切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

ウオールステッカー:ぐりとぐら④

「おでん屋がよく出るテレビドラマかな」(吉野信子)

2月22日、2が三つも続くと、さて今日は何の日かなあっとググってみますと、「ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)」で猫の日。「ふう(2)ふ(2)にっこり(2)」と夫婦円満にさせる食洗機の日。「フー(2)フー(2)フー(2)」と息吹きかけて食するのはおでんだなのか、おでんの日。おでんは、夏の海水浴場でも人気を呼びますが、季語は冬。テレビドラマ、中でも刑事ものでしょうか、必ずと言っていい程、八方ふさがりになった夜更けの場面には、まるで「梅に鶯」「紅葉に鹿」「竹に虎」「牡丹に唐獅子」かのように、おでん屋の寡黙な親爺にコップ酒が登場します。そろそろ、こういう昭和レトロ化した設定も様変わりしていいような気もしますが、水戸黄門さながら落ち着くのでしょうか。

「しかすがによしこのおひとおでんかな」(加藤郁平)

しかすがに(そうはいうものの)、文学の世界では、この定番の組み合わせは流行らず、「逸らしてなんぼ」。「短歌、長ないですか」と言われた又吉さんは、これで文学界に華やかにデビューされたのでしょうね。この句のセンスは逸らすどころか、群を抜いた味わいがあります。全て仮名書きがみそ。句読点の打ちどころでいかようにも読み取れるのだそうです。「しかすがによし」で区切ると、『思っていたより会ってみると案外いい人だった』と解せますが、「しかすがに、よしこ の おひと」となれば、恋敵相手とおでんをつつく風景が浮かび上がって来るとなり、奥が深くなっていきます。

「やんはりと叱られてゐるおでんかな」(山本あかね)

おでんは、相手あってのメニューのような気がしますが、これほど話をはぐらかすのにいい料理もないのかもしれません。「それはそうと、これは一体..」「あらあ、この大根よう味沁みてて美味しいね」と。最近のテレビの料理秘訣番組の波及力はすごいですね。先日はおでんに「ウインナー」と「紅生姜天ぷら」でプロの味などと紹介された為でしょうか。スーパーには、いつになく赤い生姜の散らした白天ぶらが目立ちましたが、思いのほか売れなかったのか沢山赤札が付いてました。遅ればせですが、タレント様の「うまい」と言う感嘆符にはついつい騙されてしまう私としては、今週末は、さながら、梅に烏紛いのウインナーを入れたおでん作ってみようと思います。

 

湊川公園手しごと市に雛尽くしを飾ろうと思い立ったのが遅すぎたのでしょうか、昨日はデザインの下書きと型作りも途中で手がしびれ頓挫です。次回が4月を予定していますので今回のみの展示になるので、何とか間に合わせたいのですが...グリーティングカードはいくつか完成しましたので、是非覗きに来てくださいませ。

http://minatogawa-mart.net/

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Il ressemble à un ordinateur à binocles. Il est passionnel comme un frigo. C'est le prototype de l'homme politique façon curé austère, technocrate, le super-réglo-très-rigide. Le grand style coincé balai.