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切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

アールヌーボー風:曲線修行12

「寒晴れや振って叩いて蜜の瓶」(林昭太郎)

こう冷えますと、蜂蜜がコチコチに固まってしまいます。瓶をひっくり返したぐらいでも、そう簡単にはお出ましにはなりません。うちの朝供える仏飯さんは、義母の好物のトースト一片ですが、それに掛ける一滴の蜜出しに苦戦します。

「読まず書かず寒の底抜け晴たまひ」(千田百里

カイロを背中に二つ貼り、手の中にもカイロを持っているにも拘わらず、手を出しもせず、「どなたか本のページめくって下さらない?」、何とも怠け者もで、事は停滞するばかりです。

『みんなを照らす太陽も たまには休んで 月にもなりたいと 思う時もあるはずだと わかる人で ありたい』(岩崎航)

今朝の「折々のことば」から。さて、寒の思いは、「嫌われ続け、暖になりたし」と嘆いているのでしょうか。それとも、「もっともっと」と強気でしょうか。庭のほうれん草が雪と寒風に当たり、昨晩は一段と甘みが増していたような気がします。冬野菜はやはり寒風になってこそ美味しさが増すのですね。寒様ありがとう。嫌ってばかりいては罰が当たりますね。

 

エゴンシーレ第四弾。背景には前回の鉄柵切り絵をかぶせてみました。

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La conversation d’une femme qu’on aime ressemble à un sol qui recouvre une eau souterraine et dangereuse ; on sent à tout moment derrière les mots la présence, le froid pénétrant d’une nappe invisible ; on aperçoit ça et là son suintement perfide, mais elle-même reste cachée.