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切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

団扇③

「雨あとの土息づくや茄子の花」(松本一枝)

梅雨などという言葉とは思えぬ豪雨で被害が多大になっている地域の方を思うと、早く夏到来を願うばかりですが、今夏の猛暑は長引くとか。日照りが続くと水やりの大変な茄子にはご機嫌の日々。何とも自然とは人間には身勝手に思えてなりませんが、あちらもまたさぞや不本意に思っておられるのでしょうね。

「うつむき雨やり過ごす茄子の花」(向山雅子)

まさに、自然の摂理です。

「遠き日の母の一言茄子の花」(大久保寛子)

思うようにいかない事があり、母に愚痴をこぼすと必ず母が言っていた事。茄子の花を見ては思い出す人も多いでしょうね。『親の意見と茄子の花は千に一つも仇はなし』「一日も無駄な日はなし茄子の花」(橋本幹夫)

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この写メは明治通り沿いに植えられた街路樹の隙間で家庭菜園をされている方の野菜です。猫の額とはこの事でしょうね、占有面先は一畳どころかA3サイズ。そこにトマトに茄子に紫蘇。よく見れば、サトイモまで植わっていました。

「控え目に暮す幸せ茄子の花」(加藤八重子)

投票率72.1%が全てを物語っているような結果だったのでしょうか。世界の覇者United Kingdom「大英帝国」の面影が孤立で終わるのか、大いなる余波を生むのか。茄子の花になるには...フランス大統領選挙へのルペンの花になるのでは?

「欲を捨て粋し晩節茄子の花」(玉置かよ子) 

思い切って、柄の凹部分の多い図柄を切ってみました。団扇ですので、余りに穴が空きすぎると風が来ないかと思いましたが、骨が細かく入っているので大丈夫のようです。

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“On étouffe les clameurs, mais comment se venger du silence ?”