切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

小さな職人たち'monuments historiques'

「小判舞ふ十日戎の人の中」(野田ゆたか)

1月9日は宵戎。今年は、三連休と重なり大変な混雑となるのでしょうか。神社周辺では交通規制がされて、西宮、今宮駅など神社の周辺の用事は見送るのに限ります。っと思うのは関西だけなのでしょうか。東京では、「酉の市」が賑わうのでしょうが、関西人は、何と言っても商売繁盛を祈る、この初恵美須がいの一番です。

十日戎所詮われらは食ひ倒れ」(岡本圭岳)

私がかれこれ通い出して10年以上になるクリニックは、ほとんど開院以来のお付き合いになるのですが、そこの診察室には「商売繁盛」と書かれた恵比寿さんの札が貼ってあります。最初の頃はそれを見る度に不安が過る事もありましたが、空いているのを良いことに主治医にしたものの、今ではそのご利益か、待ち時間数時間になるほどの人気医院です。

吉兆は云ひ値で買ひし心意気」(森本恭生)

スーパーもキャラがありますね。東京に赴く時は、ライフ、神戸に居る折はダイエーに寄りますが、ライフにはざっくり言って余り歳時に左右されないような気がします。それに対してダイエーはホントいつも事前に学習させて貰えます。今日はきっと一日館内で「商売繁盛で笹もって来い」と鈴入りのメロディーが流れていると思います。吉兆には、銭叺・銭袋・末広・小判・丁銀・烏帽子・臼・小槌・米俵・鯛等の縁起物が付いています。これは、「野の幸」・「山の幸」・「海の幸」を象徴したもので、「野の幸」・「山の幸」・「海の幸」を象徴した吉兆は、その中にこもる「御神徳」をいただく信仰を受け伝えたものだそうです。

「大阪の遊びはじめや宵夷」(長谷川櫂

さて、永田町には福男の舞う姿だけが見えていないのでしょうか。「皇紀2676年」「一億〇〇」などという言葉が乱舞するなか、今朝の声欄宜しく、「〇〇、許申、諦申、屈申」奏でたいものです。

 

小さな職人たちは軽いファイバーボードに描かれた作品ですが、スペイン旅行の折に見つけた扉がヒントだったそうで、自分の部屋をタイル張りで飾るかのように貼ったそうです。職人が路上の場合は石畳を描き、室内には必ず市松模様の床に統一されています。その市松を凹凸どうするか、両方切り抜きました。黒白にすべきでした。

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En politique, il ne s'agit pas de nuancer mais d'opposer sa démagogie à un autre dans l'espoir que de ce choc jaillissent quelques étincelles.