切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

クリスマスカード④

「古火鉢廊下に並べある寒さ」(大和あい子)

昔の佇まいには縁側というのが間取としてついていたように思うのですが、いつからなくなってしまったのでしょうね。旅館などでは、未だに籐の椅子が置かれてあったりするのでしょうか。建て替える前の実家には必ずその南に面した廊下には使われなくなったというのにいつまでも隅に火鉢が置かれていたような気がします。

「喪の客の口滑らかに大火鉢」(堀義志郎)

蔵の中には火鉢が何個も眠っていました。葬式などがあると一斉にそれが三間続きの部屋に並べられるのでしたが、一体あれはどうなったのでしょうね。仕舞われた火鉢に、はじめ火を起こすと嫌な臭いがしたものです。使われないと、猫のトイレになっているからなのでした。そんな匂いだけが火鉢というと蘇るとは。

「いつのまに庭のオブジェの大火鉢」(能斑研三)

姉は貰って帰ってメダカを飼っていましたでしょうか。

「話すことなく撫でゐる桐火鉢」(岩下芳子)

こんな情景が似合うと言えば杉村春子でしょうか。手炉、手焙などという季語も廃れていくのでしょうが、カイロでなく手ばかりか話の隙間を埋めるのに大事な小道具でした。パソコンを打つのに、先のない手袋が必需品になって来ました。

 

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Le hibachi (火鉢, « bol à feu » ?) est un dispositif traditionnel de chauffage japonais. Il consiste en un contenant de forme ronde, cylindrique ou en forme de boîte. Ouvert sur le dessus il est fait, ou au moins tapissé en dedans, d'un matériau résistant à la chaleur et est conçu pour contenir du charbon de bois incandescent.