切り切りMme

自作の切り絵を紹介する

組木細工柄③-1

「旗立てて古りし傷撫づ建国日」(長かずを)

平成も来年は30年。姪に、昭和64年1月2日生まれの子が居ます。いつも、彼女の事を思うと、ついつい可哀そうになるのですが、今の世代には昭和も平成も境目は気にならないのでしょうかしらね。西暦でしか感覚がなくなってきているのでしょうが、どの世代を境にするのか、必ず昭和で換算しないと気が済まない世代があります。でも、一体、以下の歌を口ずさみ、紀元節などとの賜れる人はどれだけになったのでしょうね。

>笛もて雲に聳ゆる高千穂の 高峯おろしに草も木も 
>なびき伏しけん大御代を 仰ぐ今日こそたのしけれ

年四回、四方節(1月1日)紀元節天長節(4月29日)明治節(11月3日)この四大節には、よそ行きをして登校し、斉唱して紅白饅頭を貰って下校する、各家の軒には日章旗がはためく、そんな昭和の時代ははるか彼方となりました。

「豆ふ屋の笛持て建国の日の暮るる」(岡崎光通)

幼き頃、留守番を頼まれると、やらされるのが豆腐屋の買い物。と言っても店屋に行くわけでなく、「とうふー」の呼び声と共に笛の音で家の前を通りがかる屋台を引いた豆腐屋さんを呼び止めて豆腐や薄揚げに納豆を買うのです。通り過ぎないように、耳を澄ませて、笛の音がすると、慌てて台所に伏せてあるアルミの空鍋を持って外に出ます。今のようにプラスチックの入れ物などに入っているのではなく、水に漬けてある豆腐を掬い取り、「へぎ」という薄く剥いだ木の板にくるんでくれます。

ほんのり木の香りがするこの「へぎ」というのも見かけなくなりましたね。紅白饅頭にも敷かれていましたが、あのへぎにこびり付いた餡子をこそげ取るようにして食べたものでしたが.

「忠義てふはるかなる死語紀元節」(塩路隆子)

 

秋田組木柄の繊細さに惹かれ、もう少し踏み込もうと細かい柄を選んでみました。

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Le Kenkoku kinen no hi (建国記念の日?) célèbre le jour de fondation mythique de l'État japonais. Il a lieu tous les ans le 11 février. C’est un jour férié, reporté au lendemain si ce jour tombe un dimanche, conformément à la loi. Autrefois appelée Kigen-setsu (紀元節?, jour de l’Empire), cette journée fut officiellement instituée en 1872 puis supprimée après la Seconde Guerre mondiale. Les hasards de l'histoire firent que le 11 février fut le jour où le général américain Douglas MacArthur proposa la première version de la Constitution du Japon.