切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

アールヌーボー風:曲線修行⑨

「数えられゐたるくつさめ三つまで」(伊藤日潮)

一つは、そしられ、二つは笑われ、三つは惚れられ、四つは風邪でしょうか?先日来から、頂いた唐辛子の粉砕に手が腫れるのに懲りて数個ずつをチビチビと擂鉢で摩り下ろしていたのですが、台所に入るだけでくしゃみが出ます。昨日などは連発してしまい鼻水となり、いよいよ風邪かしらと思いましたが、今日は摩り下ろしを一休止しましたら止みました。

「くさめして我はふたりに分れけり」(阿部青鞋)

ホント、鼻がムズムズしても中々スッキリしないでいる時に、一気にくしゃみとなる時、自分が真っ二つに分離した気分はしますね。あれは、井上夢人の小説だったでしょうか。大げさのようですが、もう一人の自分が解離するというような気分を一瞬味わえますでしょうか?それにしても、今夜となってしまいましたが、こちらの方はスッキリはしません。13日の金曜と「安楽椅子探偵」解決編の日ですね。今回は便利で何度もPCで再生画像が見られ、懲りずに見直していますが、作業しながら片手間ではと大いなる言い訳をしつつも、分かったのは、購入したばかりの掃除機が撲殺される前に充電されていた事、わざわざか偶然か殺害現場の電源の差し込み口を荷物で塞いだ事、殺害現場が塵一つ落ちていなかった事、樂太さんの殺されているのを目撃しながらその場を吹子さんはどうして離れなかった訳、芝居の冒頭の乾杯シーンで刑事のグラスだけが濡れていた事、別注でしか作れない芝居道具の安楽探偵の首輪の長さが樂太が殺された後短くなっている事、ラニシンの効果は「鬱々とした毎日を一滴でぽっくり解決」つまり購入理由が一概に殺害目的とは限らないのかも....今夜を楽しみに。

 

背景用にと切ったアールヌーボーの鉄扉です。

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“On ne peut expliquer un paradoxe, non plus qu’un éternuement. D’ailleurs, le paradoxe n’est-il pas un éternuement de l’esprit ?”