切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

ハンカチ染めーピーターラビット

朝夕めっきり涼しくなりましたら、何と「雪やこんこん」のシューワ石油のトラックを見かけた話を聞きました。来週はもう彼岸入り。5月のゴールデンウイークに対して、シルバーウイークと言うそうですが、祝日のいくつかが、第〇月曜などというものに変わった事で、どうもピントが外れたような気分が歪めません。特に、「成人の日」と「敬老の日」でしょうか。所にもよるのでしょうが、一日と十五日には赤飯を炊いたものでしたが、その名残もあってか、この二つの祝日の席に欠かせぬのが赤飯であり、この二つの祝日の15日という響きは譲りたくないなあっと思っておられる方も多いのではないでしょうか。

「赤飯を炊いて家中泣きにけり」(奥山甲子男)

朝日新聞土曜『beー between 読者とつくる』の今週のテーマは「家で赤飯を炊きますか?」何と驚いたことに4割以上の方が家で赤飯を炊かれるのだそうです。理由については、時代の変化か、トップは「赤飯が好き」で、「祝い事には欠かせない」のは二番手になっていました。「ハレ」の日の特別な食べ物というイメージは薄れたものの、日本人には、この味には未だに人気があるようですね。塗りのお重に詰めて、南天の葉を飾る。お頭つきの鯛と赤飯の食卓を皆が囲む。誕生日、入学、卒業、成人、結婚、出産、定年などなど人生の節目の祝い席には赤飯と笑みと涙が付き物です。

赤飯の色を濃く仕上げるには、よく母が言っていたのは、小豆の煮汁を何度もお玉で掬い上げ、空気に晒すのだと。蒸している折に餅米にその煮汁をかけるのです。関東地方の方は小豆だと蒸しあがると皮が割れて「切腹」を想起させるからと、ささげを使うのだそうですが、それだけに小豆を使うのには、割れないようにと細々注意が要るようです。母は小豆を栽培し、よく実ったのから一鞘ずつ摘み取り、天日干しして鞘を取り、粒の大小をガラス板の上に乗せて選り分け、その中で飛び切り大きな粒だけで使って、赤飯を作っていました。周りから祝儀を貰うような機会があると、赤飯を作っては内祝いに添えて配ったものでした。最後は、快気もしていないのに快気祝いと称して商品券に添えて赤飯を座り込んで作り、歩行器を引いて配って回った人でした。

最近では、「赤飯の素」なるものも市販されていて、炊飯器でも炊こうと思えば簡単に炊けるようです。11月23日「勤労感謝の日」が「お赤飯の日」だそうですが、さすがに、この日の祝日は譲ることなく日にち指定。掲載記事の最後に一人の方の言葉がありました。「赤飯を食べた回数が多くなればなるほど、幸せな思い出も増えるような気がします」赤飯を囲む食卓が増えるような家族が消えてしまいませぬように。浸水した中で避難されている方々にも、そんな時が戻って来る日が一日でも早い事を祈ります。

 

キャラクター柄だけを切り抜いてみますと、糊置きをする時に周囲の枠取りが必要になります。仕方なく、急きょ、厚手の紙で円を切り抜き紗のアルミ型に張り付けて枠取りにしてみました。意外に紙でも上手くいくのを発見。洋紙ですが型紙は高くつくので経費節減です。

 

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Le sage se retire modestement de la vie comme d'un festin.