切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

団扇①

「器ごと光ってをりぬさくらんぼ」(小川みゆき)

店頭にキラキラ朱色の粒が並びだしました。「佐藤錦」の銘柄が光りますが、果物のダイアモンドでしょうか、高貴な香りがし、仕方なくアメリカンチェリーで凌ごうかと。

「二卵性双生児三文安さくらんぼ」(安挟夫佐恵)

読みは、「にらんせいそうせいじ」では字余り、「にぬふたり」を読み仮名がついているのだそうです。二つ並んだ粒を双子と見立てたり、見ようによれば夫婦にも見える時はさてあるでしょうか。

「恋文の起承転転さくらんぼ」(池田澄子

恋文でなくとも、女性とはいつも起承転転だと、言えばこれもセクハラになってしまいますか?少なくとも、私はいつも起承転転です。

さくらんぼ笑で補ふ語学力」(橋本美代子)

笑みの似合う人は得。語学力すら補うでしょうか。それがまた語学力習得の妨げにもなるでしょうか。サクランボは不動の笑みですね。

「仏壇は要らぬさくらんぼがあれば」(小西昭夫)

季節限定、うっかり通り過ぎぬようにお供えしようと思います。

 

奈良団扇というのをテレビで紹介していたのを見て、季節に合わせ私も挑戦してみることにしました。「大人の塗り絵」の流行で本屋さんにも沢山の本が並ぶようになり、好きな柄の本を数冊買い求めまして、それから図案を取っています。塗り絵は線画なので、凹凸の選択で悩むことがないので、参考にしやすいです。試に一つ作ってみましたが、最終、ケント紙を重ねてカットした二枚の紙をずれないように張り合わせましたら、折角の細かくカットされた模様が団扇の骨が邪魔をして透けなくなりました。

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途中経過。

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ここまではよかったのですが、一端張り合わせるとf**;

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光に翳すといいのですが、団扇は仰ぐものですから...

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Si un homme est souvent malade, et qu'ayant mangé une cerise, il soit enrhumé le lendemain, on ne manque pas de lui dire, pour le consoler, que c'est sa faute.