切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

般若絵心経

「なずな咲くてくてく歩くなずな咲く」(小枝恵美子)

春の七草の一つの薺(なずな)は別名ぺんぺん草とか三味線草と言われますが、種子の形が三味線のバチに似ているからなのでしょうね。どちらかと言えば、銀杏の形というよりも、ハート型をしているのではないでしょうか。よく押し花にしてその種子を一つずつ丁寧に散らしてラミネート加工した事がありますが、最近押し花から遠のいてしまっています。

「訪づれに心はずみの三味線草」(阿部みどり女)

摘むとシャラシャラと音がしますからその音からひょっとすれば三味線と名付けられたのかもしれません。心弾む響きでしょうか。

「この坂を登れば未来花なづな」(安徳由美子)

急な坂を登るのは苦手で、山登りなどとは無縁ですが、珠には上り詰めた先に夢を馳せて登ってみるのもいいですね。あれは誰の作品だったでしょうか。土色の坂道だけの絵。岸田劉生?ふとそんな絵が浮かぶ句ですね。

「ひしひしと我一人なり春の暮」(安徳由美子)

あの絵には人が居ません。どっしりと坂があるだけです。何か存在しても空っぽでしかない人の存在の意味が潜んでいるようにも思えて来ます。自爆という責務を負う事で我が身の存在を示さざるを得なかったかと思うと、この惨劇の中に空っぽの存在者の拡大が背景にあるような気がしてなりません。お不幸に遭われた方々のご冥福ををお祈り致します。

 

以前京都を訪れた土産物屋さんで見つけた手拭柄が絵柄の写経でした。これはおもしろいなあっと思いながら、中々実行できずにいましたが漸くやり出したものの解読が難解で思うように進まず最後はいい加減に終わってしまいました。

両手で六を示した図は「六つ」ですから「無」、お腹の絵は「波羅」、焼き麩は「不」

一文銭は「ぜに」の「是」、錠前は「浄」、〇が九つあるのは「苦」砥石の「と」と「九」で「得」などなど。糊付けしただけなので、剥がれないようにサランラップで留めたのがまずかったですね。染型をするのは先の先になりそうです。

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Capsella bursa-pastoris est une espèce de plantes herbacées de la famille des Brassicaceae. C'est l'une des espèces de « Bourse à pasteur ».

Elle est aussi appelée molette à berger, capselle, bourse de capucin, bourse de Juda, moutarde de Mithriade ou bourse-à-berger.