切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

木綿染めミニサイズ⑤

「みどり葉を敷いて楚々たり初鰹」(三橋鷹女)

「鰹じゃ」「鰹じゃ」と父が必ず五月の旬の季節が来ると騒ぎ出したものですが、何と言っても、必ず口に入れる前に斉唱するのがまるで仕来りのようになっていました。

「目には青葉山ほととぎす初鰹」

そうして、「目に」か「目には」で揉めるのでしたから、かなりいい加減な家族です。

どちらが正規か調べていましたら、茶化した食いしん坊の句がありました。

「ネギ大葉 山ほど盛って初鰹」

確かに、生ものの苦手な私としては、生姜や大葉などをどっさり乗せて、匂い消ししてくれないと、皿が目の前にあるだけでクラクラします。

「朝採りの島の薬味で初鰹」(凡茶)

そうして、私はこの薬味だけを平らげる担当です。

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 ロベール・ドアノーがライカギャラリー京都で開催されていたのを行きそびれてしまい、銀座でもしているのを見つけて寄ってみました。校庭で子供たちが遊ぶ姿は以前に切ったことがあるのですが、それ以外にも数点あり、わずかな数でしたが寄ってみてよかったです。あどけない子供の姿ですが...

Le bonbon blanc

Que Roger montre

Le bonbon blanc

Que Maurice désire

Le bonbon blanc

Que Roger donne à Maurice

Le bonbon blanc

Que Maurice va manger

Le bonbon blanc

Que Maurice aurait mangé

Le bonbon blanc

Que le Maître a saisi

A temps

Le bonbon blanc

Qui n’était

Qu’une boule de naphtaline!   

昔冷蔵庫の中に弟が蟹棒を入れていて、私が帰宅して「うわあー蟹だあ」と喜んで食べるのを「シメシメ、ひっかかったね」と弟が薄笑いしていたのがふと写真を見ながら思い出しました。蟹蒲鉾ぐらいならいいですが、ナフタリンを食べさせるとはね。私としては悔しくて、一度は鰹を中トロと言って騙してみたいものでしたが、鰹も危機に瀕しているとか。北に登る前にごっそり捕獲されてしまう各国の争奪戦とは、魚さん達の危機管理が国際的になされないと食卓に魚が消える時代も来るのかも知れません。

 

グッチの花柄を参考にしてデザインしてみました。

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