切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

木綿染めミニサイズ②

「伸び過ぎてしまえば曲がる松の芯」(夏井いつき)

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「何事も三とせ経てこそ松の芯」(鷹羽狩行)

この時期になると松の新芽がぐんぐん伸びているのが目を惹きますね。松には葉元に雄花が、芯の先に雌花があり、よくみると小さな赤紫色のが見えるのが雌花で、それが徐々に膨らめば、松かさになりますが、去年の緑濃くなったのやら、茶色く広がったのまで、松かさは落ちることなく三世代が同居しています。雄花は枯れると針のような新芽が生えだしてきます。面白い構造になっているのですね。

「若緑幾千こぞり天を指す」(中山泰山)

『若緑』という季語は春をさしますが、沢山の木々が芽吹く春の中でも、なぜか松の新芽を指すのだそうです。特に、松の新芽は勢いよく真っ直ぐに立っているので、生命勢いを感情移入しやすいからでしょうか。

「緑なす松や金欲し命欲し」(石野秀野)

何とも浅ましい句かと思えば、この句の方は山本健吉氏の夫人で、余命幾ばくもない頃の句かと思えば、また詠みようも趣が異なって来ますね。

 

防染糊の事でいつもと違う店で購入したのが上手くいかず昨日尋ねに行ってみましたら、厳しくお叱りを受けることになりました。これまで私の利用していましたのは、安直なチューブに入った餡子のようなもので、簡単に何もこねくりまわさなくても使えましたが、今回のは主原料の小豆みたいなもので、それには砂糖に水にと材料を足さないといけず、また餡にするまでのように、蒸したり捏ねたりという手間な行程が要るのだそうです。「一から教えられないから、自分でも本を買って勉強して出直しなさい」と。ほとほと、不勉強痛感です。

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Lors de mes vagabondages dans les verdures éternelles j'avais l'impression de lire l'univers et la forêt était pour moi la plus belle des bibliothèques