切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

ウオールステッカー:ぐりとぐら②

「日照雨に瑠璃の色増す大ふぐり」(高橋泉也)

最近は、押し花をしなくなり近所の山に散策にも行かなくなってしまいましたが、ラジオから『おおいぬのふぐりの花を見つけました」と視聴者からの投稿が聞こえて来て、そういう季節なんだなあっと、あたふた慌てる始末です。今時は、卒業にあたって寄せ書きなどというのをし合ったりしないのでしょうかしらね。小学生の頃、畦に咲き乱れたこの花を押し花にしては寄せ書きに貼ったものでしたが、今はどんな思い出作りをするのでしょうか。

「広がって星の数ほど大ふぐり」(加納幸子)

山の麓で昔は畑を耕していた窪地が今では誰もする人がいないのか、荒れ放題なのですが、そこの斜面にはいい日射しが当たり、おおいぬふぐりの名所なのですっと言っても、それを知る人はいないでしょうね。押し花に凝っていた頃、春になり切らないこの季節になると登って、ひとつずつ丁寧に花を自家製の綴じ込みノートに挟んでいきます。帰ってから押したのでは、萎んでしまうので、摘んだその場でしないといけないのです。

「犬ふぐり蒼天の色宿しをり」(長嶺勇)

それにしても、誰が命名したのか花には本当に申し訳ない名前です。果実の形が犬の陰嚢(ふぐり)に似ているから命名されたままなのだそうです。いぬふぐりの花は3ミリほどで、色も少しピンクがかっていますが、おおいぬのふぐりの方は少し大きく8ミリほど、色はしっかり青いです。これに似たのが最近よく園芸店で見かけるのがネモフィラ。これはその3倍ぐらいあり、私はてっきり園芸用に改良されたのかと思っていましたら、こちらは花びらが5枚あり、葉の形も違い元々違った種類のようです。どちらもコバルトブルーの綺麗な色で、私の好きな花です。

「日は燦と園にかたまり犬ふぐり」(土井木賊)

野良猫は上手に陽だまりを見つけますね。昨日はうちの薔薇様の特等場所の鉢の中で丸まっていました。例のフレコン畑にも燦々と日が当たるのでしょうか。同じ青でもブルーシートの青と黒のフレコンバッグは悲痛です。もうすぐ五年。中々灯の戻らぬ街並みの復興を願うばかりです。

湊川公園手しごと市も2月27日一週間後となりました。この陽気も続かず、来週末は冷え込むとか。今回は、ひな祭りも近いので少しそれにちなんで可愛い物を並べようと思っています。よろしければ、お立ち寄り下さい。

 

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La Véronique de Perse1, ou Véronique commune (Veronica persica Poir2.) est peut-être la plus répandue de toutes les véroniques (genre Veronica). C'est une plante annuelle adventice à petites fleurs bleues poussant abondamment dans les jardins.