切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

セロファン色付けシリーズ:フクロウ②

 「秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」(藤原敏行

先日、テニスボールを当てて落としたという銀杏の実を沢山頂きました。空っ風に吹かれて落ちた実とは違い、まだ夏日と思わしき陽射しの中で熟れた実は固く、中の硬い殻に辿り着くには一苦労でしたが、炒りあげた実は秋に相応しい味わいでしたが、何とも風情のない秋便りです。

「案の定時雨るることも忌日かな」(稲畑汀子

10月12日は芭蕉の忌日。時雨の句が多く、10月の別称から「時雨忌」または「翁忌」「桃青忌」などと呼ばれているそうです。残念ながら、今日は秋晴れです。まだまだ秋深まるというより暑さぶり返すのでしょうか。

芭蕉忌や風雅の心持ち寄りて」(稲畑汀子

どんな風雅を取り込みましょうか。栗にむかごに、キノコと、食い意地だけになりそうです。

 

フクロウの絵柄に鳥かごを思わせる額だなっと思い、ミニサイズも買っていましたのでそれに合わせた大きさに切ってみました。余りにぴったりのイメージだったので再度同じ額を買い求めに行きましたが、もう売っていませんでした。切り絵の絵柄を決めるのに、まず先行するのが額です。額を決めてから、サイズに合わせて図柄を決めて切り出すとあとの作業が楽になります。でも、やりたい図柄が先行すると仕上がってから額を探すと適切な大きさあが見つからず苦労するので、常に外出すると額探しです。

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“Il n’y a point naturellement pour l’homme de médecin plus sûr que son propre appétit.”