切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

柴田是真の植物図:板家楓

「はみかみて楓の花は葉陰かな」(清水恵山

通いつめていた用事の駅の出口先には一本すくっと佇む楓の木がありました。秋には見事に真紅に染まるのですが、今の時期になりますと小さな花が咲きだし、それを探り見るのが楽しみでしたが、用事の必要がなくなるとその駅に舞い降りる事も、もう二度とないかと思うと無償に恋しくなります。

「花かへで雨の重しと紅深む」(池下よし子)

近所で一本見つけました。雨に辺り洗い清めたように気持ちよさそうにしています。連れない雨も和みにもなる事、ふわっと心が浮いてみたいものです。

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「花楓疲れた足をしばし停め」(駒田睴風)

熊本地震から四日が経ちました。阪神大震災の折に、小学校に一週間避難していた頃の事が思い出されます。水が出ない生活が続き、入浴が出来ず半壊した家の中へ昼間戻っては着替えだけし、洗濯の溜まった服をリュックに背負い避難先の家に運んだものでした。幸い小学校には屋上にプールがありそこの水を汲みだしてはトイレの前にバケツを並べ、必ずそれぞれがその水を流すようにするようにした事で快適になりました。何を置いても水が出ないことでトイレが最悪な状態になります。衛生面の事が時期的に気温が上がって来ると心配です。くれぐれも避難生活の方はご無理のないようにお気をつけて、出来る事からボチボチ行動をお越し下さいませ。阪神大震災は1月の事でまだまだ寒い日が続きましたが、庭先のガラスや瓦の破片の下からの出てきた球根の芽を見た時は、気まぐれな自然の大ナタへの憎悪もふわっと気が抜けた気がします。今朝の新聞に、校庭に椅子を並べたSOSのメッセージの写真の掲載がありました。山を染めていく新緑のように、 若い人達の切なる気持ちに期待したいです。Bon courage!!

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湊川公園手しごと市を去年は、4月6月10月、今年は2月と計4回出展させて頂きましたが、諸事情ありしばし出展を見送ることと致しました。お越し頂いた方々にはありがとうございました。また機会があればお会い致しましょう。Merci beaucoup!!

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 Jamais pluie de printemps n'a passé pour mauvais temps.