切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

wall sticker:鳥獣戯画③

「綿菓子の糸の先まで小春巻く」(高井敏江)

「あれは、綿なの」「へえ、でもどうして食べてるの?」なんて、言いながら、鼻がつきそうなぐらい近づいて綿菓子を食べる子を睨んでいる子と手を引っ張る母親。今の価格で言えば、綿菓子は500円、いやもっとするのでしょうか。祭りの屋台の中では、高価だったのでしょうが、食べた事はあるので、誰がねだって、あのケチな母を打ち落したのか、三匹の子ブタの私達三姉弟で言えば、やっぱり長男の末っ子の弟になるのでしょうか。でも、空の雲のようなふわふわ感は、口の水分を含んだ途端に蜜だけの甘い塊と化して、手はねばねばがまとわりついて、一気に夢が萎んでしまうようなところがあり、さてあれを最後まで食べる事が出来たのでしょうか。母の角が伸びたような顔だけが脳裏にこびりついています。

「乳足りて睡りの深き小春凪」(石井則明)

壁に何とも可愛いい赤ちゃんと美しい母親の写ったポスターが何年も前から貼られたままです。母が皮膚科で見る度に「かわいいねえ」と言い続け、日付も過ぎたのか無理無理貰い受けた戦利品です。11月12日は「いいひふ」と語呂合わせで「皮膚の日」。皮膚科のCMポスターなのです。「赤ちゃんが可愛いはずやねえ。お母さんが別嬪さんや」と、でもふと壁に目が行くと、心がほころびます。赤ちゃんとは、ホントに、憎めない魔力を持っていますね。

「小春日を賜り椅子に座睡せる」(大西吉子)

それに負けず劣らず、心をほっこりさせるのが小春日和。ついつい、うたた寝してしまいますが、一日の座っている時間が大病の原因になるのだとか。昨日のNHKの「クローズアップ現代」で取り上げられていた話題です。一日6時間座り込んでいるというのでも深刻だと言っていましたが、私など起床している時間のうちで座っていない時間など一割もないかもしれません。そんな事を言えば、いろんな工芸作家さんなんかはどうなるのでしょうか。彫り師さん、塗り師さん、刷り師さん、細工師さん、などなどみんな一日中座って居られますが結構長寿の方も居られないでしょうか?It産業界では、何と一台十数万円もする可動式の机を各自に提供して、座る時間を随意にするような配慮をされているのだそうです。立ってパソコン操作をするようになってから効率が上がったそうです。それはわからないでもないような気はします。ついつい、立つのが面倒で、周囲の手の届く範囲の作業ばかりにとどめ、生理現象の際を機にして、作業転換を図ることは多々あります。社内の動きが頻繁になり会話も増えて、業務が円滑になるそうです。

孫悟空居そうな雲の国小春」(高田風人子)

きんとん雲があれば、私も立ったままでも作業するのもいいかなあっと思ったりしますが、それでは駄目でしょうね。とりあえずは、電車に乗ったら目を皿のようにして座る場所を確保しようとする見苦しい視線だけは改めようと思いますが...

鳥獣戯画は兎に蛙ばかり切っていましたが、イノシシ、馬、猿なども動きがあって表情豊かで今更に漫画の原点を発見します。

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« L’été de la Saint Matin »

C’est une période de temps ensoleillé avec des températures très douces, après les premières gelées de l’automne et juste avant l’hiver.  Elle se produit en octobre ou au début de novembre dans l’hémisphère nord, et en avril ou au début mai dans l’hémisphère sud.  Elle peut durer quelques jours ou plus d’une semaine, mais elle peut aussi ne pas se produire du tout certaines années.