切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

灯明②

「春園のホースむくむく水通す」(西東三鬼)

冬の間、水遣りなどしたこともなかったのですが、ここ数日雨も降らず気温も上がってきたので、久しぶりに蛇口を開けました。うちでは、一か月近く留守をすることもあるので細かく穴の開いたホースを購入し庭中を旋回させて蛇口だけを開けるようにしてあります。これの難点は蛇口を捻っていたことを忘れることです。昨日もすっかり忘れてしまい植物には日射しまばゆい中の大雨には驚いたことでしょうね。それに追い打ちをかけるように昨夜から雨です。「もうムチャクチャでござりまするわ」なんて漫才師・花菱アチャコのマネをする草花は居るでしょうかしらね。

「春ゆうべあまたのびっこは跳ねゆけり」(西東三鬼)

今日、4月1日はエイプリルフール。西東三鬼の忌日と言うと何だかぴったりの日だなあっと思えてきます。自分の死さえも茶化してしまような最後まで俳壇に意外性を生み続けた人だったのでしょうか。

木瓜の朱に這いつつ寄れば家人泣く」

「杖上げて枯野の雲を縦に裂く」

三日かかって部屋の片づけをしましたが、一見すればどこか片づけたのだろうかっと。何度かこれまでにも片づけはしているのに、一向に物が減った気配がありません。いつも45リットルのゴミ袋を何枚も使いますが、今回は三つも使ったのにも拘わらずです。でも、今回は躊躇わずに捨てられる物がかなりありました。ひょっとしたらっという思いの無い物が出る時があるのだと、これから何度こういう作業をするのでしょうね。大事に大事に使われた物さん、さようなら。(^・*)/

 

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“L'humour. Une plaisanterie avec un air triste.”