切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

手ぬぐい染めー四つの柄

「時計草時を忘れて咲きにけり」(大串章

ここ数日雨がよく降る所為なのか、庭の時計草が毎日咲いてくれます。フェンスに垂れ下がった一枝に並んだ蕾が日によれば、三つも咲いている時もあります。一日花であっけなくその日の花は終わってしまいますが、次から次へと並んだ蕾が移って咲かせていきます。それにしても、こんな時期に咲くものなのかと、天候不順で狂い咲いたのかしらと調べてみましたら、この花は6月ごろから10月ごろまで咲くそうです。私のイメージでは時の記念日6月10日と重なってか、クレマチスなどの一種で梅雨時分に咲く花だと思い込んでいました。クレマチスや鉄線とは異種のようです。

私の母は「むしの日:虫歯予防デー」に生まれたのですが出生届を6月10日にして、それに因んで時子と命名したらしいのですが、この時計草とどうしても母が重なってしまいます。それで余計に6月の花と私の頭の中ではインプットされてしまっているようです。季語は夏だそうです。

「見てゐても針の動かぬ時計草」(八木徹)

英語ではpassion flowerと言うそうですが、以前にも少し話したかもしれませんが、このpassionは「情熱」の意味ではなく、キリストの「受難」を意味するそうです。花の子房柱が十字架、三つに分裂した雌しべが釘、副冠は茨の冠、5枚の花弁と萼は合わせて10人の使徒、巻きひげは鞭、葉は槍をあらわしている等々だそうです。あのパッションフルーツトケイソウの仲間でクダモノトケイソウの果実なのだそうです。passion fruit ですから「受難の果実」。

視点というより文化の違いとは、こんなにも同じ花を違うものにさせるのですね。私の中では、この花はいつも母「時子」の花です。もう少し綺麗に絡ませて鉄のフェンスが隠れてしまえればいいのですが、思ったように蔓は鞭のように寄り添うことをしないのか、厳しく鉄をはねつけ、巻いていってくれません。

「移り世を知るや知らずや時計草」(小野寺節子)

 

一尺幅の四種類の模様を横縞になるように並べず斜め切りして糊置きして染めてみました。着物柄にも見かけるかと思うと、少々平凡で面白みがないですね。

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Les missionnaires espagnols firent preuve d’imagination et s’n servirent pour enseigner l’histoire du Christ, en pariculier de sa Passion :

-Les vrilles symbolisent les fouets de la flagellation

-les dix pétales et sépales représentent dix des douze apôtres

-la centaine de filets disposés en cercle fait allusion à la couronne d’épines.

-Les trois stigmates et les cinq anthères rappellent les trois clous et les cinq plaines.