切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

ガラス額:花の妖精

「さりげなく晴れてはさりげなく時雨」(辻多津子)

昨日まで、降り続いていた雨も上がり晴れあがりましたが、週明けにはまた雨とか。

芭蕉忌の近づく頃の時雨かな」(野田ゆたか)

陰暦10月12日は、芭蕉忌、時雨忌とも言われる程に、今時の雨が「しとしと」降ると、自然と芭蕉がしのばれます。

「時雨来て千歩に足りぬ万歩計」(松山寿美)

足が不自由ですと、雨の日は足が伸びません。身につまされる句です。

「ことごとく木を諳んじる時雨なり」(穴井太)

雨が「これは銀杏、これはナナカマド、これは何だっけ」などと、言いながら降り注いでいるかと思うと、雨も楽しからずやですね。恵みを産む基、感謝です。

色付けにセロファンを重ねて貼るのをやりだすと、中々楽しいです。どちらかと言えば、切り絵は黒一色で仕上げるのが好きだったのですが、ステンドグラスの風合いもいいかとやり出しました。色づけに和紙を用いると、色づけ箇所を先ずカーボンで裏に縁取りして切り取り貼り合わせるという手間がかかり、一枚ずつやっていると時間がかかります。その点セロファンは透明なので、縁取りを薄くカッターで線引きすればいいので、実に楽です。箇所によっては、一つ穴パンチで空けた〇を重ね合わせるのも面白い効果が出ます。セロファンは薄いので数枚重ねて切り、それを丁寧に一枚ずつ剥がして、一枚ずつ糊付けして貼りますから、楽とも言えないですが、やっていると時間を忘れてトコトンやってしまいます。

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Automne malade et adoré - Tu mourras quand l'ouragan soufflera dans les roseraies - Quand il aura neigé dans les vergers - Pauvre automne ! Meures en blancheur - Et en richesse de neige et fruits mûrs.