切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

型染め型ーサーカス

8月3日はさて、何の日があるでしょう?「はさみ」「はちみつ」「はも(鱧)」

東京の芝 増上寺では、鋏供養が行われるのだそうです。鋏は一体家にどれだけお持ちでしょうか?「元に戻す」という習慣づけが出来ている方には論外の愚問になるのでしょうね。ついつい、「捜すより、買う」が習慣化してしまう私には、出てくる出てくる鋏。一度引っ越しをした折にそれは我ながら絶句したものです。利用店は言わずもがなの、百円均一ショップです。それでも、切り絵用のだけは、私でも必ず一本を失くすことなく、使い続けているのですから、申し訳なくも、百均のをぞんざいに扱っているだけなのでしょうね。罰が当たらぬように、供養させて頂かないといけませんね。

「切り絵師の 肩にてふてふ とまりけり」(加古宗也)

私は主に、カッタ―を用いていて、鋏は緻密な所には用いませんが、下絵も書かずに、鋏だけで紙を回しながら器用に非常に繊細な作品を生みだす芸がありますね。よく寄席などで、漫談を交えながら、くるくると紙を巧みに使いながら、リクエストに答えた作品を作り上げるのを見かけました。切るだけでも、凄いワザなのに、客がその場でリクエストする訳ですから、リハーサルもなし下書きもなしに、おまけに黙々と切るのではなく、客を笑いの渦に巻き込むのですから、多種多芸の技ですね。

私など、切っている時だけでもないですが、思考まで止まっているのではないかと思うほどに、切ることしかしていません。それも、完璧までに仕上がった下書きを重ねて切っています。凡人には凡人の努力研鑽しかありません。

型染めをした事がなく、細かい線がどれだけ滲まずに出せるのか、やってみないと分からず、初歩は、粗い絵がいいかなあっと、ざっくりデザインにしてみました。

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A mauvaise langue, bons ciseaux(pou la couper).