切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

ブックカバー①

春節の赤あざやかに中華街」(流星)

昨日の8日は、アジア圏では旧正月の「春節」。テレビで飛行場の風景が映っていましたが、休日を利用しての中国からの旅行者の混みようには目を見張るばかりです。ほとんどの方が急行されるのが免税店なのでしょうか。少しずつ「爆買い」の動向も変化しているとか。電化製品ばかりかファッションや健康食品などにも人気があるとか。渋谷の薬局に寄ったら、ショッピング籠に同じ商品を数十個ずつ入れている客の列、ラーメン屋さんに迄、たすき掛けの鞄に子音ばかりが耳に入る人、人の列。観光スポットばかりでなく、路地裏にも観光バスから下車したツアー客。ついつい、外出への気持ちも失せてしまいそうです。

思えば、バブル景気の頃、パリの街角で、ツアー旗に誘導されながら、ヘルメスのスカーフを端から端まで買うなどという見苦しい事をしていたのはどこの国でしたかしら。

「ミサイルが季語になるかや北の君」

こちらの春節の祝賀ムードもまた、とりあえず人工衛星だそうですが、長距離弾道ミサイル発射成功と銘打った祝賀会の様子には、鳥肌が立ちそうです。ふと、その報道を見ていますと、村上龍の「半島を出よ」という作品が過ります。北朝鮮特殊部隊が福岡に潜入するにあたり南朝鮮兵を装うのですが、そういう服装だけでもが厳しく統制された社会で育った兵士達には慣れずに戸惑うばかりなのに対して、潜入された日本側では、一般人ばかりか政府要人までがぬるま湯生活に浸かり過ぎて仮想社会でしか見たこともない宇宙人並みの兵士達には為す術なくひれ伏すばかりという出だしで始まるストーリーです。国威発揚の祝賀会の一糸乱れぬ群衆の姿は、どこに向かうのでしょうか。

雪虫のまばたきの間にいづこへか」(岩間れい子)

この週末は天気は崩れるようですが、春の嵐が吹き気温も緩むのだそうです。そろそろ地中の虫達がごそごそしだして来るのでしょうか。願はくば、現れるのは、可愛い虫達だけであって欲しいものです。

 

そろそろ、二月のフリーマーケット出展に向けて新作を検討しています。厚地に綿生地を染めてみました。ブックカバーにしてみました。

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Le nouveau mot « bakugai » qui peut se traduire littéralement par « achat frénétique » s’est ainsi solidement ancré dans le vocabulaire des Japonais qui regardent à la fois avec amusement et parfois avec agacement les groupes de Chinois qui déferlent dans les boutiques pour acheter les produits « made in Japan ».