切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

ポストカード:ミューシャ②

「かたばみや三つのハートに何こめん」(遊雀

DINKSという言葉は珍しい言葉でもない気がしますが、実際は、「共働き」や「二馬力」などと言われていた子育てしながら夫婦が働く姿から、子供を持たない新夫婦世代として出てきたのが、1980年代終わりからだったようです。そんな進歩的に見えた夫婦像も珍しくなりましたが。このDINKSも最近の実態はますます先鋭(?)化しているとか。

「置き去りのオキザリスかな秋の路」(同上)

それは、夫婦とは外見上で、そうかと言って、少し以前に流行った「家庭内離婚」とも違うようです。何もいがみ合っているわけではなく、一つ屋根の下で、「おひとり様」が二人仲良く暮らしているのが新DINKSだそうです。日経のMJにその特集記事がありましたが、それによりますと、生活費以外は、別会計、週日週末の過ごし方食事も独立。シャワーヘッドが別々というのが、読んでいて何の事やら戸惑う始末。そういえば、以前シャワーヘッドを何種類も持っている芸能人が出ていたテレビを見たような気がしますが、譲歩できない部分を主張し合える新DINKS.人間関係が進化しているということなのでしょうか。

「あちこちをピンクに染まる芋かたばみ」(同上)

また、これも一つの方向性をもって、みんな一緒なら怖くないにならなければと思ってしまいます。夫婦と呼べる最低限度の条件って何なのかと、問えば、新世代は何と答えられるのでしょう。何をおいても、いざという時に唯一信頼し合える間柄であれば、それは夫婦と呼べるのでしょうか。芸能人の結婚ブームで湧いているのに、勢いづいているのか、一歩踏み出された方々に幸あることを祈ります。

 

正直、フリマを終えて、手応え薄く、中々新作に挑みかけても萎えてしまいます。作品も溜まるばかりです。じっくり先を見据えないといけません。

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“… La lecture agrandit l’âme, et un ami éclairé la console…” Voltaire.