切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

若冲の天井絵①

「十薬予報どほりに雨降り来」(栗山政子)

ひと昔前までは、天気予報は「河豚」などと言われるぐらい滅多に当たらない物でしたが、いまは概ね折り畳み傘を持ち歩き無駄に終わることはなくなりました。梅雨入り宣言がピッタリ当たったのでしょうか、湿っぽい空が続きます。そんな空の下によく似合うのがどくだみ、十薬。余りに妥当な組み合わせの中に、何か予想外の物を期待するのも人間の性でしょうか。

「子の靴の十薬の香を持ち帰る」(姉歯義ひろ)

いたずら好きの寄り道ばかりのヤンチャ坊主の靴底は泥と緑の汁がこびり付いているもの。そんな靴裏もどんな路地もがアスファルト化されてみると、拭いたようにいつも綺麗なのでしょうか。いまに家の中も土足になる時代が来るのでしょうか。

「十薬も一輪挿しの花として」(若林貰柾矢)

ドクダミなどという言葉の響きにあの香りからついつい避けられがちな花ですが、雨露にあたり洗い清められ白い十字の花は楚々としてかわいいものです。

「乾きゆく十薬の香や母憶ふ」(吉野濃菊)

何度か十薬を収穫して洗って干すという作業を何度かしたことがあります。湿地によく茂るものなので、刈り取ると泥がつくので、それを何度も洗い流します。それを数本ずつ紐で縛って軒に干します。母や近所のおばあさんに頼まれたのですが、それを乾燥させてお茶にするというのですから、干す前には余程綺麗に洗ってやらないと、お茶に石でも入ってはいけないと、結構手間な作業でしたが、その後干された物は渡してしまうので、どんな味のお茶なのか飲んだこともないので知らず、どんな効き目があるのかも問えぬまま、もう二人とも居なくなりました。あの苦労は何だったのだろうかと。ふとそんなことも、十薬の清楚な白さを見るとどうでもいいことだと言っているようです。

「十薬の十字聖なる花明かり」(松山寿美)

 

若冲展も人気絶頂の中終わりましたが、その折りに買った本をしまい込むのも気が済まず、未練がましく縮小コピーして切り出しました。以前にしました柴田是真のは凸に切りましたが、今回は凹に切り型染めに生かそうかと思っています。

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Le nom de «plante caméléon» est donné à la variété 'Chameleon' aux feuilles panachées car ses feuilles changent de couleur lorsqu'elles sont exposées à la lumière, passant du vert au rouge.

Elle est utilisée en aménagement paysager, elle reste très basse et présente un grand intérêt décoratif par les teintes vives de ses feuilles. Les tiges et surtout les feuilles dégagent un curieux parfum acidulé et poivré lorsqu'on les froisse ; les fleurs très nombreuses sont disposées en épi conique, elles ont à leur base un involucre blanc ressemblant à des pétales.