切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

柴田是真の植物図:すみれ②

「波羅蜜多体育館にシャボン玉」(摂津幸彦)

波羅蜜多とはサンスクリット語 pāramitāの音写。原語は,完全な修得,完璧さ,完成の意。六波羅蜜のことであり、文字通り六種類の菩薩の修行、布施,持戒,忍辱,精進,禅定,智慧をさします。体育館もある意味身体の修行の場。そこに浮遊し舞い込んだシャボン玉。消えて彼岸となるならば、世の修行とは何ぞや。そんなシャボン玉の存在すらが疎まれるような酷な事態が発生しました。自然の為せる事だけに、心収める場所が見つからないことでしょう。まだまだ、余震治まらず熊本の皆様のご苦労痛み入ります。

「水金地火木土天晦冥シャボン玉」(守屋明俊)

よく耳慣れた「般若心経」の正式名称は『般若波羅蜜多心経』(はんにゃはらみったしんぎょう。写経の冒頭に出てくるのは、「仏説」(仏(釈迦)の説いた教え)や「摩訶」(偉大な)の接頭辞をつけて『仏説摩訶般若波羅蜜多心経』(ぶっせつまかはんにゃはらみったしんぎょう)となっています。これまで、自分の力ではどうにもできなくなる折に、数百枚となく写経を繰り返したのでしたが、この「摩訶」の意味すら知らずに写す事ばかりしていました。

冒頭の意味だけでも復唱してみましょうか。

観自在菩薩(我・貴方)が深き仏陀の教え(般若)を修証(実践)したとき五蘊(色受想行識)はあるがままの姿(空)を現していた。
(あるがままの姿がわかり)一切の苦厄から救(度)われた

司馬遼太郎の「竜馬がゆく」の中に、竜馬が龍に自慢する場面があります。どんな自慢かと言えば、竜馬は、シャボン玉にトンボが突っ切るシーンを見たことがあるというのです。あの頃は勿論の事石鹸というのはとても珍重された事であり、そんな珍しいものから作られたシャボン玉に、田舎もんでもないですが、日本男児を代弁するかのようにトンボが果敢にも謎の物体に突撃するというのです。竜馬らしい解説なのでしょうが、天体とシャボン玉。その組み合わせから何を学ぶのでしょうね。救う一助を見つける思いが募ります。ご不幸に合われた方々のご冥福お祈り致します。

 

テーブルセンターの依頼では、スミレ模様だけで染めて欲しいと言う事でしたので、丸型を大中小にして散らそうかと思っています。昨日のは15cmサイズ。これは10cm。

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Le Sūtra du Cœur (sanskrit : प्रज्ञापारमिताहृदय / Prajñāpāramitā Hṛdaya, chinois simplifié : 心经 ; chinois traditionnel : 心經 ; pinyin : Xīnjīng ; Wade : Hsin¹ching¹ ; cantonais Yale : Sam¹ging¹), texte du bouddhisme mahāyāna, est probablement le texte bouddhique le plus connu et l’un des plus importants1 ; il est fréquemment récité par des moines et des bouddhistes laïcs.

Il est appelé « Sūtra du Cœur » car il contient le cœur de l'enseignement de la Prajnaparamita. C’est le plus court des soutras Prajñāpāramitā, un ensemble de textes de longueur très variable écrits entre le Ier siècle av. J.-C. et le VIe siècle ap. J.-C., dont le thème principal est la Perfection de la Sagesse (aussi appelée Sagesse parfaite, Connaissance transcendante, ou Sagesse transcendante, Prajñā), à savoir la vacuité (śūnyatā en sanskrit) de toute chose et de tout phénomène, ce qui ne veut pas dire leur non-existence, mais leur absence de caractère substantiel, fixe et inchangeant.