切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

ウオールスティッカー:ムーミン達揃って

「十六夜や太刀魚跳ねて水を噛む」(山尾玉藻)

太刀魚は秋が旬です。あのギンギラの皮を見ただけで苦手だとか、小骨が多く食べにくいとか、不人気の魚の代表格なのではないでしょうか。私は格別の思いはないのですが、昔から、母は太刀魚を焼くと、「好きなおかずやで」と言ったものでした。「太刀魚=私」の図式が母の中には埋め込まれていたようですが、私にはどうもその記憶がくっきりしませんが、私好みであることは間違いありません。つくづく、母は兄弟真ん中の変わり種性格をよくよく知っていたのでしょうね。あの身は、正に擬態語で表現すると”グチュグチュ”がぴったりしないでしょうか。この「グチュグチュ」した感触の物が好きであるのを、母は見抜いていたのでしょうね。未だに変わらず、私ならではの好みであることは歪めません。パンはミルク漬け、梨は洋ナシ、チーズはクリームチーズ、寿司はアボガド巻き。

「太刀魚の皮のまきつく箸の先」(山尾玉藻)

あの皮は模造真珠として利用されているのだそうですが、あの長い魚の切り身を盛り付ける時は腹は手前でいいのでしょうかしら?蓮坊議員の秋刀魚の置き方が話題になり、改めて私も学習しましたが、検索すればするほど、難解ですね。基本は、左重きの日本文化に従い、頭は左。(但し、喪の折は逆もありとか)ややこしくなるのが、海魚か川魚かの違い。川魚は背が手前、海魚は腹が手前、カレイは例外だとか。干物は川は皮が表、海は皮が裏。切り身になると、鮭などは、皮のあるところが奥で、背が左、腹が右。鯖などは、身のある背が奥で、手前に腹。太刀魚はそれに該当するのでしょうか。

「太刀魚や月光つたふエンタシス」(栗栖恵通子)

スーパームーンの輝きに照らされた、立ち姿の太刀魚はまさにパルテノン神殿の柱なのでしょうか。今宵は、身の太った塩焼きにレモンを添えていかがでしょうか。

ムーミン達、みんなで、お月様でも見ているのでしょうかしらね。(^ 。^)/

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Une super lune est, en astronomie, une pleine ou nouvelle lune qui coïncide avec une distance minimale du satellite à la Terre. Ce nom populaire correspond à l'expression scientifique périgée-syzygie.