切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

ウオールスティッカー:zentangle

「金木犀 散り敷くといふ 見せ場あり」(安居正浩)

ここそこで、この木の香りに、ふと足が止まります。昨日今日と冷たい雨が降り、風が冷たく気温は10月並みとか。

「夜半の雨金木犀の根本染め」(上原八重子)

金木犀のあの小さなオレンジ色の花は秋風に呆気なく落されますが、地面を見事に染めます。花びらの枚数は4枚合弁。それが一つとして違わぬ形状のまま敷き詰められると、同じ風情を切ることについつい思いがいってしまいます。ハローウイーンに備えてオレンジ色のケント紙を買い置きしています。連想は、カボチャと金木犀と黒い魔女。

「金木犀 闇にひたりと父在りき」(柴田千晶)

俳諧の父と無月の庭に立つ」(同上)

まだ、ハローウイーンには一か月ありますが、どこもかしこも、仮想パーティーが定着したのか、お菓子の袋までオレンジと黒になっています。

「路地裏は金木犀の蒔絵かな」(鈴木阿久)

樺色の和紙を八つ折りにして小花を切ります。それを黒い紙に撒きます。空は鉄紺色の和紙を貼ります。小さい星を散らし、三日月を浮かべ、魔女ではなく、何もない空間をつくります。さて、そこに10月31日には、誰が現れるでしょうか。

あれは、どんなタイトルの映画だったでしょうか。訳は戸田奈津子さん。夜に浮かぶ月を見ながら主人公が言うセリフが秀逸でした。「ほら、ウサギが居るよ」言うはずのない英語のセリフをスリ替える技。夜も深まる頃、パーティーの喧噪から一人離れて、庭のブランコに乗りながら、空を見上げる。決して月にはウサギは居ません。そこに愛おしい人が現れるのを待ちます。それがハローウイーン。

それ以来、私はいつもこの日の夜空に父を捜します。今年はどんな仮想して、マイク握り、誰の歌を口ずさむかしらと、あのオレンジ色を見ると思いが募ります。

10月は知り合いに誕生日を迎える人が多く、グリーティングカードも作成しますが、プレゼントが嵩張らないようにと、封筒に入るサイズのウオールスティッカーを同封することにしました。細い線にすると、離けい紙を剥がすのに苦労されるかと、補助線を入れてみました。

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Halloween ou l'Halloween (usage canadien) est une fête originaire des îles Anglo-Celtes1célébrée dans la soirée du 31 octobre, veille de laToussaint. Son nom est une contraction de l'anglais All Hallows Eve qui signifie the eve of All Saints' Day en anglais contemporain et peut se traduire comme « la veillée de la Toussaint ».  L'orange et le noir sont les deux couleurs traditionnellement associées à Halloween. Pour l'historienne Nadine Cretin, ces couleurs ont été adoptées après la rencontre d'Halloween avec l'antique fête des Morts célébrée au Mexique