切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

wall sticker:coloriage③

「渋滞の路肩に溢る杜鵑草(ほととぎす)かな」(加藤ひかり)

「石山の意志の隙間に実むらさき」(石崎そうびん)

今日の朝日新聞連載の「寂聴残された日々」に氏の庭の草花として「ほととぎす」「むらさきしきぶ」と「しゅうめいぎく」の写真が掲載されていました。秋の茶室のイメージにこれほどマッチする花はないのかもしれません。あらゆる俗性を削ぎ取り、華美奢侈とは無縁、正に「わびさび」。晩秋を迎えると、花色も減る中で、冬へと心の覚悟を誘因してくれるような花です。剛健なのでしょうね、種や実が風に飛び、割れたアスファルトや石垣の隙間にでも根を下ろすのでしょうか。そういえば、園芸店に並んでいるようなお金を出して買うような苗がこういう隙間で花を咲かせているのを見かける事があります。意外に丈夫なんだなあっと思ってしまいますが、生物学的には、こういう隙間は最適の生育環境なのだそうです。ほとんど、あるかないかの土に、周囲はカチカチで水も吸収出来ないような無機質なのにと思いますが、広い土壌に恵まれたスペースだと、過当競争で光の取り合いで淘汰され、より高く伸び、光を取り込んだ物勝ちになるのだそうです。その点、隙間に舞い降りた植物は邪魔者が介入する余裕はなく、光を独占でき、表面の硬質体に守られて、その下に根をのびのびと張らし続ける事が可能になる訳です。あの硬いアスファルトやコンクリートが砕けて盛り上がっているのも見かけるのにも、これで合点がいきますね。連載記事の内容では、アスファルトを打ち砕き地下で根を延ばし続けたと言っても過言でない小田実氏に次ぐとして、高橋源一郎さんを揚げられていたのが時代の移り変わりですね。それ故か、氏のイメージは、空地の雑草の中で幸い得た空間を首尾よく背を伸ばして光を得ているような雰囲気でしょうかしら?

「枝々の撓(たわ)み乱れし白式部」(西野一朗)

「濃き淡き日向日陰の実むらさき」(池下よし子)

紫式部の実は南天やピラカンサより小粒で、形が美しい程に綺麗な球のような気がします。その実の色には紫と白がありますが、ちょうと、BB弾にサイズはぴったりくるような気がします。エアライフルの弾ですが、BB弾などと言っても、今の子供たちにはピンと来ないのでしょうか。大の大人でも迷彩服を着て、「地獄の黙示録」の中に居るかのように叢に潜伏してエアライフルの打ち合いをした遊びなど、する人は居ないのでしょうかしら。この紫の色は正にこのプラスチック素材の弾の色を連想する程に原色です。白と紫を混稙した鉢植えを見かけますが、交わることのないツート-ンです。

「紫は雅びなる色式部の実」(吉井竹志)

少し色は違いますが、この句でぱっと浮かぶのが、昨日の秋の園遊会皇太子妃雅子さま。名ばかりでなく、雅という言葉に相応しい響きのある方ですね。療養の中、ご無理になりませぬようにと、祈るばかりです。

 

コロリアージュの原画から取ったのですが、ミューシャの絵に似ていますね。周囲の花はスイトピーですが、薄い花びらの質感は難しいです。

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Apocalypse Now est un film américain réalisé par Francis Ford Coppola, sorti en 1979.

Lors de la guerre du Viêt Nam, les services secrets militaires américains confient au capitaine Willard la mission de retrouver et d’exécuter le colonel Kurtz dont les méthodes sont jugées « malsaines ». Celui-ci, établi au-delà de la frontière avec le Cambodge, a pris la tête d’un groupe d’indigènes et mène des opérations contre l’ennemi avec une sauvagerie terrifiante.