切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

透けるプレート:クレマチス

「瀬戸内の渦潮きらりと飛魚とぶ」(松山寿美)

こんなに綺麗な澄み切った青空を見ていると、昔初めて舟から見た飛魚が浮かびます。父に「海にもバッタが居るよ」と言われ、かなりの年月その言葉を信じていた私です。

「飛魚のつみれつくりし出雲かな」(中道愛子)

父は、魚のつみれ汁が好きで、特に飛魚が出回ると母は必ず「とんとん」と根よく骨の存在感が失せるまで、出刃包丁で叩き擂り鉢で細かく潰し団子汁を作ってましたか。鰯などの青魚と違って、臭みが少なくあっさりした味になりますが、骨が鰯より細かく砕くのには骨が折れるのでしょうね。それでも、父の「旨い」の一言があるお蔭なのか、母は新鮮な飛魚を市場で見ると、懲りずに作っていましたかしら。

「飛魚や静かに板の鰭青く」(池崎まり子)

父は、その叩き潰された残骸となった鰭を台所の窓辺に何枚も開けて貼りつけるのでした。数日は落ちることなく、窓辺では光線をうけて、その鰭が綺麗に透けて見えます。母にすれば、窓が海水の塩で汚れるだけで、また仕事が増えると心中穏やかではなかったのかもしれませんが、海の見えない土地に住み着いた父にすれば、小さな海を描いていたのでしょうね。

「飛魚の異次元散歩昼の月」(河内童楽)

 

父の遺伝子なのでしょうかしらね。最近窓辺に置いたら光線に透けていいかなあっと、セロワンで色付けして、裏側を透明にしたプレートを作っています。

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- Il y a des patrons de gauche - - Il y a aussi des poissons volants, mais qui ne constituent pas la majorité du genre. :