切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

若冲天井画花卉図ー藤

「ヒマラヤの麓に古りし暦かな」(山本洋子)

今日12月3日、明治5年12月3日(旧暦)が太陽暦の採用によって明治6(1873)年1月1日としたことに因んで、「カレンダーの日」だそうです。カレンダーの掛からない家もないのでしょうが、暦自体の効用は、進化した機器らに役割を譲られてしまい、壁のデコレーション的役目になっているような気がしますが、ヒマラヤの麓ともなれば、電波も通らず、暦は古くなろうが、重き役割をはたしているのでしょうか。

「暦果つばしやんばしやあんと鯨の尾」(田中哲也)

日めくりカレンダーをめくる度に新しい画が出てくるのが楽しみの一つなのですが、留守をすると一瞬にして何枚をもめくるのは、何とも申し訳ない気がします。「ごめんなさいね」と言いながらめくりますが、日々も追われていると、まさに「バシャン、バシャン」と重き鯨の尾のように音を立てて、気付くと師走になっている事があり、「ああ、何をしたのかなあ」と、振り返るのも失せることがあります。

「古暦ひとに或る日といふ言葉」(長谷川照子)

知己から思わぬプレゼントを頂きました。何と、私が今年の1月4日から始めたこのブログで日々アップしている切り絵作品をコラボしてカレンダーを作って下さいました。今年一年間ばかりでなく、ここ数年作り続けていた作品の中から、カレンダーですので、各月の季節感で選択され、月毎にイメージが統一されています。眺めていると、「あんなこと、こんなこと、あったかなあ」と思わず歌いたくなるように、それぞれの作品が、私の中の「或る日」の走馬灯です。本当に作って下さり感謝するばかりです。また、今年の締めくくりにアップ出来ればいいかなあと思っています。乞うご期待を。

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Il y a plus de jours au calendrier,
Que de boudins au garde-manger.