切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

小さな職人たち'savant'

「一面の屋根かがやけり今朝の霜」(熊谷みどり)

今朝もよく冷え、早くからゴミだしに出てみると、隣の空き地の雑草がすっかり霜に覆われています。良く冷えるはずです。家の中に入れば、蛇口をひねればお湯、部屋にはひざ掛け電気毛布などと、暖が私を迎えてくれますと、ひしひしと贅沢な境地に感謝です。

「足裏の覚えてをりし霜柱」(畑佳与)

小学生の頃、この時季に耐寒訓練というのがありました。服装は、体操服に赤白帽子、持ち物はリュックサックには水筒と弁当。おやつは厳禁で、森永のキャラメルがひと箱配布されるのでした。登山先は、近郊では一番高い山だと言われたポンポン山。可愛い響きですが俗称ではなくそれなりに知られた山です。命名の由縁は、地面を踏む度にポンポンと鳴るからと信じていましたが、どうも俗説のようです。標高678.7mと改めて調べてみて、今に思えば小学生には結構きつい道のりだったのだと再認識です。キャラメルの数を数えながら、「ひい、ひい」言いながら後尾の人が居なくなるのに焦りながらも登ったものですが、その時に踏んだ霜柱が草花に降りた霜を見ながら過ります。

「霜柱ざくざく踏んで反抗期」(宮原利代)

雪が舞っていた記憶は余りないのですが、そこここの霜柱が綺麗で、それを思いっきり踏むのが実に快感で、そんな事をしているとまたまた列からは落ちこぼれていくのでした。

「言の葉の裏に住みたる霜柱」(横尾桂子)

最近アスファルトの路しか歩かなくなり、とんと霜柱にお目見えしません。それだけではなく暖冬の所為もあるのかもしれませんが、今日のように冷え込むと、少し裏山でも登れば見つける事が出来るのでしょうか。山道の側面の崖などに木漏れ日が入ると土を持ち上げた氷の柱が光ります。自然の力とはすごいものですが、心の中に凄んでいる物が言葉の寒気で凍りついて盛り上がると、さてどこで爆発するやら、踏みつけやれるやら、治まる事か。ついついぽろりと、パート代が25万円などと発して貰われますと、室内の暖を取る幸福感すら味わえず、寒風の中で段ボールに包まれる人も居られることなど露ほどにも脳裏にはないのでしょうかっと。今年一年光さす霜柱に用心したいものです。また、とある事務所の内情も、今朝の第一面記事にまで掲載されるとは、じわじわと盛り上がる霜柱があるのでしょうか。それにしてもツイッターのつぶやき100万件という霜柱にも頭をもたげてしまいますね。

「世界に一つだけでも解散」(河原公輔)

 

'savant'は、学者、物知り。嗣治の子供賢人は良い表情をしていますが、正面の顔立ちは補助線を引かないと目が落ちるので苦難です。染色の型紙では、細い補助線を引いて置いて、最後に切り落とすのだそうですが、そうすると必ずその切り落とした部分がどこかに行ってしまうのです。いい加減な性分がかなり足を引っ張っていますf*_*;

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Les pipkrakes ou aiguilles de glace sont des cristaux de glace, longs de quelques millimètres à quelques centimètres, qui se développent perpendiculairement sous la surface du sol quand la température de l'air est négative. Ils sont caractéristiques des environnements périglaciaireshumides mais peuvent se développer dans tous les sols soumis au gel.