切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

ポストカード:薔薇と蝶

「ページ繰るとき長き夜の新しく」(蔦三郎)

今週は「読書週間」。秋の夜長には読書と行きたいのですが、最近は秋の夜長も切り絵です。最近は、染めが面白くなってきて、夜中でも染めています。型作りに切っている間は耳がお留守になります。少し前までは、テレビと無縁の世界に居たのですが、最近はテレビのある和室が私の切り絵作業場となり、ほとんどそこにはテレビが鳴っています。よって、恥ずかしくも、朝、新聞を開けて先ずはラインマーカーで今日の番組の押さえどころに印を入れます。画面を見ないので、午前中はラジオなのですが、夜になるとテレビになってしまいます。最近、週のうち楽しみになっているのが、「偽装の結婚」。天海祐希さんの司書の役がいいですね。この番組で図書館に行く人が増えないかしらなどと思ってしまいます。というか、司書になろうとする人が増えないかしらなどと、思うぐらい彼女の役は輝いています。

ドラマの本筋から離れるのかもしれませんが、司書という仕事は改めて魅力的な仕事だなっと思います。昔は古本屋をやるのが夢だったのですが、司書の資格も取らずに本に埋没することもなく、図書館とも縁がなくなって来ましたが、最近、「バケモノの子」で登場した図書館が身近になり珠に行くようになりました。渋谷を舞台にしたこの漫画には、実にリアルにこの図書館が描かれていて、あれも読書への誘いとなっていないかと思うのは浅はかでしょうか。天海さんの落ち込んだ時、気を晴らしたい時に、本に向かっている姿はそれは美しいです。本は、誰にも頼らずに唯一仮想変身を出来る世界ですから。このドラマの余波が楽しみです。

「にせものと決まりし壺の夜長かな」(木下夕爾)

 

ルドウテの薔薇はエレガンスなのですが、どの絵も、茎が直立しています。どうも、それが絵柄には面白みが出ません。そろそろ、自分でそれを自由に動かせるようになれればいいのですが、くどく写しては切ってしまっています。

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“La lecture encombre la mémoire et empêche de penser.”