切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

ウォールステッカー:トトロ②

「地下街にバレンダインデーの日の熱気」(山中明石)

今日程、一年の中で忘れる事のない日にまで普及させた日はないのではないでしょうか。節分、ひな祭り、五月の節句、七夕、彼岸などよりも、重陽節句はもちろん忘却、否クリスマスのケーキすらも負けるのではないでしょうか。デパ地下の混雑は凄まじい事、それにしても一個のチョコの値段を見る度、試食だけで引いてしまいます。

でも、このチョコの慣例はもちろん日本だけなのでしょうね。元々は、ご存知、聖バレンタインの殉教した日。コーマ皇帝クラウディウスが遠征する兵士の後顧の憂いを絶つために結婚を禁じた事に聖バレンタインが反対したために処刑されたということに纏わるというのですから、何とも切実な「愛」を見直す日なのでしょうが、どうも義理が優先している日とは、日本らしいですね。

「バレンタインデー父をはげます日となりぬ」(土肥あき子)

そう言えば、これでまでにチョコを買ったり、作った相手を振り返れば、身内に縁者にばかり散在していたような気がします。

「にんげん洗って干して春一番」(川島礼子)

今朝は早くから強風が吹き、その音で目が覚め、ラジオからは電車が止まった路線のニュースが聞こえて来ます。春一番だそうですが、昨日今日は半袖でも過ごせるぐらいの陽気。このままと思う訳には行かないのですが、草木が一気に芽吹く勢いですね。

春一番今日は昨日の種明かし」(田口風子)

ビーリーフの種を撒いたのが、日に日に殻を破って芽が顔を出します。まるで、手品師のハットを開けると鳩が飛び出すように。春が来ます。なれど...

春一番来し顔なれどまとまらず」(伊藤日潮)

壁紙用のシートを切りだしました。細かい線を残して切ると、剥離紙を剥がすのが難しくなるのが難点です。図柄を検討しないといけないのですが、好きな図柄をつい選んでしまっています。

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Le bateau qui ne résiste pas à la première tempête n’est pas fait pour le voyage.