る夕立ちのことをさすそうです。「夏の雨は馬の背を分ける」と言われるほど、激しいにわか雨があります。雨が白く煙るようになることから付けられたそうです。祇園祭りには夕立ちがつきものでしたが、今年は台風11号で名物の蟷螂が下されたそうですね。

ゲリラ豪雨などという言葉が飛び交い、天候不順は増すばかりですが、今年はエルニーニョ現象で冷夏になるとかいうのは、どう期待すればいいのでしょう。自然界には八百長が通用しませんから、怖いですね。政界もそうあって欲しいものですが、ここの天候不順、脳裏に活写するのを忘れないようにしないといけません。

昨日、ふと店屋に掛けてあったカレンダーが型染めの絵でした。木々の下に川面が浮かぶ風景でしたが、色は多色ながら、凹凸だけで取捨された画面でもあるにも関らず、画像は三次元になっています。三層重ねはまやかしでしょうか。

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Une grande aversion présente est souvent le seul signe d’un grand amour passé.