切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

ミューシャ横顔②

「蔕を取る妻は皮剥き紐かける小春日和の干柿づくり」(加藤清次郎)

昨日スーパーで干し柿セットなるものを見かけました。先の尖がった渋柿が5、6個が袋詰めされてマニュアル付で売っていました。買ってでも吊し柿を作る人が居るのですね。そう言えば、マンションのベランダに、ビニール紐に揺れている数個の柿を見たことがあります。

侘助の花少なきを愛しけり」(風間ゆき)

年末年始留守をし、多忙が詰まり、新聞が落ち着いて読めず溜まりに溜まった新聞を早朝から読み出せる日が来ると、何とも嬉しくなる我が身に、ふと庭先の侘助を背に、日がな一日新聞を読んでいた曽祖父が重なり絶句。捨ててある他社古新聞まで拾って来て、隅から隅まで掘り炬燵に根が生えたように、それはまるで生きた木像。幼き頃は、そんなに新聞って面白いのかなあっと思ったものでしたが、空恐ろしくも、新聞の小さな記事を探している自分。

侘助や狭庭に白き座をしめて」(橋本幸子)

うちの庭の侘助は、侘びどころか、今年は一つも蕾がついていないようです。

「自爆してひとを殺せと教へ説く人を信ずるひとのかなしき」(五十嵐幸助)

少しずれましたが、先日1月4日の朝日歌壇から。昨晩TV「世界ドキュメント欧州緊迫の難民流入」で、インタビューに答える方々の言葉が胸を刺します。こちらには、風流とは無縁、白きでもなく連なる方々の無残にも両秤で計られる過酷さには言葉がありません。

空爆もテロも嫌ひて大根干す」(北村和利)

水に流して忘れていくばかりの民族の一人ながら、刻んでいかないといけないことを新聞からですが、見据えていければと。私には、干す柿も大根もなき平穏の中、百均の品を利用しては「切る」のみ。昨日のアクセス数が50以上を越えていました。閲覧下さった方々ありがとうございます。「えっ!」「あっ!」が登場しますので、懲りませず見に来て下さいませ。Merci pour tout!

 

ミューシャの花柄などの繊細な模様、中でも頭飾りのレース模様が美しいのですが、質感が手抜きになったのか、余り出ていません。少々時間の余裕がとれていません。アップする作品の備蓄が底をついてしまいました。色づけは次回です。

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