切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

型染め型第二弾ー南桂子ブレンド

「籠の虫 二百十日も知らずして」(正岡子規

あれもあれもで、子供たちの夏休みも後三日なのですね。ラジオからショッキングなニュースが聞こえて来ました。就学生による自殺率が最も高いのが9月1日だそうです。年齢層別死因では、20歳から39歳では死因のトップは自殺、15歳から19歳では不慮の事故についで二位なのだそうです。深刻化する中、就学生に対する自殺への対策が問題視されていないことが報道されていました。

「あと三日」と大きなため息が日本中で大人の耳には聞こえることなく、つかれているような気がします。LINE で誰彼なく繋がっているようでいて、孤立している子が多いのでしょうか。

「心寄す夜毎親しき虫の声」(岸野幸子)

ランドセルではなく、お稽古鞄に自由研究を入れて、画用紙を丸めて、原稿用紙の枚数を数えなおして、始業式の準備は万全とはいかず、心重いのでしょう。つくつくぼうしもか細く鳴き、夏は嫌でもピリオドを押してきます。『秋支度』という言葉がいいですね。夏を仕舞い込んで、シャワーからお風呂にお湯をはり、お湯の温もりが心地よくなるのですから、季節の移り変わりを起こす自然の恵みに感謝です。

「虫の音と星のおしゃべり聴いてをり」(稲岡長)

秋支度、誰にも疎まれず、邪魔されず、頼られなくとも、気づかれなくとも、さて何をしようかなあっと、考えるのも至福の時です。二百十日の厄日をどうか皆さんスルーしてくださいませ。

南桂子さんの展覧会で念願の画集を買い、鳥と木の絵が気に入り図案を作ってみました。型染めの型なので、線が糊を置く時に反り返らないように、線を固定させようと、カモメを飛ばしたら、では魚も入れるかと彼女のほかの作品の中から入れていたら、ヨットもいいなあっと、どんどん取り込んでいったら、実にへんてこな図になってしまいましたが、彼女らしい雰囲気かなっと満足しています。どこか若冲動植綵絵」を連想します。

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Chacun de nos pas met en mouvement un film accéléré de sauterelles et de grillons. De quel monde sommes-nous les insectes ?