切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

型染め型ー歌川国芳猫①

「こんなところに 鬼灯の育ちをり」(近藤きくえ)

ほおずきは、鬼の灯と書き、お盆には、ご先祖様の精霊が迷わずお戻りなられるように、灯りとしてほおずきを祀るのだそうです。季語は秋になるのだそうです。

 「鬼灯は実も葉もからも紅葉かな」(芭蕉

ほおずきを笛にして吹いたことはありません。どうやるのかと調てみましたら、外側の皮を割り、反り返らせて中の丸い紅い実の中身をくりぬくように、反り返らせた外側を上手に回すのだそうです。そうして中身のくりぬかれた紅い実の穴を下唇にあて

て吹くのだそうです。

「鬼灯の口つきを姉が指南哉」(一茶)

あの鬼灯の色をさてどのように表現するでしょうか。樺色かオレンジ色でしょうか。カーキ色というのはすこし違うでしょうか。この表現にはかなり年齢差があるのだそうですね。年齢が高い方には、旧日本文の軍服を連想するようで、黄色みを帯びた茶色。若年層になると、外国の軍服を連想し、緑がかった茶褐色。このように、名称も年齢差が出るものですね。台所のことは、昔は「お勝手」などと呼んだり、小麦粉は、「メリケン粉」。トイレもいろんな言い方がありますね。「雪隠」「厠」「手水場」などと以前は用いられたでしょうか。私は「ご不浄」という言い方が好きですが、通じなくなっているのでしょうかしらね。下着に関しては、「ズロース」なんて、何だか懐かしい響きがありますが、これはdrawersから来ていて、今でいう「ショーツ」とは違い、かなりゆったりした横長のものを指すようです。戦後普及したそうで、女性の嗜みとして大事なアイテムだったような気がしますが、シミーズと共に今は陰を潜めてしまったようですね。時代は留まることなく流れていきますが、昨日あたりが交通渋滞のラッシュを迎え、まだまだ里帰りの風習はすたれることなくあるようです。亡き方々をお迎えし、語り合える休日になりますように。

「背を丸め お鈴磨きし 盂蘭盆へ」

国偵の猫は何とも可愛いですね。雑で表情が出ず、何作がこしらえ、散らして染めようかとは思っているのですが...

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Ö temps, suspends ton vol, et vous heures propices, suspendez votre cours."