切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

ステンドグラス風:ミューシャ④

大寒の麹に塩を混ぜてをる」(雨林敏子)

今日は大寒。一年でもっとも寒い日と、まさに正月明けの暖かった日も夢物語のようになり、絶好調の私もここよく冷えて朝の起床がずれて来て、ついつい体を丸めて籠ってしまいます。ふと、この厳寒の折りに、母の甲斐甲斐しい姿と裏腹にいつも丹前にくるまっていた父が思い出され、私は父の遺伝子を貰い受けたようです。反して、母の腕まくりのお相手は味噌造りです。麹菌を農協から仕入、台所は戦場と化していました。気温が低い時季の方が麹の発酵がじっくりと進むので、、味に深みが増し、雑菌の蔓延ることも厳寒ではないからなのだそうです。

「味噌つくる余り麹や一夜酒」(正岡子規

父の楽しみは味噌用に造られた塩麹の余りで作る甘酒です。一夜酒とも言われますが、これは意外にも、季語は夏なのだそうです。寒い時季に「ふうふう」息吹きかけながら、生姜汁のきいた熱い甘酒を舌で転がしながら飲むからこそ、芯から温まるものだと思っていますが、江戸時代には、夏の滋養強壮のある飲み物として天秤棒に担ぎながら昼間に売られていたのだそうです。

「塩梅を見てと言はれて一夜酒」(箕輪カオル)

昔は、この一夜酒の発酵は、確か掘り炬燵の中で作っていたような気がしますが、余りその頃は好きな代物ではなかったです。父が独り、味見と言ってはこそこそ呑んでいましたが、いつの頃からか村で購入した大きな発酵器を回し使いするようになってからは、温度設定が管理できるので、美味しい甘酒が味わえるようになりました。市販の濃縮タイプの混ぜ物の入ったのと違い、米の粒々が混ざっており、酒粕などから作るのとは違って、麹の自然の甘さが何とも言えず美味しかったです。

贅沢にも米麹の惜しげなく使われた母の味噌は好評を博し、毎年待ち望まれる方に配り歩いたもので、中には、何度かアメリカにまでも渡ったこともありました。さて、今はその方達はどうされているのでしょうね。私も市販のを買うようになりましたが、中々母の味に似たものにはまだ出逢ったことはないです。

「寒風に味噌や恋しき母の腕」

今朝の折々のことばが身に沁みます。「目は臆病、手は鬼」臆病な目を無視して、先ずは手を動かすのみですね。億劫がらずにやり出すと、いつの間にか出来てしまうことってホント多々ありますね。「えいや!」です。

 

これも、以前切り絵だけでアップした作品ですが、セロハンで色を付けし

ました。写メの画像が不鮮明で、残念です。窓辺に置くと、中々綺麗でいい感じです。

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L'ajout de kōji aux grains de riz entier fournit les enzymes responsable de la transformation de l'amidon du riz en sucre simple et au goût sucré. Ainsi, lors du procédé de fermentation l’amazake développe naturellement une saveur sucrée. Il contient 22,7 % de sucre en poids2. La proportion de sucre est moitié composée de sucres simples(glucose et maltose) et l'autre moitié de sucre complexe1.