切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

染め布:小花模様③

「寒肥の跡らし土の肌新た」(門田あたひ)

寒の時分にやるべき事で大の苦手が庭木に施す寒肥。骨粉と油粕の比率はさてどれくらいでしたか?園芸屋さんから注文された大きな二つの袋を開けて、大きな盥の中で混ぜ合わせて、庭木の周りの穴を掘って埋めます。

姑に教えて貰い、やり始めた頃は、穴の掘り方が根に近いと、木を枯らさないだろうかとか、骨粉の分量は間違ったら成長が止まらないだろうかと、それは心配で不安で庭木を見ながらオドオド、ハラハラしたものでした。

「手掴みで撒く寒肥の粒白し」(田村公平

昨今は、便利な寒肥とちゃんとブレンドされたのが売ってあり、それを手づかみどころか、抱え込んで下手をすれば、穴も掘らずにばら撒いたりしている次第。それに、ついつい寒い日が続くと、億劫になり気づいたら弥生三月、となっている事もありですf**;

「薔薇株を取り囲むやう寒肥置く」(清水恵山

薔薇は「肥料食い」と言われ、マメにマメに撒かないといけないそうですが、世話要らずのナニワイバラはそれほど気にせず、寒肥とお礼肥えだけで充分だとか。今年こそは沢山咲かせたいものだと思っていますが、誘因も剪定もしないでいたのでは見通し暗いです。咲き出すといい香りがして可憐なのですが、何とも鋭い棘が随所にあり、込み入った箇所に手を施すには余程の厚手の手袋でないといけず、世話要らずもしっぺ返しは手厳しいです。

「ひざまづき寒肥の穴深く掘る」(舘野翔鶴

大事に大事に育てたはずでも、それが先行きどうなるかは、植物の方がまだ甲斐に応えてはくれるものでしょうか。今、中国では一人っ子政策が廃止されたそうですが、大事な一粒ダネからの老後への面倒を期待する国民性もさることながら、日本では、一人っ子どころか、結婚すらもままならぬ若者世代。

「育休後 パタハラされぬか ハラハラす」(鎌坂せつみ)

育休を男性にも広めようとすれば、今度は「パタハラ」なんて言葉もあるとか。パタニティ(父性)ハラスメント。一億総活躍社会への寒肥の効き目はすでに根腐れ起こしていないでしょうかしら。

 

着物の胴裏にする絹地が出て来たので、少し生地は薄手になりますが、染料のデルクスを使って染めてみました。サーモンピンクなどがスカーフにはいいかとなるべく薄く染めようと思うのですが、出たとこ勝負で薄すぎると糊置きした柄が目立たなくなります。スカーフ用には柄は大柄より、小模様の方がいいかなあと選んでみました。

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Les pères japonais qui voudraient prendre le congé parental que la loi leur accorde, doivent faire face à un obstacle inattendu : le harcèlement au travail. Comme nombre de femmes avant eux, ils expérimentent la dévalorisation de leur fonction sociale, voient leur carrière freinée, et sont rejetés ou moqués par leurs collègues. Un sondage commandé par la Confédération nationale des syndicats japonais, jette une lumière crue sur leur souffrance.