切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

柴田是真の植物図:緋牡丹

「春風に松葉海蘭荒れ地染め」

櫻が散り出すとそれだけを願って止まずちゃっかりその時期に他界した祖母の墓参りを思い付き出向いて来ました。墓地の周りは昔こんもりとした森林だったのですが、大手不動産屋が買い取ったはずなのに、バブルが弾けそのまま捨て置かれています。そこが見事に薄紫と黄色の小さな花で埋め尽くされていました。

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誰かが意図的に植えたのでしょうか。他の雑草がなく、この二種類の花だけが蔓延っていました。薄紫の花の形は金魚草やネメシアに似ていますが、葉は地面に貼りついたように見えるのがそうなのか多肉植物のような肉厚の葉ですが、名前を調べてみると、海蘭の一種で葉が松葉に似ているので松葉海蘭というのだそうです。海蘭に似ていると言われてもピンと来ませんが、この同種の中で、蔦葉海蘭というのはどこにでも見かける馴染みの花です。よく石垣などに貼りついて咲いている花です。

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葉の形がお洒落で私はよく押し花に使います。確かに花の形はよく似ていますが、多分こちらの松葉の方も丈夫なのでしょうね、少し引き抜き頂き帰りなるべく水の当たらなそうな所に植えこみましたが昨日の雨でしゃんとして生き生きと咲いています。来年になったら、うちの庭を埋め尽くしてしまうでしょうかしらね。

「ンの字もソの字も同じ入学す」(中野寿郎)

戦前は入学するとカタカナから学習したのだそうです。「カンザキ」「イソザキ」などと表記したのでしょうか。今のお子さんはもはや小学校に足を踏み入れる頃にはどれだけの事を習得済みなのでしょうね。先生もこの格差にはご苦労おおいでしょうね。格差と言えば、また嘆かわしい数値が今朝の新聞の目を惹きました。先進国41か国の中でこどもの貧困格差の大きい方から日本は8番目。米国12位。カラフルなランドセルの色を黄色い安全カバーで覆うのに残念がる子と、喜ぶ子。学ぶ事だけは同じ環境でありたいものです。

 

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“Quelle est la différence entre les yeux qui ont un regard et les yeux qui n'en ont pas ? Cette différence a un nom : c'est la vie.”